長野県佐久市の小学校に勤務する教諭の男が、徳島県に住む少女に、18歳未満と知りながらみだらな行為をしたとして警察に逮捕されました。
徳島県の青少年健全育成条例違反の疑いで5日逮捕されたのは、住所不定で、佐久市の中込(なかごみ)小学校に勤務する教諭の工藤勇一(くどう・ゆういち)容疑者・49歳です。
佐久市教育委員会によりますと、工藤容疑者は2022年8月中旬から9月中旬にかけて、徳島県に住む18歳未満の少女と、ホテルで3回みだらな行為をした疑いがもたれています。
佐久市教育委員会は午後4時半から会見を開き、事件の概要を説明しました。
休日などを利用して徳島県まで車で移動し、少女に会っていたという工藤容疑者。調べに対し、容疑を認めてるということです。
男の勤務態度について校長は「極めて熱心かというとそうでもないが、通常通りあたっていた」と話しています。
一方、工藤容疑者は前任の小学校では「言葉遣いが悪い」などして、教育委員会から2度(口頭注意、訓諭)指導を受けていたということです。
また、公務員でありながら、警察からは住所不定と発表されていました。
学校は保護者に向けて、今後の対応を説明する予定で、児童の心のケアにも当たりたいとしています。