私は、ワクチン反対派ではありませんが、イベルメクチンはそんちょそこらの
新薬より遙かに新型コロナに効果がありそうです。
イベルメクチンは、SARS-CoV-2の3CLプロテアーゼ阻害作用があるという
だけではないからです。
イベルメクチンは、ACE2への結合を阻害するという研究論文があります。
https://link.springer.com/article/10.1007/s11224-021-01776-0 これは、2021年4月12日に発表されました。タイトルは、
『イベルメクチンおよびレボサルブタモールとSARS-CoV-2のスパイクタンパク質
との結合メカニズム』というものです。レボサルブタモールという薬剤は比較のために
用いられたものです。論文には、下記の結論があります。
「イベルメクチンは、SARS-CoV-2がヒトACE2を介して人間の細胞に侵入するのに
適した阻害剤となり得る。3つの異なるコンピューターモデリング技術により、ヒトACE2
が結合するスパイクタンパク質の活性部位において、イベルメクチンがレボサルブタモール
よりも安定していることが明らかになった。したがって、イベルメクチンは、SARS-CoV-2
がヒトACE2を介してヒト細胞に侵入するのに適した阻害剤となり得る。」
ということです。イベルメクチンが予防的にも使える可能性がさらにたかまったということ
でしょう。
シオノギのS-217622、ファイザーのPF-07321332、トドスのトルロビルNLC-V-01
メルクのモルヌピラビルなどの経口薬には、このような作用は期待できません。