楽天、フリマアプリ統合 「フリル」に一本化、名称は「ラクマ」に変更 - ITmedia NEWS
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/07/news053.html
楽天は2月7日、同社が運営するフリマアプリ「ラクマ」と、子会社Fablicが
運営する「フリル」(FRIL)を26日に統合すると発表した。
サービスはフリルに一本化し、名称はラクマに変更する。
統合により運営を効率化し、楽天グループのサービスとの連携強化を通じて
「フリマアプリ業界No.1を目指す」としている。
フリルは日本初のフリマアプリとして2012年にスタート。
ファッションやコスメなどを中心に10〜20代女性から支持を得ており、
2016年に楽天が買収した。ラクマは2014年開始。30代男女を中心に
幅広い層に利用されているという。それぞれ、ユーザー数やアプリの
ダウンロード数は「非公開」としている。
統合は、フリルにユーザーとデータを集約させる形で行う。
フリルユーザーはそのままアプリを利用でき、ラクマユーザーには、
「ラクラクお引っ越しツール」を使ってフリルに移行してもらう。
ラクマは今年3月以降、段階的に機能制限し、2019年中にサービスを終了する。
「販売手数料0円」は継続する。
楽天は両サービス統合により、品ぞろえを充実させ、経営資源も集中させることで、
運営やマーケティングの効率化を図るほか、不正出品物検知の技術やユーザーとの
コミュニケーションに関するノウハウも融合させ、より安心・安全なプラットフォームを構築するとしている。
楽天は「ラクラクお引っ越しツール」を昨年から提供しており、両サービス統合のうわさも出ていた。