2017年6月28日 22時46分読売新聞
埼玉県川越市の市立中学校在籍時にいじめを受けていた男性(20)が、2年生だった2012年1月、
同学年の少年3人による暴行で寝たきりの状態になったとして、市などを相手取り損害賠償を求めた訴訟で、
市は和解金約1億9740万円の支払いを決め、和解に関する議案を28日の市議会定例会に提出した。
暴行事件後、男性側は計約3億9000万円の損害賠償を求めてさいたま地裁川越支部に提訴。
16年12月、市と少年3人に対し、介護費用など計約1億4800万円の支払いを命じる判決が出たが、
男性側も市もこれを不服として今年1月に東京高裁に控訴していた。
今月5日、高裁で和解最終案が示され、市は遅延損害金を含めた1億9740万円の支払いを決めた。
市教委の福島正美・学校教育部長は「原告の金銭的、精神的な負担を考えると、訴訟を長引かせるのは望ましくない。互いに譲り合って和解することにした」としている。
http://news.livedoor.com/article/detail/13265643/
http://www.news24.jp/articles/2017/06/28/07365471.html