違法マスク800万枚を売って110億ウォンを手にした製造会社の代表を逮捕
武漢コロナウイルス感染症の拡散に乗じて不法マスク800万枚を作り、
110億ウォンの不当利益を出した疑いが持たれている製造会社の代表が拘束された。
検察によると、ソウル中央地検保健用品流通撹乱事犯専担チーム(チーム長=チョン・ジュンチョル反腐敗捜査2部長)は
先月27日、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)でマスク生産会社を経営しているイ某容疑者(58)に対し、
薬事法・租税犯処罰法違反などの疑いで逮捕令状を請求した。
ソウル中央地裁は1日、イ容疑者に対する逮捕前の被疑者尋問(令状実質審査)を開いた後、
「証拠隠滅の恐れがある」として逮捕令状を発行した。
李容疑者は息子が取締役を務めているB社から製造業申告と品目許可を受けていない
不法マスクを800万枚供給してもらって流通させた疑いが持たれている。
この過程で李容疑者が110億ウォン台の不当な利得を得たというのが検察の判断だ。
イ容疑者は取引の内訳を税金計算書などにきちんと反映していなかったことが分かった。
イ容疑者と共犯で逮捕令状が請求されたB氏は、証拠隠滅と逃走のおそれがないという理由で
逮捕令状は棄却された。
最高検察庁によると、同日午前基準、一線の検察庁で捜査中か起訴した武漢コロナ事件は計382件だ。
このうち、"マスク代金騙し取り事件"が181件、"保健用品など買い占め売り惜しみ事件"は51件だ。
https://news.chosun.com/site/data/html_dir/2020/04/01/2020040105497.html