長期間にわたるステロイド薬の使用で脳の構造が変化する可能性、ライデン大学医療センター研究報告
■ステロイド薬の使用で脳の構造が変化する可能性
長期間にわたるステロイド薬の使用によって、脳の一部の領域が縮小あるいは拡大するなど、脳の構造が変化する可能性があることが、ライデン大学医療センター(オランダ)のMerel van der Meulen氏らの研究で示された。
研究結果は、「BMJ Open」に2022年8月30日発表された。
ステロイド薬とは、副腎で作られる副腎皮質ホルモンの一つを化学的に合成したものである。
ステロイド薬の成分であるグルココルチコイドには、抗炎症作用、免疫抑制作用、血管収縮作用などがあるため、さまざまな疾患の治療に用いられている。
今回の研究は、英国の大規模バイオバンク研究であるUKバイオバンクの一環で収集されたMRIのデータを用いたもの。
UKバイオバンクでは、英国の50万人以上の住民を対象に遺伝情報と健康に関する情報を定期的に収集している。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
@DIME 2022.09.13
https://dime.jp/genre/1463497/