http://news.livedoor.com/article/detail/16554759/
●条例では10歳以上の混浴禁止、貸切風呂も介護などの場合に限りOK
検索サイトで「東京 家族風呂」で探すと、ヒットするのは数件しかありません。なぜ都内には貸切風呂や家族風呂が少ないのでしょうか。東京23区、
八王子市、町田市以外の自治体を所管する東京都福祉保健局によると、東京都の公衆浴場条例では10歳以上の男女の混浴は認められていません。
このため銭湯が貸切風呂や家族風呂を設置することはできません。23区や町田市や八王子市の条例もほぼ同じ内容です。
ただし、条例の細則では例外も認めています。介護などの特別な事情がある人の利用に限り、保健所が貸切風呂や家族風呂の設置を認めたケースもあります。
東京都あきる野市にある「秋川渓谷 瀬音の湯」は、2つの貸切風呂があります。都の条例に基づき、10歳以上の男女は混浴できませんが、
高齢の夫婦など男女どちらかの介護が必要な場合、介助する人がTシャツや短パンなど服を着て入浴することができます。
東京都福祉保健局は、「発達障害の子どもがいるシングルマザー(ファザー)の場合も服を着ての利用ならば、混浴に当たらず、大丈夫です」と説明しています。