旬を迎える地元特産のアンコウを堪能するイベント「大洗あんこう祭」が18日、茨城県大洗町で開かれ、過去最高の約13万5千人が県内外から訪れた。
特設ステージでは、地元の料理人が名物「つるし切り」を披露。約20キロのアンコウが手際よくさばかれていく様子に歓声があがった。
つるし切りを担当した大洗ホテルの加藤卓志調理長(34)は「アンコウは身がぶよぶよでぬるぬるしている。
まな板の上ではさばきにくいので、ホテルでも伝統的なつるし切りで調理する」と話した。
埼玉県から来た森翔太さん(22)は「生臭くなく、まろやかで食べやすい」と初のアンコウ汁に舌鼓を打っていた。
会場では大洗町を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー」の声優らによるトークイベントも行われ、多くのファンたちの熱気に包まれていた。
http://www.iza.ne.jp/smp/kiji/life/news/181118/lif18111816030009-s1.html