フランスやイタリアに頼る必要ナシ…?ウェールズでトリュフが採れた!
高級食材として知られるトリュフ。「黒いダイヤ」とも呼ばれる、
フランス産のペリゴール・トリュフ(黒トリュフ)とイタリア産の白トリュフが特に有名だが、
産地は南欧と限られてきた。
しかし、このほど黒トリュフが南ウェールズで採れたことを「メトロ」紙が報道している(写真は「メトロ」紙より)。
今回、「トリュフ・ハンター」と呼ばれる特別に訓練された犬、ベラが南ウェールズで見つけたのはペリゴール・トリュフ。
トリュフのような温暖な気候下でしか育たないものが、地球温暖化により、どの程度北で育つようになっているかを探るため、
2008年に南ウェールズのモンマス県に植樹された、地中海産の樫の木の根元で発見された。
この種のトリュフが英国で発見されたのは初めて。
専門家は「英国が、1キロ当たり1700ポンドもの珍味を育てるのにふさわしい場所であるということを示している」として
期待を膨らませている。
南ウェールズの農家では、トリュフの菌糸を培養させ、土壌の改善も行っているという。
しかし、ケンブリッジ大学の教授は「トリュフについて、まだ解明されていない部分も多いため、
安定した生産を見込んで投資するの危険ではないか」と懸念を示している。
https://www.japanjournals.com/uk-today/10507-171107-1.html