巨人がプロ野球史上初の通算6000勝を達成した。1―2の7回1死二塁、吉川尚が
右越えに逆転2ラン。8回を中川、9回をデラロサが無失点で
締めた。原監督は「初戦に勝ったのは非常に大きい。86年目を
迎えるジャイアンツで、色々な先輩がつないで、我々が(6000勝を
)刻めて光栄。6000勝という数字に、ジャイアンツの重みを
感じています」と振り返った。
巨人先発・菅野は3回、阪神先発・西勇に左翼ポール直撃の先制本塁打を喫した。
4回2死二、三塁から中島の遊撃内野安打で1―1に追いついたが、
5回1死二塁から再び西勇に適時二塁打を許した。しかし7回、
阪神2番手の岩崎を攻略して逆転に成功した。
菅野は150キロ超の直球に加え、キレのある変化球で7回を
6安打2失点8奪三振と粘投。自身6度目の開幕投手で、
別所毅彦(51、53、55、56年)、斎藤雅樹(93〜96年)に
続く球団タイの4勝目を挙げた。
「2番・遊撃」でスタメン出場した坂本は7回に左前打を放ち、
2000安打まであと115本に。新型コロナウイルス感染から
復帰して開幕に間に合わせ、守備でも軽快な動きを見せた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2009c79ef141b0d55ee487204bd345baf2d4440d