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国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発している三菱航空機(愛知県豊山町)が、資本増強をする方向で調整に入ったことが7日、分かった。
MRJの開発遅れで債務超過に陥っており、2020年半ばの初納入に向けて財務基盤を強化する狙いだ。
資本増強は親会社の三菱重工業が主体となって実施する見通しだ。借入金を株式に振り替える「債務の株式化」や増資といった手法が検討されているとみられる。グループを挙げて巨額の開発投資に苦しむ三菱航空機の経営を支える。