豪雨を「特定非常災害」に指定、政府が閣議決定
2018年7月14日 12時06分
政府は14日午前の持ち回り閣議で、西日本豪雨を「特定非常災害」に指定することを決定した。
豪雨災害の深刻さを踏まえ、被災者の生活支援を充実させる。
安倍首相はこれに先立ち、首相官邸で非常災害対策本部会議を開き、「被災者の権利を守るため、この災害を特定非常災害に指定する」と述べた。
特定非常災害特別措置法に基づくもので、運転免許の有効期間の延長などを可能にする。
当初は週明けの閣議決定を予定していたが、前倒しした。
指定は阪神大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震に続く5例目で、地震以外では初めて。
首相は広島県の被災現場を15日に視察する意向も示した。
西日本豪雨の被災地を首相が訪れるのは岡山、愛媛に続いて3県目となる。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180714-OYT1T50067.html