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フランツ・ブレンターノ


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1考える名無しさん2021/08/31(火) 18:56:27.430
現代からするとジグソーパズル並みのバラバラ感のブレンターノ・パズル
君はこのパズルが解けるか?

大いに語る人はいないと思うので、こまめにパズルのヒントの情報交換しましょう。

2考える名無しさん2021/09/01(水) 00:41:05.530
哲学としては驚異の有用性なのに全然知られていない謎の哲学者。

3考える名無しさん2021/09/01(水) 02:08:57.520
フッサールの世界の名著にフランツ・ブレンターノの作品が1本収められていたはず。

4考える名無しさん2021/09/01(水) 02:44:27.160
その世界の名著、フッサールの危機書やっけ
それ目当てで古本屋で買ったけど、ブレンターノは読めてないな

5考える名無しさん2021/09/01(水) 02:45:38.820
>>1
イチさんはブレンターノ好きなん?
専攻?

6考える名無しさん2021/09/01(水) 02:48:33.090
>>3
何か入ってましたよね、フッサールは危機書と道徳の何たらやったと思います。
あれにブレンターノもあったな、と

7考える名無しさん2021/09/01(水) 04:29:02.250
収められているのは、道徳的認識の源泉について
だな。

8考える名無しさん2021/09/01(水) 17:35:01.840
>>7
読んでなかったから無知でスマソ!
ありです!

9考える名無しさん2021/09/01(水) 22:02:36.580
>>5
哲学者として何言っているのかわかるという意味で安心できるので好き。
単なる興味がある素人。
プログラミングで関数型プログラミングというジャンルがあるんだが、
そのプログラミング言語の設計理論としてブレンターノの判断理論を
使っているとうたっている理論がある。
それに興味もって調べていたらブレンターノ自体にも興味湧いてきた。

結構、関数型プログラミングとか、定理自動証明とか、数学の基礎付け
ホモトピー型理論とかはホットな話題なんでこれからブレンターノの
考えたことというのはスポット浴びてくるんじゃないかなと思って立てた。

1012021/09/01(水) 22:03:38.720
世界の名著は持ってる。主に判断理論に興味持っているから解説は読んだけど
本文はそこまで読み込んでいない。

1112021/09/01(水) 22:10:04.250
自分が思うにブレンターノでよくわからないのはなんで1895年にウィーン大学を
離れなくてはならなかったかというところ。
あんまりにも基本的なところかもしれないが、肝心の最後にウィーン市民に向けた
演説?の論文が入手できていないから、ドイツ語読めない、よくわからない。
ブレンターノの入れ替わりにエルンスト・マッハが哲学教授として就任している
というのは偶然ではないと思うのだが、ブレンターノの感覚論とマッハの感覚論の
違いというのもいまいちよくわかってない。

上記についてなんかいい文献知ってたら教えて。

1212021/09/01(水) 22:14:26.630
ブレンターノがウィーンを去ってから第一次世界大戦が起きて、
第一次世界大戦中に亡くなっているのだが、どうもブレンターノの業績は
第一次世界大戦とリンクしているような気がしてならない。

それもあってブレンターノは実質タブー扱いなんだろうけど、自分の中でこれから
来る哲学者第2位ぐらいなので研究はしておいて損はないと思う。

13考える名無しさん2021/09/02(木) 01:08:22.840
>>9
レスありがとうです。
プログラミング言語の理論で、ブレンターノの理論が使われているのか。
全く知らなかった・・・。

役に立てる気が全くしないが、ブレンターノの「判断理論」というのの概要が純粋に興味あって知りたいから、よければ教えてほしい。

いい文献について
>>知らない・・・すまない・・・

ブレンターノが1895年にウィーン大学を去った理由
>>自分もよく分からないので憶測だが、その頃は心理学が台頭してきていたことで、心理学と哲学の争い激しかったから追いやられた面もあるのかな?と。
フッサールが『算術の哲学』を書いて「それ心理学じゃねえか?」と哲学の人たちから批判されてたけど、近い時期だった気がする。

ブレンターノの感覚論とマッハの感覚論の違い
>>ブレンターノの感覚論という名称があまりよく分からないのだけど「志向性」概念のことでいいのかな?
フッサールをやっていた人間だから(といっても少しなのであまり専門とは言えない)、フッサールがブレンターノの「志向性」とマッハの「マッハ的光景」を取り入れたくらいしか分からないな・・・。
マッハの感覚論は何となく分かる気がする。でも、今うまく説明できないからちょっとトースト先に食べてから説明?考えてみる。

14考える名無しさん2021/09/02(木) 01:47:44.330
>>13
>役に立てる気が全くしないが、ブレンターノの「判断理論」というのの概要が純粋に興味あって知りたいから、よければ教えてほしい。

俺もまだ勉強中と断っておくが、簡単にいうとホワイトヘッド・ラッセルの「数学原理」依頼数学や分析哲学の分野というのは真理の導出というものは形式言語を構築してその形式言語のルールに則って機械的に導出されるべきものというドグマが支配的になった。分析哲学の魅力というのもそこにあるし、コンピューターの発展はその裏付けともなった。
おかげでブレンターノの現象論もフッサールの現象論も脇に追いやられることになった。

そのまま機械論ですべてが解決する見込みが立って万々歳となればよかったのだけれど、なんかおかしい、というところを突っ込んだ(俺の解釈)のがマイケル・ダメットで、ブラウワーの直観主義数学というものを持ち出してきてなんていうか機械論ではうまく説明できないところを指摘していった。

直観主義数学というのは、なんか微妙な立ち位置の数学で、ハインディンクという人によって機械論のように形式化されているんだけど、原義を探れば心的構成とか直観とかいう概念が入ってくる多分に「現象論」的な数学という理解でいいと思う。

それでダメットは結局どういうことに寄与したのかというと、機械論一辺倒だった形式数学とか数理論理学とか分析哲学の業界に、現象論的な見方も必要なんじゃないか?というムーブメントを起こすことができた、というところで、ようするに揺り戻しが起きた。

15考える名無しさん2021/09/02(木) 01:49:39.100
トースト食べてた。
スマソ、軽く昔読んだ本を読んだら、ブレンターノ自身は「志向性」という用語は用いていないみたいですね。

マッハの感覚論
すでに知っていたら申し訳ないけど、マッハ的光景についてはマッハの著した『感覚の分析のために』で図を載せているから、「感覚の分析のために マッハ」とかで検索したら出てくると思う。
(右目をつむって、左目のみで外界を見ているような図)
例えば「私が箱を見ている、という状況を絵にかいて」と指示されたら、多くの人が描くのは、箱とその箱を見る自分の絵だと思う。
でも、マッハの感覚論で言えば、その指示で描かれるのは、箱の絵のみであるのが正しい。
というのも、自分が本当に目の前の事物を見ている時、自分自身も見えているわけじゃないよね、っていう感じかな。
マッハの感覚論の中核は「究極的に主観的であること」かな、と。

一方、ブレンターノの感覚論は、自分たちが主観的に事物を見ていることを前提としつつも、それを突き抜けて「事物そのもの(スマソ、フッサールでの用語です)」まで到達するという点で、マッハの感覚論とは異なるのかな、と。
どういうことかというと、上で箱を例に出したけど、箱って見る方向によって、正方形であったり、平行四辺形の集まりだったりする。
ただ、マッハ的光景に留まっていたら、それ全てを「箱」と呼ばなくてはならなくなる。
そうではなく、私たちの意識は、どの方向から見たものでも、箱として認識する。
正方形とか、平行四辺形の集まりとか、そういった主観を突き抜けて見出されるのが「事象そのもの」であり、その突き抜ける作用のことが「志向性」と言われる。
ちなみに、正方形とかは「(諸)現出」、箱そのものは「現出者」とも言われる。

まとめると、主観に留まるのがマッハの感覚論、その主観を突破してさらに「事象そのもの」を見出すのがブレンターノの感覚論かなと思う。
分かりにくい説明でスマソ・・・

16考える名無しさん2021/09/02(木) 02:03:04.540
>>14
まだ分からないところがあるけど、何となく分かったかもしれない。
今までの数学なんかは、形式的・機械論的で、基礎づけがなかった。
だけど、結局は対象の判断というところから数学を基礎づけていかなければ、っていうことか。
フッサールもそこの基礎づけをしようとしてるって読んだ気がするけど、じゃあブレンターノとフッサールの主張の違いって何だろう、って疑問になってきた・・・。
(↑もちろんだがブレンターノ批判やイチ批判とかではない)

教えてくれてありがとう!
ダメットも名前しかしらなかったから勉強になった。

17考える名無しさん2021/09/02(木) 02:08:31.720
今自分で書いた後すぐに思ったが、
ブレンターノはあくまでも数学の基礎づけに特化していたというところで、フッサールとは異なるか。
フッサールもブレンターノの影響をすごく受けているから、初めは数学を心的機能で基礎づけようとしたけど、最終的にフッサールは学問全ての基礎づけに力を入れたから、その違いかな。

18続き2021/09/02(木) 02:10:42.420
その揺り戻しの雰囲気の中でダメットの哲学に傾倒した数理統計学者のペール・マルティン=レーフという人が、ダメットの哲学に沿って数学を構成的に行う基盤となる理論を発表したんだがその中でうまくブレンターノの現象論的な判断の形式を記号で表すことに成功?したんだよ。
ブレンターノの判断論ていうのはなにか命題Aがあるときに、その判断をするためにはAを確信させる物的/心的現象aを判断者が持っていないといけない。

それをマルティン=レーフはa:Aと表して判断の形式だとした。

Aが正しいと判断するためには証拠aを持って来いということで、ラッセル以来の真命題TrueとトートロジーになるからAは正しいという論証は行わない。組み合わせて形式操作して簡単な形に縮約はするけれど、カノニカルな表現というものになるだけで、機械的に真になるわけでは、たぶん、ない。

19考える名無しさん2021/09/02(木) 02:19:51.900
>>18
今までの数学は命題Aが根拠なしに浮いていたけど、ブレンターノは根拠にa(物的、心的現象)が必要と言ったわけか。
レーフの判断の形式もなかなかすごいな。

確かに、a:Aが確立されれば命題「Aは正しい」は無意味と言えるな。
つまりはaとAの合致を見ればいいだけなので。

何かめっちゃおもろいわ。イチは数学詳しそうだけど理系出身?

数学の基礎づけは勿論だが、認識論や心理学の領域でも活かせそうや。

20考える名無しさん2021/09/02(木) 02:20:07.220
自分で書いててまだあやふやにしか理解できてないと痛感するけど、
プログラム理論とどう関係するのかというと、カリー=ハワード同型対応というものを信頼するとして、現象aと命題Aの組をプログラムaとそのプログラムのデータ型Aと読み替えることができる。
ようするにみずほ銀行でプログラムのバグが問題になっているけれど、プログラムが正しい(仕様通りだ)という判断をブレンターノの枠組みでやろうという理論にもなっているんだ。
実際、CoqとかAgdaという言語はそういう下敷きの理論の上に構築されていると言われている。確認するところまでは手が回っていなけれど、ホットなトピックスであることは確か。
勉強しなきゃいけないことがやたら多いのが普及の難点だが。

21考える名無しさん2021/09/02(木) 02:26:25.340
>>19
物理だ。プログラミング言語とか数理論理学とか苦手で苦労してる。

カリー=ハワード同型対応というのは一旦信じてしまえば有用で、その枠組みに収まってしまえばなんでもプログラム化できるようになる。
俺は物理概念に型を導入したくてやってるんだが、物理のプログラム化まではまだ長い。

22考える名無しさん2021/09/02(木) 02:36:06.170
>>20
自分がTHE文系でプログラム理論やプログラミング言語が分からないから、そこら辺はめちゃムズいのだが、現象aと命題Aを検討するのは十分可能だと思うし、それでブレンターノの理論が活かされるっていうのは熱いな。
正直「志向性」くらいしか知らなかったから、判断理論は興味湧いた。
自分は今は心理学を専攻している身だから、個人的には心的現象aと命題Aの合致というのが気になるところだな。
判断者というのは、この場合、命題をとなえる人という認識でいいのかな。

23考える名無しさん2021/09/02(木) 02:39:37.090
>>21
THE理系やwww
でも、いろんな分野で哲学者が活かされてほしいと思ってるから、イチにはめっちゃ頑張ってほしいわ。
さらに上をいって、物理概念に導入したいのか!
イチはそのうちノーベル賞とかとるのでは・・・(笑)
そして、このスレにブレンターノ専攻の哲学徒が現れますように・・・

改めて、判断理論について教えてくれてありがとう!

24考える名無しさん2021/09/02(木) 08:15:35.410
現実的な事柄に対する判断や命題論理は、困難であることが少なくない

・コロナワクチンはコロナウイルスに対して全般的に有効なのか否か

・コロナの現在の世界感染者数の統計はおおよそ正しい数値なのか否か
 (過少申告や過大申告による歪みはないのか)

・コロナワクチンの重症化・死亡抑止効果とその副反応(将来分も含む)による害
(神経障害、死亡を含む)はどちらが大きいのか


こんな設問に対してさえ、命題論理ではTともFとも答えを返せない。
現実の少し込み入った問題になると、NULL(分かりません)で終わり。

25考える名無しさん2021/09/02(木) 17:47:31.910
>>17
フッサールは数学を心的機能で基礎付けようとしたのか‥
おんなじことをしようとした同時代の人物としてブラウワーがいる
フッサールと同じゲッチンゲン大学のヒルベルトと張り合う?という書いてみるとややこしい関係にあったんだが、ブラウワーはブレンターノというよりフッサールの影響がでかいのかな?

26考える名無しさん2021/09/02(木) 18:04:22.000
>>22
だいぶ熱い。だけど日本にはほとんど紹介されていないから狙い目でもあると思う。
マルティン=レーフの理論が疑わしいというところがネックだが、マルティン=レーフのブレンターノ、フッサール研究はダメットも踏襲していてなかなか整合的ではあるのでブレンターノ研究としては押さえておく必要はあるとおもう。

判断者っていうのは自分としては与えられた命題を判断する人というつもりで、たとえば、
「白鳥は白い」
という命題が与えられたとしてその真偽は人によって違う。
自分の記憶を思い起こして、白鳥は常に白い姿でいたとすればその人は「白鳥は白い」という命題に対して肯定的判断を下す。
一方、コクチョウを知っているという人は、記憶の中にある白鳥の中で黒いもののイメージを持っているから「白鳥は白い」という命題に対して否定的判断を下す。

正直疑問なのは、判断を導入するとケースバイケースで判断が変わってくるんじゃないかと思うんだが、プログラミング言語化したときにそこらへんの扱いがどうなっているのかはまだわからない。

ブレンターノは作用心理学の創始者らしいし、逆に俺はブレンターノの心理学というのに興味ある。ブレンターノ後にウィーンで、フロイト、ユング、アドラーと3巨星が出てきたのはやはり偶然ではない?

27考える名無しさん2021/09/03(金) 12:53:01.040
>>25
フッサールは元々数学出身だったけど、ブレンターノとの出会いで、基礎づけに力を入れたのは確かかなと思う。
初めは心理学主義的な方法で基礎づけを行おうとしていたよう。
ただ、それがフレーゲらからの批判を受け、数学のような普遍的学問は心とは独立している、という考えになっていった。
それでも、数学は何かに基盤を持っているはずで、その基盤こそ認識・体験だ、と考えた。
という、何回にも及ぶ転回がある(笑)
フッサール読んでて、ブラウワーは、自分はあまり聞かなかったな・・・。
多分、自分が最後の「認識と体験による基礎づけ」を中心に学んでいたからかと思う(イデーン)。

28考える名無しさん2021/09/03(金) 13:07:57.220
>>26
イチのおかげでマルティン=レーフに正直かなり興味湧いた。
自分は文系でプログラミングなど一切ダメだが、今の勉強が落ち着いたら挑戦したい分野。

判断者は命題を受け取った各々という感じか。
それだと、私もイチと同じく、人によって体験は異なるから、判断が変わるんだよな、と思って疑問だ。
「幽霊はいる」(命題A)も、見たこともなくて信じない人には偽だし(この場合は心的現象aが「幽霊を見たことがない」かな)、見たことがある人にとっては真だよね(心的現象aが「幽霊を見たことがある」)。
心的現象aは外から確認ができないという点で、やっかいだな、と思ったり。

ただ、理系学問(物理学)では特に心的現象aよりも物的aに重きが置かれるだろうし、イチの話聞いてて理系分野でこれから活かされていく気はしてる。
個人的には、心理学においても、まだ疑問はあるけど、十分探索の余地があると思った。

ブレンターノの心理学は「作用心理学」というのか。
つまり、ブレンターノの作用性をフッサールが志向性と概念を新たにしたって感じかな。

ユングとアドラーはフロイトの後だから、フロイトの影響がもろだと思うけれども、フロイトに関してはブレンターノと関わりがあったのか気になるところだね。

29考える名無しさん2021/09/03(金) 13:13:08.590
あと、フッサールも『経験と判断』という本を出していて、調べてみると、その頃は論理学、心理学と同じくらい、判断論も探求されていたみたいだね。
『経験と判断』は読めていないけど、あれも、認識をした時に対象をどのように規定して命題をつくっているのかみたいな話なのかな?
ちなみに、大学時代に『経験と判断』を中古で買ったけど、本棚の中でずっと眠ってるwww

30考える名無しさん2021/09/03(金) 16:34:05.490
書いたの自分だけど、28ちょっと解釈違ったと思ったから、また時間ある時に訂正します。

3112021/09/03(金) 22:19:53.510
>>27

フッサールはそこまで数学の基礎を追い求めていたのか!それは知らんかった。
年代的にもブラウワーが影響されたのはブレンターノよりもフッサールが強いのかもしれない。
ただ、腑に落ちないのはブラウワーの批判者である大数学者のヒルベルトはフッサールの
ゲッチンゲン大学の同僚なんだよ。ヒルベルトはブラウワーは批判しているけれど、
その思想の大元のフッサールについてはノータッチに等しい(なんのエピソードも伝わっていないという意味で)
普通、学部は違えど同じ大学の同僚ならフッサールに直接文句を言うべきというか、
思想的にフッサールが源流だというなら、フレーゲと同じく心理主義によりすぎるという
批判をすればいいと思うのだけれど、それも伝わっていない(自分の調べ方が甘い可能性はあるが)

ダメットもそこらへんはあまり言ってなかったと思う。なにか理由があるのだろうけれど、
だから形式数学の世界に現象論的な見方を導入するために、回りくどく現象論に影響された
ブラウワーの直観主義数学を題材にする必要があったのかもしれない。

3212021/09/03(金) 22:26:30.420
ただ、そこまで書いてなんなんだけれど、フッサールは果たして本当に「哲学者」だったのだろうか、
というところに自分は疑いを持っている。

数学が非常に得意で、数学を専攻するか哲学を専攻するか迷った、って逸話が残っているけれど
当時は解析学なり複素解析学、集合論の発展の具合を考えると、数学を捨ててしまうというのは
現代から考えるよりも勿体無いことだったはずなんだ。
正直に告白すると、裏で応用数学をやっていたんじゃないかと思うんだよね。
同じ意味で西田幾多郎、鈴木大拙も怪しい、ウィトゲンシュタインも怪しい。
はっきりとその哲学がすばらしい、というと語弊があるように感じてならない。

3312021/09/03(金) 23:01:08.150
>>28
改めて書くということなので触りだけ。

マルティン=レーフに興味あるということなら、この文脈で言うとこの論文が面白いかもしれない。
Per Martin-Löf. On the Meanings of the Logical Constants and the Justifications of the Logical Laws
http://docenti.lett.unisi.it/files/4/1/1/6/martinlof4.pdf

自分もまだ読み切れていない。ブレンターノへの引用はあまりないけど、ブレンターノの判断理論をある程度
理解してないと何言ってんのかわからない。大きなところで言うと論理学においてラッセル以降混同されていた
命題(Ger. Satz)と判断(Ger. Urteil)の区別を改めて導入したというところが哲学的にも重要だと思う。

物理学では物的現象が重要というところはちょっと変な気がする。なにかある車の速度を100km/hと測定したとして
その100km/hは物的現象とは言えないと思う。心的に100km/hだとは確信できない。計測、比較して初めて
あるものと「同じ」と確信は得られるとは思うけど抽象的に数字を現象としては得られないと思う。

自分のやりたいこととしては、物理的対象の実在性の論証で、例えばサッカーボールとかは
触って蹴ることができるからあるサッカーボールが存在しているということは、アプリオリに確信できる。
だけど、電子とか原子核とか不可視な物理的対象は論証を積み上げて存在している(存在していると判断している)
ということになっているわけだ。電子や原子核なら、まだはっきりとした実験があるから信じられるけれども、
ニュートリノとかヒッグス粒子とか素粒子になってくると積み上げてる論証が複雑怪奇で
なんでニュートリノが存在しているとかヒッグス粒子が存在しているとかの判断が得られるのか
本当に正しいのかという推論の検証ができない。
そこを形式言語の力を借りて自動的に証明することができれば、例えば、ニュートリノが存在するということの
後押しになるだろうし、抜けがあれば新しい物理学の入り口にもなるかもしれないと言う意味で結構フロンティア
だと思うんだ。そういう目論見とアイディアがある。

3412021/09/03(金) 23:01:30.850
フロイトに関していうとブレンターノの講義を受けていた。
https://slowinternet.jp/article/computation02/
自分としては、ブレンターノがウィーン大学を去らずずっとウィーンに在住していたとしたら
フロイトの理論に対してどう言う批判を加えていたかが非常に気になる。あまり詳しくないが
無意識って要するに認識できない精神現象があるということだと思うし、自我とかエスというのも、
精神現象が発生する機構について述べてしまっていることになるし、現象学の立場からすると
だいぶ突っ込んだことを言っていると思う。

3512021/09/03(金) 23:06:23.220
素人ながらブレンターノについて少し調べるだけでいろんな疑問が出てきて面白い。

そこら辺の研究書があればぜひ欲しいけれど無いのは、やっぱりブレンターノという人は
当時のヨーロッパの政治的力学で追いやられた人であるからなのかもしれない。
ブレンターノがウィーン去ったら、エルンスト・マッハとジグムント・フロイトが出てきて
すったもんだでサラエボ事件が起きて第一次世界大戦となるという流れは、自分的には
出来過ぎだと思う。
正直、ブレンターノ専攻の人なんて、指導教官にことごとく止められて、いないんじゃないかと思う。

36考える名無しさん2021/09/03(金) 23:36:19.550
これどう?哲学的にはこんなシンプルなものすら完全に狂ってるという評判だけど
https://en.wikipedia.org/wiki/Four-valued_logic

37考える名無しさん2021/09/04(土) 01:57:06.850
>>33
先にこのレスから。
レーフの論文の紹介ありがとう。英語の論文あまり読んでないのと、最近別の本読んでいるから、いつ読めるかと思うけど、お気に入りに入れておいた。

あと、「物理学において物的現象が重要」というのは、完全に自分の無知と思うので、すまない。
100km/hはメモリに表された数値というだけで、物的現象とは言えないし、心的現象とも言えないということなのかな。
確かに(メモリで測れば100km/hなのかもしれない)車が走っている様子というのは物的現象と言えるのかもしれない(ちょっとそれすら自信ないが)が、100km/h自体が物的現象とは言えないか。

現象学のスタートとしてはまず知覚といった体験の考察から始めようという流れだから、イチの例だとサッカーボールは知覚できるゆえに存在する(この辺はハイデガーの存在論の方が詳しいのかもしれんが、ハイデガーほぼ知らないので置いておく)となるが、物理における不可視な物理対象は体験における基礎づけはない、形式的なものになっている、っていう理解でいいんかな。
その辺りだと「地平」概念の話が近いのかなと思った。
目の前の事物(例:PC)に注意を向けている際、注意は払われていないけれども、PCの近くにあるデジタル時計や文房具も自分たちは暗に意識している(PC以外に視界に入っているものは背景としてある)。
背景としてあるものは、次に視線を向ければ、知覚される可能性を持つものであるし、今現在、背景としてないものも背景になり得ることから、同じく知覚される可能性を持つことが推測される。
物理学の論証積み重ねの話を聞いていると、この「地平」をひたすら見出していって世界に拡大していき、世界は知覚可能になる、というのも似たような過程だなと思った。
でも、結局はそれは推論だから、それで「じゃあ、地平が拡大されていくから金星は存在するんですね」とはやっぱり納得できんというのはある。

※ところどころ曖昧だったり理解不足だったらごめん

38考える名無しさん2021/09/04(土) 02:00:43.090
地球平面説

39考える名無しさん2021/09/04(土) 02:04:07.780
>>31
元々数学者だったことも関係してると思うが、ブレンターノとの出会いがやっぱり基礎づけに向かわせたと思う。
ブレンターノなしでフッサールの功績はなかったんだろうな。

ヒルベルトに関しては、現象学事典をめくってみたけど、「同僚で、フッサールが教授に昇進するのに力を貸した」みたいに書いてるなww
ヒルベルトも形式主義の立場とあるから、何か不思議だな。

40考える名無しさん2021/09/04(土) 02:13:20.890
>>32
裏で応用数学をやっていたか、実際のところは不明だが、後期は時間論、他者論に向かったようだし、やっぱり哲学者だったのではという気がしてる。
自分が一番そう思ったのは、フッサールは数学の応用を考えていたわけでないらしく(これは元教授の話で、自分が確かめたわけではないのですまない)、テーマは変わりつつも、一生をかけて諸学問の基礎づけを行おうとしてたからなんだよね。
その基礎づけは結局は自分の主観から出発するということと理解している(自分は)。
それが成功したかまでは自分は終えていないが・・・。

41考える名無しさん2021/09/04(土) 02:20:18.900
>>34
面白い記事。読んでいる最中。
「こうしてブレンターノの名は、実験心理学の父と称されるヴントと並ぶ心理学者として、国際的に知られるようになるのである」と書かれているのにびっくり。
ヴントは心理学の教材には必ず出てくるが、自分が読んだ限りでブレンターノは出てこなかったから不思議。
自分が追えてないだけかもしれないが。

今から外すので、またレスします。

4282021/09/04(土) 02:42:32.350
何かIDがないので1みたく適当にコテハンしとく。スマソ
席外す前に。
現象学事典で判断論のページ見てたらなかなかおもしろいな、と。
自分が全く立ち入らなかった部分だからよけいに。
判断論にも、心理学主義、リッケルト、ブレンターノ、ラスク、フッサールとかいろいろあるんやなぁ。
判断の問題は、数学や論理学においてかなり重要じゃないかと思った。

43考える名無しさん2021/09/04(土) 17:27:48.720
>>39
そんなこと書いてあるのか。なんでヒルベルトがフッサールの教授昇進に手を貸すのか背景がわかんないな。フッサール詳しくないし。

現象論ってなんか不思議な話がポロポロ出てくる印象がある。自分は、穿った見方だとは思うが、政治的な背景(第一次世界大戦)がある気がしてならない。
現象論やる人であんま出世した人とかもなさそうな気がするし、あんまり深入りはしないほうがいいのかもしれん。
自分は素人なんで関係ないが。

4412021/09/04(土) 17:39:29.780
>>41
今田恵の「心理学史」と言う本には作用心理学の祖として重要視されていた。
ただなんでかフロイト、ユング、アドラーは心理学者としては紹介されていないという不思議な本であったが。
大澤真幸の「社会学史」ではフロイトは社会学者に分類されているし、誰を称えて誰を称えないかというのは結構恣意的なものがあると思う。
フロイトは当時のウィーンの状況(女性だけ欲求不満を抱えやすい社会制度)にとって都合のいい学説だったから普及、喧伝された面もあると理解している。ブレンターノは逆に都合が悪かったんじゃないか(まだ裏は取れていない)、だからほとんどブレンターノは隠されている。

45考える名無しさん2021/09/04(土) 17:57:02.470
>>42
数理論理学においては命題Aが正しいということは、あくまで公理を元にAを機械的な式変形にかければ真命題Trueとか排中律を元にした恒真命題A∨~Aに帰着できるということで、判断と命題は等しいレベルのものだったし、逆に言えばそれが魅力でもあった。
ゲーデルの不完全性定理にしても論理式の真偽(判断の)決定性問題において原理的に決定できない命題がありうるというところが主張だし、真偽が機械的に導出されるとは限らない、個々の経験に応じて真偽(肯定的判断、否定的判断)が変わる論理学というのは、数理論理学が備える基本的問題の枠組みから離れてしまっているのでいまのところ人気はない。

リッケルト、ラスクという人は知らんかった。ちなみに参照しているのは「現象学辞典」?

46考える名無しさん2021/09/04(土) 18:22:06.330
>>37
前後するんだが、自分の理解を平たく言うと、人間の直知感覚は五感しかないということだ。
たとえば、人間を強化人間化して目にスピードメータをつけたとする。それで走っている車を見て脳に直接、車の映像とその速度100km/hが認識されたとしたら、100km/hは物的現象だと認められる。だけど、そんな感覚は持ち合わせていないので、普通に学生が物理をやる分においては100km/hを物的現象に相当させるのは変な気がするということ。

100km/hは物的現象になりえないというのはちょっと間違えた。
もっと卑近な例を言うと、パラリンピックが今開催されているけれど、ちょっと自分が事故で両目を失明してしまったとする。つまり視覚感覚を直値することが不可能になってしまったとする。つまり色とか色彩情報を物的現象として得られなくなったわけだ。目の前に赤いバラがあったとしても、目の前にあるものから「赤い」という物的現象は生成されない。つまり「赤い」という視覚感覚は永遠に物的現象足り得ないかに思えるけれども、失明前はちゃんと「赤い」は物的現象だったんだからそういうわけではない。

4712021/09/04(土) 18:23:26.570
わけわからん書きぶりになった。
大雑把にじぶんの

4812021/09/04(土) 18:32:34.060
間違えた。

自分の理解を晒すと、物的現象/心的現象って言うのは脳の情報表現のことだと言える。
りんごがあってそれを見たり触ったら脳内にイメージが形成される。それが「現象」。
人間は目盛りを持っていないので、りんごを見ても直径10cmとかいう感覚は脳内に直接得られない。ただ、手の長さと等しいというような感覚は得られる。

子供の認識能力では自分の家の全体像を脳内に把握することはできないが、成長するに従って自分の家の全体像を脳内に認識することはできる。同様に推論に推論を重ねれば世界全体も脳内に情報として納められるという意味で把握できるというのはそのとおりだ。

49362021/09/04(土) 22:51:22.670
ああ、ごめんなさい。排中律をやめちゃう野心かと思ってました

5012021/09/06(月) 22:34:51.830
前期で考えすぎた。後期すっかり抜け落ちてた。

51考える名無しさん2021/09/07(火) 23:22:30.910
カントの判断論をどう乗り越えてるかわからん

52考える名無しさん2021/09/09(木) 22:10:28.440
心的現象はその現象を引き起こす志向性を持った対象が内的意識になくてはならず、
それを志向的内在(intentional inexistence)と呼ぶ。
物的現象はそういうものは必要なく、外部世界の対象を感覚器官を通して近くすれば
現象が内的に引き起こされる。

53考える名無しさん2021/09/11(土) 23:19:18.920
あげ

54考える名無しさん2021/09/15(水) 00:23:02.800
存在判断に全部還元しているのはわかるがどう判断をしているかわからん。

55考える名無しさん2021/09/15(水) 23:33:39.480
表象は本当に心的構成(mental construction)か。

56考える名無しさん2021/09/18(土) 00:29:39.310
あげ


lud20210921080045
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