監督交代の可能性が盛んに噂されるマンチェスター・ユナイテッドが次期監督候補の“本命”としているのは、現在パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督なのかもしれない。英紙『デイリー・スター』が伝えている。
先週末に行われたリバプール戦にホームで0-5の歴史的大敗を喫するなど、不甲斐ないパフォーマンスが目立っているユナイテッド。オレ・グンナー・スールシャール監督の立場も危うくなる一方であり、いつ解任されてもおかしくないとも予想される。
解任が決断されたとすれば、現在フリーのアントニオ・コンテ氏やジネディーヌ・ジダン氏などが有力な新監督候補であるとも噂される。だが、クラブにとっての本命は以前から変わらずポチェッティーノ監督であるとも伝えられている。
2018年12月にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任した時点で、ユナイテッドは当時トッテナムを率いていたポチェッティーノ監督の招へいを計画し、暫定的にチームを引き継いだスールシャール監督は“繋ぎ”となることが想定されていたという。だがポチェッティーノ監督の就任は実現せず、そのままスールシャール監督が現在までチームを率いている。
ポチェッティーノ監督はその後トッテナムに解任されたあと、今年1月にPSGの監督に就任した。だがユナイテッドは現在でも、そのポチェッティーノ監督を「ファーストチョイス」として狙い続けていると報じられている。
リオネル・メッシらを加えた豪華メンバーが十分に力を発揮しきれていないPSGも決して順風満帆というわけではないが、リーグアンでは首位を独走するなど結果を出しており、すぐに監督を替えるような状況ではない。ポチェッティーノ監督は2023年までの契約を残しており、ユナイテッドが引き抜きを望んだとしても容易ではないかもしれない。
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