
『御言選集』からは、文氏の持つ偏った歴史観も垣間見える。
〈日本の天照大神のルーツは韓国にある。百済の2番目の女王が日本に逃げてきて、天照大神になったんです〉(第239巻より)
〈西郷隆盛のような人も九州人だったので韓国人だったんです。吉田松陰という日本の啓蒙家も韓国人でした。
それを知っていますか? 彼らの先祖が韓国と大陸につながっていたからです〉(第377巻より)
〈明治維新以前の日本人は野蛮人でした。苗字もありませんでした。
(略)それを吉田松陰を中心として訓練、教育したのは韓国人なんです。西郷隆盛も韓国人です〉(第444巻より)
朝鮮半島と地理的に近い地域出身の人々のルーツは朝鮮半島にある、だから薩摩や長州の人々も韓国人であると文氏は主張しているのだ。
信者との間で様々なトラブルを引き起こし問題となっている献金について語った記録もある。
〈自分の財産は必要ではありません。全部売って投入しなさいということです。一文無しになっても、
神様の力で生きることができます〉(第318巻より)
〈日本責任者はここに4億ドルを補充しなさい。(略)献金を出すのを急き立てたのか?
2000人ずつ連れてきたら、一人あたり100万ドルだといくらになる? 20億ドルになるんだ。20億ドルがいま私に必要だ〉
(第375巻より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/69847ac8e5f66b7c4302aeceb50ca9d4f7a75035