とりあえず続き
口しかない
正確には鼻の穴はあったが1つしかない
またしてもパニクった俺は無我夢中で逃げた、後ろからえげつない速度で走ってくる、追いつかれそうになった時首から下げてた虫かごの紐がが偶然ちぎれた1秒後ガシャンとゆう音おそらく後ろで躓いたんだと思う、
俺は走り続けた、後ろからさっきの声でなにか怒鳴っているがほとんど聞き取れなかった、
体力が着きかけて俺は止まった、後ろを見るともうやつはおってきてはいなかった安心した瞬間急に足ががたつき出した、喉が渇いたのでとりあえず川の水を飲もうと川に近ずいたそして違和感に気づいた、深いとは思っていたが深い、深すぎる俺は背負っていた虫とりあみを伸ばした、俺の虫取り網は柄が伸びるタイプのやつでMAX5mくらい伸びる、伸ばした虫取り網を川底に向けて沈めるしかし川底にはつかなかった諦めて虫取り網を引き上げた俺はもうひとつ違和感に気付く、明るさが変わってない、朝の薄暗い感じのままなのだ、
もしかしたら俺はまずい場所にいるのかもと初めてそこで思った
俺は叫んで助けを呼んだ、しかし来たのは助けではなかった「ぬぅあぁぁぁぁあぁああぁぁぁ!」
聞き覚えのある声が響くしかもかなり近くで、
やつは追ってきていたゆっくりと確実に、
しかし俺は不思議と冷静だった。
このまま普通に逃げれば間違えなく捕まるそう思い川の岩の上に移った。
この川の深さなら時間稼ぎにはなると思ったのだ。しかし足がまともに動かずに奴が来る前に渡りきることは出来なかった、奴が来る、が何故かやつは俺の方に来ない
やつは唸っているどうやら怖がっているようだった
そのままゆっくりではあるが俺は岩の上を歩いて行った
10分くらいで渡りきった
やつはこちらを向いて
「ぬん」
そうゆうとゆっくりとどこかへいった全身が見えたのだが足に俺の虫かごの破片が刺さっていた、
俺は世話になった虫かごに感謝した。