自民党の石破元幹事長は、安倍総理が意欲を見せる憲法9条に自衛隊を明記する改憲案について「何も変わらないのなら、優先して取り組むべきは国民生活にかかわる問題だ」との考えを示しました。
「“(憲法9条に)自衛隊を書くだけですよ”ということであれば、本当に何も変わらないのであるならば、それはエネルギーを他に費やした方が良いでしょう」(自民党 石破茂 元幹事長)
自民党の石破元幹事長は、憲法9条への自衛隊の明記をめぐり、安倍総理が「自衛隊の任務や権限に変更が生じるものではない」と述べていることを念頭に、
「何も変わらないのであれば、優先して取り組むべきは国民生活にかかわる問題だ」と強調しました。
一方、安倍総理は11日、自民党の新役員を前に、「長年の悲願である憲法改正を党一丸となって力強く進めていきたい」と述べていて、来月召集の臨時国会で憲法改正議論を加速させたい考えです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3777427.html