AV出演被害防止・救済法を詳しく解説 裸の映像どう消せる? | NHK | News Up | ジェンダー
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220925/k10013821581000.html
(前略
東京都内で活動するNPO法人「ぱっぷす」。
ネット上に性的な映像をさらされた人などの支援を行っています。
深夜の繁華街に出向き、若者に声をかけるのも活動の1つ。
そのとき見せるのがこのチラシです。
「飛びたい、辞めたい、消したい」
つらい現状から逃げ出したい、今の生活を変えたい、そして、裸などネットに流出してしまった映像を消したい…。
もしそうした悩みがあれば相談にのるよ、というメッセージです。
最近、多いのは「消したい」を選ぶ若者。
個人で撮影した映像がネット上で拡散したケースが多いといいます。
NPO法人ぱっぷす代表 金尻カズナさん
「パパ活などで撮影に応じたものや性風俗産業に従事している方が知らない間に撮られたものが、アダルト動画としてネット上に拡散してしまうという被害が頻発しています。
そこには児童ポルノもあり、アダルトビデオもあり、リベンジ動画※も含まれています」
※交際相手などの裸の映像を流出させたもの
新しい法律では、個人で撮影した映像であっても、法的根拠をもって投稿者やプロバイダなどに強く削除や配信停止を求めることができます。
法律ができてからは、削除の要請をすると、ネットから映像が消えるのが早くなったと感じているといいます。
金尻さん
「これまでは“お願いベース”で削除を要請してきましたが、今回法律が整備されたことによって、かなり強力な抑止力として使うことができるようになりました。ゲイビデオも含まれることになるので、男性の被害者も救済されると思います」
(後略