ユーザー支援技術利用者向けのWindows 10無償アップグレード提供、12月31日で終了へ
Microsoftはユーザー支援技術が必要なユーザーを対象に提供している
Windows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレードを12月31日で終了す
るそうだ(解説ページ、BetaNews、Softpedia、On MSFT)。
Windows 10の無償アップグレードキャンペーンは2016年7月29日に終了
したが、ユーザー支援技術を必要とするユーザーに対しては引き続き無償
アップグレードが提供されていた。必要なユーザー支援デバイスやソフト
ウェアの動作確認がとれてからアップグレードできるようにするという意
図のようだが、対象製品が指定されているわけではなく、アップグレード
時のチェックなどは行われない。そのため、正規のWindows 7/8.1ユーザ
ーなら誰でもWindows 10に無償アップグレードできる状態が続いており、
Windows 10アップグレードの「抜け穴」ともいわれていた。
Microsoftでは無償アップグレードキャンペーン終了直後からこの
問題を認識しており、サポート窓口を通じてアップグレードを提供する
ことで抜け穴をふさぐ意思を示していたようだが、現在まで対応は変更
されていなかった。しかし、最近になってユーザー支援技術利用者向け
の無償アップグレード解説ページの内容が変更され、提供期限が明記さ
れた。なお、該当ページの日本語版は用意されておらず、別のページで
サポート窓口経由での無償アップグレードを紹介している。
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20171102/Slashdot_17_11_02_0514201.html