こんにちは、超高級ソープに勤めている茅原まおみです。
エステ・ヘルス・ソープと風俗業界内はもちろん、プライベートでもベッドのキャリアを積んできた私がこっそりいろんなことを教えちゃうこのコラム。
男の生態、女の視線を学んでより良いセックスライフを目指しましょ♪
「風俗嬢って病気持ってそうで怖いよね」とは私の職業を知っている友人の言葉ですが、得てして世間の風俗嬢へのイメージってそういうものだろうなと思います。
皆様は風俗店でぬくぬくした後、数日経ってあれっ、股間がムズムズ…まさかこれは、なーんてご経験ありませんか?
性感染症(STD)、いわゆる性病の温床だと外部から指摘され続ける風俗業界の内側から、業界の実情について少しお話をしましょう。
まず、現役風俗嬢として最初に申し上げておきたいのは、
「風俗嬢は病気を持ってる」というのは間違いである
ということです。
正確には風俗嬢は病気を「貰っていることがある」であり、風俗嬢が元から病気を持っていたということはあまりないと思っています。
なぜなら、入店前に検査をするからです。
営業許可が出ている店であれば、風営法に則って入店前に性病検査の結果提出を求められます。
これまで行ったことのある店の大半で当然提出しましたし、逆に提出について言われない店は「アブナイ店だ」という認識です。
だから、風俗嬢が病気を持っている時、それは感染しているお客様が持ち込んだ“おみやげ”をいただいてしまった時というわけです。
性病は風俗嬢のおみやげではなく、お客様からなんですね。
加えて、多くの風俗店では、所属の女の子に月に1回以上の性病検査の提出を求めています。
検査は種目や検査機関によってまちまちながら、おおむね4〜6種検査して、1回8000円から15000円程度費用がかかります。
気軽に何度も受けられる金額ではありません。
お店によっては、アナウンスだけであまりうるさく言わないところもあったりと、業界的に徹底されているとは言い難いのも事実です。
それでも、多くの女の子は自衛のために検査を受けていると思います。
感染してしまったら自分が出勤できなくなる=収入がなくなるからです。
「病気を持っているのを知っていたけど、お金のために黙って出勤し続けたという女の子もいる」
という噂話を耳にするのはよくあることです。
よくある噂話だということは、要するに完全な嘘ではないのでしょう。
かくいう私も、検査で陽性が出た朝にお店から「今日は予約が入っていますから出勤してくださいね」と言われたことがあります。
その時は店長の要請を断った私と「店とご予約のお客様のためにやった」と主張する店長とで揉めた結果、最終的に私がグループ内異動するというところで決着しました。
そういうことをする人が店長なんかやってるから、噂話が半分本当なんじゃないのかなあと思わずにはいられません。
お客様のためを思えば、すぐに連絡して出勤を取りやめにするべきなのに嘆かわしいばかりです。
実際問題、風俗嬢の肌感覚としては、
病気を持ったまま出勤するのは難しい
と思っています。
まず、かゆみや炎症があればお客様が気付きますよね。
ナメナメした時などに、粘膜が腫れていたり発赤があれば、その場で「あれ?」と思われることでしょう。
女の子がプレイ開始後、割合早い段階でフェラをするのもそう行った理由のことが多いようです。
「気になるイボや爛れ、膿の浸出などないか観察しなさい」と、お姉さんから連綿と伝えられているんです。
続く
以下ソース
http://www.menscyzo.com/2017/04/post_13860.html
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