安倍晋三首相は28日午前の衆院予算委員会で、外国首脳のパートナーが同性の場合も、
来日時には首相主催の夕食会に招く考えを示した。希望の党の井出庸生氏への答弁。
共同通信によると、自民党の竹下亘総務会長は23日に岐阜市内で開かれた党会合で、
天皇皇后両陛下主催の宮中晩さん会に参加する国賓の同性パートナーの出席について私は反対だ、
日本国の伝統には合わないと発言。翌24日、反省しており、言わなければ良かったと思っていると述べた。
安倍首相は28日の予算委で同性婚をしている外国首脳は既におり、
「そういう方と首脳会談を行ったこともある」と述べ、「基本的にはそういう方がパートナーとして来日された場合には
総理主催の夕食会にはお越しいただければと思っている」と語った。
また河野太郎外相は、12月の天皇誕生日のレセプションや外務省の賓客への対応について
「法律婚、事実婚、あるいは同性、異性に関わらず配偶者またはパートナーとして接遇するよう指示した」と明らかにした。
竹下氏の同性パートナーに関する発言を受けた対応であるとも述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-28/P043PE6S972X01