松本光一氏「新製品には必ず新しい技術を」 人類の性生活を豊かにする挑戦はこれからも続く
真っすぐな筒型しかなかった男性用の自慰カップに、足のむくみを取る女性用の着圧ソックスからひらめいて「くびれ」を取り入れ、革命的な“締め付け感”を実現。この「ディープスロートカップ」を皮切りに、形質に機能を持たせるという発想から個性的な試作品が次々と生まれました。
ヘッド部が自在に動く「ローリックヘッドカップ」は、100円均一ショップで箱買いしたピコピコハンマーを流用。同じく100均のチューブから、握りしめた自分の手でも刺激できる「ソフトチューブカップ」も誕生。試してくれた知人らの反応も上々でしたが、前例のない商品に「これならいける」と確信が持てる着地点はありません。
細いツテを頼って大手流通業者にプレゼンの機会をもらい、数点の自信作を携えて上京したのは脱サラしてから2年後。そして2005年7月、ついにTENGAカップシリーズ5種が発売されました。アダルトグッズは5000個売れればヒットとされる中、1年で累計100万本出荷。今や業界でも例がないロングラン商品となり、60カ国で愛用されています。
あれから13年。「必ず新しい技術かアプローチを入れる」という日本のメーカーの鉄則を守りながら、性生活を豊かにする新製品を開発してきました。卵型パッケージで中身をコンドームのようにかぶせ、多種多様な突起を楽しむ男性用自慰グッズ「エッグ」。女性だけの開発チームから生まれた、美容器具のように普段使いできる女性用自慰グッズ「イロハ」。指や局部などにはめて使えるカップル向け各種バイブレーター−。近年は妊活や性機能低下など、性の悩みを解決する研究にも力を入れています。
性を表通りに、世界中の誰もが楽しめるようにしたい。創業時の理念はようやく実を結び始めました。障害者の支援団体などへの協力を通じ、体が不自由な方のアダルトグッズ活用例などの情報共有が進んでいます。こうした知見は、今年から当社製品の販売が始まった高齢者介護の現場でも応用できるはず。東京五輪が開催される2020年には、世界を驚かせるような高齢者向け医療機器を発表する予定です。
対象は全人類60億人。豊富なラインアップから今のあなたにぴったりの「TENGA」を選び、生涯を通じて性の悦びを全うしてほしい。次回からは「実用編」が始まります。引き続きお付き合いください。(構成・笹森倫)
■
以下ソース
http://www.zakzak.co.jp/lif/news/181129/lif1811290001-n1.html
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/