立憲民主党は一体、何を目指し、どこに向かおうとしているのか。この枝野幸男代表率いる野党第一党には、政権交代を成し得るという気概も実力も感じられない。一昨年秋の結党直後の期待も勢いも大きくしぼみ、まさに「ネズミを捕らないネコ」だ。しかし、所詮、政権担当能力なぞ望むらくもない。“正体”はやはり隠せないのである。
「反安倍」で鳴らすフリーアナウンサーの吉田照美氏が4月上旬のインターネット番組でしびれを切らすように語った。
「立憲民主、枝野さんはなんであんなんなったのか? 支持率もどんどん下がっている。野党共闘しない限り安倍1強は崩せない。なぜ相変わらずああなのか」
同番組で対談した弁護士の倉持麟太郎氏は「60人くらいの野党第一党を維持するためだけではないのか」と返した。
立憲民主党シンパとされる両氏の嘆きは、この党と枝野氏に募らせる昨今の失望感だった。
同様の思いを抱く支持者は少なくなかろう。しかし、そもそも「買いかぶり」だったのである。支持層が“本性”に気づき始めたということだ。
立憲民主党は一体、何を目指し、どこに向かおうとしているのか。この枝野幸男代表率いる野党第一党には、政権交代を成し得るという気概も実力も感じられない。一昨年秋の結党直後の期待も勢いも大きくしぼみ、まさに「ネズミを捕らないネコ」だ。しかし、所詮、政権担当能力なぞ望むらくもない。“正体”はやはり隠せないのである。
「反安倍」で鳴らすフリーアナウンサーの吉田照美氏が4月上旬のインターネット番組でしびれを切らすように語った。
「立憲民主、枝野さんはなんであんなんなったのか? 支持率もどんどん下がっている。野党共闘しない限り安倍1強は崩せない。なぜ相変わらずああなのか」
同番組で対談した弁護士の倉持麟太郎氏は「60人くらいの野党第一党を維持するためだけではないのか」と返した。
立憲民主党シンパとされる両氏の嘆きは、この党と枝野氏に募らせる昨今の失望感だった。
同様の思いを抱く支持者は少なくなかろう。しかし、そもそも「買いかぶり」だったのである。支持層が“本性”に気づき始めたということだ。
支持率3%
「立憲民主離れ」は数字に如実に表れている。各マスコミの世論調査でもピークは10%台半ばを超えていた政党支持率もこのところ1桁台の低空飛行を続ける。読売新聞が4月1日と2日の両日に実施した調査では政党支持率は3%に落ち込み、毛色が近い共産党と遂に並んだ。
先の統一地方選で立憲民主党は、道府県議選で党籍を持つ現有議席から議席増を果たしたものの、国民民主党と足した獲得議席は前回2015年の民主党(当時)の7割にとどまった。
「民主党政権が失敗したのは自民党から政権奪取するために安易な合併を繰り返してきたからだ」。そう頑なに考える枝野氏の政治哲学は否定しない。「急がば回れ」とばかりに時間をかけて党の足場を固め、政権構想を練り上げる――という枝野氏の筋書きも、民主党政権時代の蹉跌を踏まえてのものだろう。
しかし、政権交代に賭ける本気度、真剣味が伝わってこないのが現実である。野党第一党として政権打倒のために選挙や国会対策で野党共闘を主導することは責務だが、それに冷淡な枝野氏の姿勢は、利己的、独善的と言わざるを得ない。
もともと「理屈は3人前。情はゼロ」(国民民主党幹部)と評される枝野氏だ。そんな孤高の党首を抱き、野党内で「1強」を謳歌してきた立憲民主党が、民主党時代からお得意だった“ブーメラン”に見舞われているのである。それこそが支持率ジリ貧につながっている要因ではないのか。
「純化」路線に固執するあまり、夏の参院選に向け、特に2人区以上での国民民主党など他の野党との共闘体制構築に背を向ける光景は、先の衆院選で排除されたことで幸いにも“希望”をつかんだ「成り上がり政党」が、逆に“排除”というリベンジに動いているように映る。
また、安倍晋三首相の政権運営をことごとく「傲慢」などと攻撃するが、実は枝野氏自身が手を組むべき他の野党に対して「傲慢」になっていると受け止められても致し方あるまい。
枝野氏でイメージダウン
立憲民主党内でも例外ではない。党関係者は「党の重要事項を枝野氏と側近の福山哲郎幹事長だけで決めてしまうケースが目につく。この2人への不満がくすぶり始めている」とささやく。
「看板であるはずの枝野氏が表に出れば出るほど、党のイメージがダウンするように感じる」。党中堅議員もため息をつく。
こうした党内外での空気を肌で感じているのか、枝野氏にも最近、微妙な“変化”がうかがえる。
元首相で立憲民主党最高顧問の菅直人議員 は9日、自身のツイッターに「国民民主党は、政治理念が不明確なので解散し、参院選までに個々の議員の判断で立憲との再結集に参加するのが望ましい」と投稿し、国民民主党だけでなく党内からも批判が噴出した。枝野氏は菅氏を口頭で厳重注意し、10日に国民の玉木雄一郎代表に謝罪した。
枝野氏は17日のラジオ日本の番組で、与党の国会対応について「堂々と審議拒否をしている。登校拒否みたいな話だ」と批判した。だが「登校拒否」の表現で炎上したため、間髪入れずツイッターで、しおらしくおわびと訂正の表明をした。
さらに同番組で枝野氏は、次期衆院選小選挙区で野党候補者の一本化を各党に呼びかける考えを明らかにした。これがニュースになるのだから“驚き”の発言だったのである。
「枝野氏が政党支持率の低下で相当な危機感を抱き始めている証だ。だが、この1年半の枝野氏の上から目線の対応で、とりわけ国民民主党との関係はぎくしゃくしている。枝野氏を信じ切ることはできない」。国民民主党中堅議員はそう指摘する。
そもそも政策・主張においてリベラル色が濃い立憲民主党は、55年体制下で自民党と対峙した社会党とダブる。枝野氏は自らを「保守だ」と強弁するが、JR総連と親密であり、革マル派との関係が国会で取り沙汰された経緯がある。
これから先も政権担当能力が備わることはあり得ないであろうこの党にとって、「政権交代」は絵空事でしかない。ただ野党第一党の座を堅持し、万年野党として自民党とうまくやっていくことが真の“目標”なのではないか。
「立憲民主党の事務局は、自治労や日教組の出身者が仕切っている。保守層からすれば異質な政党であることに変わりなく、今後もコアな支持層しか頼りにできない。前回の衆院選で、野党内で独り勝ちしたのも、『反自公・嫌希望・非共産』票の受け皿となっただけ。その支持層の一部も現実に立ち返り、離れ始めているということだ」(自民党関係者)
いまだに天皇制や自衛隊、日米安保に反対する共産党は、ここ十数年、どれだけ「ソフト路線」に舵を切っても、党勢拡大にはつながらなかった。それは堅い鎧の下に覆い包む「革命政党」の本性を、多くの有権者に見抜かれているからである。
「第2の社会党」に映る枝野・立憲民主党も、共産党と同じ道をたどるかもしれない。だとすれば、この党にとって当面の究極的ライバルは、自民党・安倍政権ではなく共産党である。昭和の時代に近親憎悪とされた「社共」の確執が、令和を迎えて「立共」で再現されるのか。
週刊新潮WEB取材班 代表の枝野は憲法9条改正主義者だっただからな
自分で自衛隊明記の条文まで作ったくらいだし
_ 何をやろうとしてるのかよく分からないからな
「アベ倒す!」で、その後は?
>同番組で対談した弁護士の倉持麟太郎氏は
ここで盛大に吹いたw
共闘しても支持率変わらんだろ
単純に政党として魅力がないだけ
ライバルは山本太郎だろ
野党第一党を争う熾烈な戦いで支持率でも抜かされて立憲民主党は野党第二党に転落しちゃったんだから
自民党と談合しながら野党第1党の地位を維持したいだけだろ
見事に何もやってないよな
ニュースでも国民の答弁が流れること多いぞ
こんなもん嫌儲ではずっと前から言われてることじゃん
枝野はホントに反安倍なんだろうか?
国会議員でも議会では党が違うだけで仲良しは少なくないしプロレスでも普通に飯食ってる
二人そこまで違いもない気がする
慎重で胆力に欠けるのはフルアーマーの時に分かってたけど
これまで立憲民主党に投票してた人って別に立憲民主党の政策には何も期待してないんだよね
単に立憲民主党が野党第一党だったからっていうステータスで立憲民主党に投票してただけ
それが剥がれちゃったら立憲民主党には誰も投票しなくなっちゃうだろうね
「力不足」でしょ
だいたい枝野なんて、直ちに発言でイメージは決して良くない
やってる事が小池と変わらない
排除からの同情で支持を集めたのに自分が排除する側になってどうするよ
枝野に期待されててたのはバラバラになった民主党の再建だよ
立憲は枝野と合わない奴が入ってきてなかったのが最大の強みで
枝野が狼煙を上げて旧民主がワラワラ集まってきたら立憲である意味が無くなる
だから急激に勢力拡大できない体質に元々生まれついてる
まじで野党はどうやって育成すればいいんだよ
現政権と共に日本が落ちぶれたとしても次の選択肢がなけりゃマジで進次郎japanルートだぞ
>>20
山本太郎も今の野党共闘の旗手になろうとすると枝野の二の轍を踏むことになり、
次の選挙の時には今の枝野と同じように「身内」からボロクソに叩かれて、戦犯、追放に掛かられてると思うw。
ま、だから、あれほどいろいろな人が、
どんなに苦しくても、有田、ポリコレ・フェミナチを引き入れてはいけないと言ってたんだけどね。 ま、あえて皮肉な事を言えば、枝野のベストな選択だったのは、
おそらく選挙区の関係で小池・希望のリストから外れた時、
誠心誠意、安倍に頭を下げて、自民入りを認めて貰うのが一番良かっただろうw。
>>10
これ
打倒安倍政権じゃなくて政権取ったらどうするかを言ってほしい そら共産党のカルトに野党共闘とか言われてすり寄られたら、一般人がドン引きして離れるわな
前原あたりを呼び戻して反共リベラル路線で戦おうぜ
>>10
>>34
去年ここでそういうこと言ったらネトサポガーの大合唱だったからな
ほんまこの板狂ってますわ 連合が増税に賛成したとかなんとか。
肉屋を支持する豚そのもの。
これでもう枝野は終わり。
菅をはじめ他の馬鹿どもが税金泥棒してる間フルアーマー装備で一人でずっと仕事してた枝野だけどミンス時代から敵だらけでかわいそうだわ 身内すら仲間じゃない
>>1
記事古すぎ
今は参院の候補者ほぼ全一人区で統一候補決まったろ >>35
反共リベラル新自由主義に入れるぐらいなら
親共中道国民主義のれいわ新選組に入れるわ >>24
国政選挙で立憲民主党が野党第一党であったことはない ゴミンスがウンコのように鎮座する事で
BIを潰し、諸費税増税の責任をうやむやにする
ただの利権者による利権者の為の利権者の政党
後は九条で発狂していたら糞蟲が票を入れてくれて
55年体制ができ、ジャップから民主主義を奪うことが出来る訳だ
まあ先ず野田さんを遠ざけるところから始めたほうがいいよ
それができないなら何やってもダメ
目的が政権交代ではなく自分の肩書きだった、ただそれだけだろう
山本太郎ですら野党で手を取り合おう!と言っているのに頑なに拒否
えだのんは自分の寿命が200年も300年もあると思っているのか?
悪いが俺達はそこまで待てないんだよ だから山本太郎が支持を集めてる
単純明快即効性のある公約の彼がね
枝野応援してるけど
次で奪る気が無いのは分かる
まあ本人も公言してるが…
野党第一党の位置から落ちたらお仕舞いなんだから
もちょっと盛り上げろよ
だって枝野は根本的に保守の人間だもんよ。
本当なら自民党とくっついてもおかしくない。
ただ、革新側の人間にそういう人柱が居ないから、祀り上げられてるだけ。
伊勢神宮に参拝したからって支持を離れるリベラルも意味わからんけどな
>>31
それはもう確定でしょ
爺さんに力なくなると訳わからんガキを傀儡に利用するのはこの国のお決まり 対立軸が沖縄・原発の野党は加齢臭がして無理
老人の医療費負担増を短期間だけ行うとかそういうのでこいよ
やっぱりどちらかと言うと裏方向きの人だった
代表ならどうしたいか国民に分かりやすくビジョンを示す発信力が無いと
twitterで熱心な支持者相手に話してるだけじゃなくてさ
山本太郎みたいに偶には街頭に立って演説してそれをyoutbeに上げるくらいしろよ