高齢のナマケモノが出産
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084290961.html
06月15日 18時05分
千葉市にある動物園で人間でいえば６０歳近くになるフタユビナマケモノが赤ちゃんを出
産しました。
赤ちゃんを出産したのは千葉市動物公園で飼育されている南アメリカに生息する「フタ
ユビナマケモノ」のメスで先月３０日、赤ちゃんを抱いているのを飼育員が見つけたとい
うことです。
このメスは年齢がおよそ３０歳、人間でいえば６０歳近くになり、２６年前にこの動物園
で出産して以降、出産はなく、６頭の孫もいることから「おばあさん」の愛称で親しまれ
てきました。
ナマケモノは、１日の大半を木の上で寝て過ごしているということで、１５日、メスと赤
ちゃんの姿は植栽の中にわずかに確認されただけでした。
動物園が事前に収録した映像には、メスがおなかのうえに赤ちゃんを乗せながらエサの
野菜を食べている様子が映っていて、園では１６日からこの映像を公開するということで
す。
船橋市から家族連れで訪れていた女性は「人間なら自分の母親と同じくらいだから想像
できないですね」と話していました。
千葉市動物公園の伴野修一さんは「国内だけでなく世界でも最高齢の出産かもしれませ
ん。高齢での出産には驚きましたがかわいい赤ちゃんの姿を見てもらいたいです」と話し
ていました。
