五輪ボランティア、都募集枠は3割しか集まらず
2018年10月25日 11時21分
2020年東京五輪・パラリンピックのボランティアの募集開始から26日で1か月となる。
大会組織委員会が募集し、競技運営のサポートなどを行う「大会ボランティア」(定員8万人)にはすでに5万人以上の応募があり、仮登録者を含めると9万人を超えた。
一方、観光案内などを担う東京都募集の「都市ボランティア」は募集枠の3割にとどまり、都は12月の締め切りに向けてPRを強化する。
大会ボランティアは、競技会場で観客や大会関係者の案内、表彰式の案内役などを担う。
参加条件は「計10日以上」で、当初は「厳し過ぎる」といった声も上がったが、10月22日時点で5万2249人が応募を完了した。
応募サイトへの仮登録者を含めると、定員を上回る9万2920人にのぼる。組織委の担当者は「予想以上の出足でホッとしている」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20181025-OYT1T50053.html