
いまから27年前の1995年(平成7年)3月31日は、プレイステーション用の『鉄拳』が発売された日。
『鉄拳』は、ナムコ(当時)から発売された3D格闘アクションゲーム。
数多ある同ジャンルのゲームの中でも絶大な人気を誇る『鉄拳』シリーズの記念すべき初代作品だ。
4つの攻撃ボタンにキャラクターの両手足が対応しているのがユニークで、ガード不能技や10連コンボといった『鉄拳』ならではのシステムも1作目から存在。
本シリーズはとくに海外での支持が圧倒的でゲーム大会などのイベントでは非常に大きな盛り上がりを見せている。
1994年12月にアーケード版が先行して登場していたが、それから3ヵ月ちょっとの遅れでプレイステーションでも移植版が発売。
これには多くのゲームファンが驚かされたのではないだろうか。
というのも、当時の移植版というのはかなり遅れて発売されるのがふつうで、わずかな期間しか待たずに遊べるというのは相当なスピード感だった。
プレイステーションの互換基板を使って開発されたタイトルだったというのは後から知ったことだが、当時の筆者としてはとにかく早く遊べてありがたかった記憶がある。
初代『鉄拳』の登場キャラクターたちはとにかくインパクトが凄まじい。
現在はどのキャラクターもかっこよく描かれているが、初登場時は濃い顔と誇張された髪型などで誰しもがかなりの衝撃を受けたに違いない。
三島一八やジャック、吉光あたりはギリギリセーフでも三島平八の髪型にはやられてしまった人も多いはず。
クマなどは本物のクマだし、デビルカズヤにいたっては「何これ!?」と言葉を失った人も多いだろう。
プレイステーションの移植版は追加要素が多いのも大きな特徴。
以降も恒例化&パワーアップしていったので、豪華なおまけモードを楽しみにしていた人も多かったんじゃないかな。
1作目では、メインキャラクターたちのエンディングムービーが追加。
これを見たいがために全キャラクリアーした人もいただろう。
リー・チャオランやアーマーキングなどのメインキャラクターごとに異なる中ボスのほか、ボスだった三島平八や隠しキャラのデビルカズヤも使用可能と、アーケード版よりプレイアブルキャラクターがかなり増加していたのがうれしかった。
筆者的にはニーナのコマンド入力による関節技が斬新だったのでよく使用していたのを覚えている。
お気に入り過ぎて、ファミ通のバイトの応募に『鉄拳』の作文を書いたので個人的にも思い出深い。
10連コンボなんかも各キャラクターでかなり練習した記憶がある。
https://s.famitsu.com/news/202203/31256262.html
![今日は「鉄拳」がプレイステーションで発売されてから27年目。絶大な人気の初代作品で、日本が誇る3D対戦格闘アクションゲームの金字塔 [565880904]->画像>3枚](https://rz.anime-tube.win/pic.php?http://i.imgur.com/zXrJY7g.jpg)