
AKB48チームKが15日、東京・AKB48劇場で「最終ベルが鳴る」公演の千秋楽を行い、田野優花(21)が卒業した。
AKB屈指のパフォーマーは、自慢の歌唱力とダンスを思う存分に披露し、MCでは「最後だからぶっちゃけるけど、いつもノーブラで公演に出てました」と仰天告白までして、しんみりムードを払しょくした。
ただ、本編ラスト曲「会いに行こう」やアンコールの「支え」では、さすがに感極まって瞳が潤んだ。
その後に12期の同期生や母からも手紙が届くと、もう涙はこらえられなかった。
卒業コーナーでは、ソロで「ジグソーパズル48」を、同期で仲良しの「たのとむコンビ」の相棒武藤十夢(23)とは「だから君が好きなのか」を歌った。
最後は、現役の同期生4人も集めて、「やっぱりしんみりは私らしくないでしょ。皆さんも声を枯らせて帰って〜」と、大島優子の卒業曲だったロック調の「前しか向かねぇ」を、スタンドマイクで飛び跳ねながら熱唱して、完全燃焼した。
「約7年間ありがとうございました。私はアイドルらしくなかったけど、誰よりもステージを楽しんでいた自信はあったし、ファンの皆さんから田野優花の人間性が大好きだよと言っていただけて、本当に何と言うんだろうかな…、まぁ、あとで(ファン向け)メールを送るわ!」と、最後まで飾らない言葉で、感謝を伝えていた。
今後は8月の握手会にまで参加して、女優の道に進む予定だ。
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