まず、オーストラリア選挙管理委員会が例として挙げている2010年の下院(小選挙区)の例を見てみましょう。
■1回目の集計(有効投票64859、32430票で過半数)
・ウィルキー(無所属)13788
・ジャクソン(労働党)23215
・バーンズ(社会主義者同盟)856
・シンプキンズ(自由党)14688
・クーサー(緑の党)12312
当選したのは誰だったと思いますか?
答えは、ウィルキーさんです。これは「1回目の集計」で、最終的な得票は33217票。2位のジャクソンさんの31642票を上回りました。
どうしてこんなことが起こったのでしょうか。
その結果、得票が過半数に達した候補者がいれば、当選です。まだ、いません。
次に除かれるのは、得票数がバーンズさんの次に少なかったクーサーさん。「クーサーさんの次に好ましい」候補に、票が流れます。
この時点でのクーサーさんの得票には、(a)クーサーさんを「1」とした票と、(b)バーンズさんを「1」・クーサーさんを「2」とした票、があります。
(a)なら「2」が付いた候補者に、(b)なら「3」が付いた候補者に、票を割り振ります。
こうやって、得票が過半数となる候補者が出るまで、同じ作業を繰り返した結果が、「最終的な得票」になります。
この場合では、最後となる4回目の集計で自由党のシンプキンズさんの票がウィルキーさんに多く割り振られ、ジャクソンさんを逆転したというわけです。
ただ、現実には1回目の集計で1位だった候補者が当選することが多いようです。
こんなオーストラリアの制度は、いちばん意中の候補が当選しなくても、「その次(または次の次)の候補」が当選する可能性があり、せっかくの投票がむだになる「死票」を減らす仕組みと言えます。
有権者が「当選させたくない候補」も意思表示できる仕組み、とも言えます。「絶対に当選させたくない」と思った候補を最下位にしておけば、自分の投票はその候補に回ることはありません。
オーストラリアで総選挙が始まったのは1902年です。当初は日本と同じく最多得票の候補者がそのまま当選する仕組みでした。
現在のやり方が導入されたのは1918年。当時は労働党が勢力を伸長してきたころで、得票が分散して当選が難しくなった保守系の政党が協力して選挙制度を改正しました。
死票を減らして有権者の意見を幅広く反映しよう、というより、もともとは党利党略の産物だったようです。
こんなもん目立つ奴が消えて一番地味な奴が当選するだけの欠陥制度やんけ
たとえば、ある州(改選議席12)で130万票の有効票があったとしましょう。
クオータは「(1300000÷13)+1」で、100001票。これが当選に必要な数になります。12人が「クオータ」を獲得すれば、残った票(99988票)では当選ラインに達しないからです。
候補者の得票は「線の上」と「線の下」の合計になります。
まず、「線の上」の「1」を数えます。この場合、各党が設定した「名簿1位」の候補がすべての票を得ます。さらに、「線の下」(候補者別)で、「1」の得票を数えます。
この合計が「クオータ」に達した候補は当選となります。
国ごと中国に乗っ取られかけてた時点でね…
中国の管理監視社会のほうが優れているという証左にしかならん
例として、★★党の候補者Aが25万票を取ったとします。Aは100001票のクオータを上回ったので当選です。
次に、Aの得票のうち、クオータを上回った分の得票を、「2」が付いたそのほかの候補者(「線の上」の投票の場合は、★★党の「名簿2位」の候補者)に配分していきます。
ただ、25万票のうち、どれがAを当選させた100001票で、どれが配分される余剰票の149999票なのかを、区別することはできません。「2」に付けた政党や候補者は様々でしょうから。
そのため、Aが取った25万票全体の「2」を数えたうえで、計算上、矛盾なく1票の価値を減らして配分ができる係数(小数点以下8桁まで)を算出します。
その式は、
余剰分の票÷当選者の全得票
となります。
この場合、
149999÷250000=0.599996
がその係数です。
たとえば、25万票のうち、候補者Bを「2」とした票が100000票あったとすれば、Bに配分されるのは、(100000×0.599996=59999)票となります。同じように別の候補者に配分される票数も計算します。
こうして配分した結果、クオータに達した候補が出れば、当選です。議席が埋まるまで、同じように余剰分の票を配分していきます。
これを繰り返していくうちに、全議席が埋まる前に、余剰分を配分してもクオータに達する候補が出ない状況になることがあります。その場合、下院と同じく、その時点で得票が最下位の候補者を除いて、優先順位が「2」の候補者に、得票を振り分ける作業を繰り返していきます。
最終的にこれらの作業は数十回に及びます……。
順位制はともかく投票義務化はアリだな
日本でも憲法12条を根拠にできるだろ
移譲式とかいうやつだっけ?
いい制度だけど複雑なのがネックなんだよね
中国に大量に政治家が買収されてたらどんな選挙も無意味
クソ面倒くせーな
手作業だと絶対無理だろこれ
そしてジャップランドではシステム化も当然無理だ
共産党議員なんかは一番上か一番下になるだろうから、一回目で当選できなかったら終わりだろうね。
システム化は投票の秘密と不正防止の兼ね合いが難しそう
電子化したらしたで「不正なプログラムが組み込まれてる」とか陰謀論出るのが既に予想できる
ここ投票所でソーセージとか焼いてて投票すると飲み食いがタダで出来るらしいよ
政府援助付きの日曜祝日ランチパーティーなんてのはアメリカだってやる
OGの何がやばいって移民国家だから敵性の移民を排除できないこと
ムスリムやら中国人が跋扈してても止められないよ
不正選挙対策の大量監視カメラ&その生配信・生放送と国民が政治を学ぶ義務は有るのかい?
すり替え不可能(運搬に民間業者使うな)かつムサシORグローリーみたいな機械も一切使わず全て手作業での開票。
全ての投票用紙は最低10年間保存。
開票作業が完全に終わるまで速報&出口調査禁止。
お金で票が買えるような電話ハガキの選挙活動とかやってないだろうな?