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AKB48 天国へ旅立った古参ファンに捧げる「ファンレター」熱唱
AKB48が26日、千葉・松戸の森のホール21で、全国ツアー追加公演を行った。ツアーは会場によってツアー選抜メンバーやチーム別など出演者が替わるシステムで、この日はツアー選抜16人が出演した。48グループ総監督の向井地美音(21)は「全国ツアー追加公演ということで、関東ではツアー選抜での初のコンサートです」と喜んだ。
この日は「真夏のSounds good!」「Everyday、カチューシャ」など夏ソングからスタートすると、オープニングからMCを挟まず8曲連続で踊った。ユニット曲では、柏木由紀(28)が所属していたユニット
フレンチ・キスの「カッコ悪いI love you!」を披露。中盤の「ギンガムチェック」、「僕のYELL」では、場内のメンバーをファンが撮影できる時間も設けられた。
この日はアンコールを含めて28曲を披露した。終盤には岩立沙穂(24)が「次の曲は、ある大切なファンの方に向けて歌いたいと思います」と前振りし、ファンへの思いを歌った「ファンレター」を披露した。
AKB48の結成当時からの有名ファンで、21日に死去した通称「カギさん」を指しているとみられ、岩立は「日頃から応援してくださっている1人1人の方々が、私たちにとって大切な存在です。これからも応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。
千葉県では台風15号の影響で、いまだ電力が復旧していない地域もある。開演前に会場のロビーで募金活動を行った向井地は、「今日は会場の皆さん、千葉県の皆さんに元気をお届けできるように頑張ります」と誓った。