ボーガンを有害玩具に指定、福井県
兵庫県宝塚市4人死傷事件受け
6月に兵庫県宝塚市で家族ら4人がボーガンで撃たれ死傷した事件を受け福井県は8月5日、
県青少年愛護条例に基づきボーガンを有害玩具刃物類に指定した。18歳未満への販売、貸し出しを禁止し、
違反した販売店などには30万円以下の罰金が科される。
ボーガンは現在、銃刀法による規制の対象外。事件以降、7月末までに兵庫県など6県が同様の規制を決めるなどし、
現在福井県のほか19県が指定している。兵庫県は全年齢を対象に所持を規制する条例も検討している。
福井県の有害玩具刃物類の追加は、東京・秋葉原の無差別殺傷事件を受けダガーナイフなどの特殊ナイフを指定した2008年以来。
4日に開かれた県青少年愛護審議会で出席者全員が規制に賛成した。インターネットを介した販売なども対象となる。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1139308