https://news.biglobe.ne.jp/trend/0213/toc_200213_1767017072.html
“半グレ”文化が定着しそうな大阪で、やや異様ともいえる事件が起こった。
1月31日までに、大阪府警少年課は窃盗の容疑で“半グレ”に憧れる少年らを逮捕した。銭湯の番台に座っている高齢者を騙し、現金を盗んだ疑いで
、18才の少年3人を逮捕、1人を書類送検したのである。
捜査関係者の話によると、逮捕された少年らは、2019年9〜10月に大阪市生野区の銭湯で現金26万円を盗んだ疑いが持たれているという。少年らは高齢者が番台に座っている小さな銭湯を狙い、
「外の自動販売機が詰まった」「自動販売機が詰まった」などと嘘をついて番台から外に誘い出すという手口で犯行を繰り返していたという。
少年らは2017年5月ごろに、大阪で跋扈する“半グレ”に憧れてグループを結成。インターネットなどを駆使して、高齢者が1人で店番をしている銭湯などを探しては、
リーダー格である18才少年の「風呂に行くぞ」という呼びかけを合図に集合していた。銭湯を中心に計12件を事件を起こし、被害総額120万円に及ぶという。
「少年らは大阪の“半グレ”が飲食店を経営しているのを見て、自分たちも溜まり場になるような飲食店をやりたがっていたそうです。大阪府警が余罪を追及しているので、
被害総額は発表している額より増える可能性もあります。一方で
、彼らは家出を繰り返していて、いつも金が足りず、窃盗を繰り返していました。
普段でしたらこのような事件は大きく報道されませんが、“半グレ”がキーワードとなるために記事になりました」(在版スポーツ紙記者)