カンニング竹山「相方の息子とキャンプや旅行に行くのが楽しみ」
「テレビで言いたいことを言っても嫌われないのがすごい」と、カンニング竹山(47)を以前から高く評価していた美輪明宏さん(83)。
その竹山と異色の対談が実現。幅広く活躍する才能を持つ大先輩が、竹山に授けたアドバイスとは?
美輪「私と対談するなんて、不思議だと、そうお思いにならなかった?」
竹山「はい。最初マネージャーから話を聞いたときは驚きました。
でも、“美輪さんと対談するんだ”と妻に話したら、“美輪さんって、あの美輪さん? なんで? 間違ってるんじゃないの!”って。いちばん驚いていました」
美輪「“惚れられてるらしい”って言えばよかったのに(笑)」
竹山「いやいや(笑)。初めてお話しさせていただいたのは、美輪さんがレギュラー出演されている『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)にお邪魔したときです」
美輪「もう7〜8年ぐらい前になりますね。じつは竹山さんの履歴を全然存じあげなくて。
私は面白いと思った方の人生に興味があって、その方の過去の歴史を詮索するのが趣味なんです。どういう方なんですか?」
竹山「僕は東京で芸人になろうと思って19歳で(福岡県から)上京。そこで小学校の同級生(故・中島忠幸さん)と『カンニング』というコンビを組むんです。
それから10年ぐらい売れないまま、東京でやっていたんですけど、30歳ぐらいから、漫才ネタで怒ったりすることがウケ出して、なんとなく仕事が上向きになってきたんです。
でも、34歳のとき、相方が白血病になって……。36歳で亡くなりました。そこからはずっと1人でやってますね」
美輪「その方は今でもずっとあなたを守ってらっしゃるわね」
竹山「その相方の息子は今年で中3なんです。うちは子どもがいないので、その息子と一緒にキャンプに行ったり、
旅行に連れていったりするんですけど、疑似父親体験みたいで楽しいですね」
美輪「お優しいのね」
竹山「いやいや、こっちも楽しいし、勉強にもなるんです」
美輪「とても素敵な物語じゃありませんか」
竹山「そういう感じできてます(笑)」
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