2017年05月06日 22時00分 更新
あのキャラに花束を:
「エロマンガ先生」がどんなアニメか知りたければエンディングを見ろ!
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/06/news011.html
こんな中1美少女引きこもりイラストレーター妹、ほっとけないぜ!
[たまごまご,ねとらぼ]
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公式サイトトップより
現在放映中のアニメ「エロマンガ先生」ってどんなアニメなの? と聞かれたらこう言いたい。
エンディングを見ろ。
カメラは固定。でっかいTシャツ1枚で、一人の少女が自分のぱんつを洗濯している横でリズムを取る。
だんだんテンション上がってきて、飛び跳ねて元気に踊り始める。一人で。「飛ばせないエンディング」としてファンの間で大好評。
だって、彼女めちゃくちゃ「楽しそう」なんだもの。すごくない? 一人で、何もない洗濯機の前で「楽しい」を見つけて、最大限遊べるんだよ。彼女の頭の中は楽しいことでいっぱいなんだよ。
中1妹は引きこもり
主人公・和泉正宗は、高校1年生のラノベ作家。挿絵イラストレーターは「エロマンガ先生」。正宗はエロマンガ先生と一緒に仕事できたことを誇りに思っていた。
正宗の家には、中1の引きこもりの義理の妹・和泉紗霧がいる。正宗は顔を合わせないまま、彼女のために毎日料理を作って部屋の前に置いていた。
ある日、紗霧がイラストレーターのエロマンガ先生だったことを知る……どんな確率だ!
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超絶可憐(かれん)系美少女・エロマンガ先生(公式サイトより)
原作者・伏見つかさの「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の妹ヒロイン・高坂桐乃と、序盤の設定だけ見ると外側は真逆。内面はかなり似ていると思います。
高坂桐乃:成績優秀・運動神経抜群・友達は多い・売れっ子モデル。オタク気質な部分を最初隠していたため、趣味友達は極端に少ない。気が強い。心身を削って必死にがんばって自分を磨いてきたタイプ。妹エロゲーをこよなく愛する。
和泉紗霧:引きこもり・現実社会でのコミュニケーションが極度に苦手・怖がり、とスーパーインナー型。気が弱い。ネット配信では大人気。
イラストを描くのが心の底から好きで、自分の絵をよくするためには努力を全く惜しまない。貧乳えっち絵が好き。
この2人の妹、「楽しい」「好き」に向ける情熱は似ています。エロゲーとか、イラストとか。好きなもののためなら、全力で頑張る。兄の立場として、形は違えども応援したくなる2人です。
どシスコン、正宗兄さん
兄の正宗は、紗霧のことがかわいくてかわいくて仕方ない。まじで目に入れても痛がらなさそう。リア充委員長・神野めぐみが来た時の、正宗による妹紹介がすごいので引用します。
「まず見た目はむちゃくちゃキレイでかわいい。パット見無表情でおとなしそうで、まさに可憐な乙女って感じなんだが、話してみるとコロコロ表情が変わって、愛嬌があるんだ」
とてもじゃないけど、好きだとしてもここまで言えない……。ひねくれやイヤミが一切ない。こういう誠実な言葉を紡げるところが、彼の作家性なのかな。
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かわいさの塊エロマンガ先生。でも正宗のラブ補正は入ってる気はする(公式サイトより)
4話「エロマンガ先生」までが、いわば第一部といったところのこの作品。紗霧の出番は、意外とそこまで多くないです。
彼女のことを守ろうとする正宗、価値感が違う委員長の神野めぐみ、オリコン1位の高飛車金髪美少女ラノベ作家・山田エルフの方が目立つ。
周囲の人間のやり取りによって、紗霧=エロマンガ先生像が浮き彫りになっていき、兄妹の会話シーンで本心の答え合わせ、という間接的な手法で描かれていきます。
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