幼女・少女を模した2次元エロのことだ。ドイツをはじめ多くの国では、たとえ2次元であっても、幼女や少女を虐待する表現物が流通するのは難しい。それが日本では堂々と販売されていることに言葉を失う思いになったという。さらに、男性向けのマスターベーショングッズの多様さ、その暴力性にもショックを受けたとも話してくれた。
「例えばどんなものがありました?」と、おそるおそる深掘りしてみると、思い出すのも気持ち悪いという感じで、彼女が見たものを話してくれた。
女性への暴力性を正当化するような商品
「脳みその形をしたものがありました。そこに男性器を入れて使うものです。幼女の足の裏に穴を開けた商品もありました。小さな女の子の体が全てパーツにわかれていて、全てに穴をつけています。それが商品として売られていること、そのことが問題にならないことに衝撃を受けています」
同行したスタッフは男性向けアダルトショップで長年勤めてきた経験もあり、ある程度“免疫”はあるほうだ。それでも「どんどん酷くなっているような気がします」と言った。そのスタッフによれば、2000年代ごろから足の裏に穴を開けたマスターベーショングッズはあったという。ただ昔は成熟した女性に「踏みつけられる」というイメージが中心だったのが、最近は明らかに幼女のカラダに侵入するモノに変わったという。