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侑「実況は私、高咲侑でお送りします!」
侑「解説はこちらの超豪華お三方!」
ツバサ「よろしく」
聖良「よろしくお願いします」
悠奈「パァ!」
侑「よろしくお願いしまーす!」
侑「さあさあ早速参りましょう!予選を勝ち上がった四組の入場です!」
侑「まずは優勝候補大本命!大食いでも伝説を残すのか!?」
侑「みんなで叶える物語!音ノ木坂学院から、μ’s!!」
ワアアアアアアアアア
穂乃果「よーし、がんばるぞー!」
海未「死角なしです」
ことり「ちゅん、ちゅん」
にこ「やってやるわ…」フラフラ
凛「わわっ!にこちゃん大丈夫―!?」
侑「μ’sは予選も安定した戦いぶりで、しっかり勝ち残ってきましたね」
聖良「そうですね。メンバー全員が戦力になるのは、勝ち残った四組の中でもμ’sぐらいのものです」
ツバサ「高坂穂乃果のパン食いは、日によってムラがない抜群の安定感」
ツバサ「絢瀬絵里は司令塔として作戦を組み立てるチームの頭脳」
ツバサ「西木野真姫の医学知識は満腹感の速攻解消を可能にし」
ツバサ「フードファイトの鍛錬に明け暮れた園田海未の実力は、もはや二番手のそれではない」
ツバサ「対ラーメン用決戦兵器にして在庫処理の申し子、星空凛」
ツバサ「主砲、小泉花陽の無限の胃袋は言うまでもなく」
ツバサ「東條希のスピリチュアル爆食いは、まさに神の御業」
ツバサ「カリスマメイドさんの食欲マシマシ配膳もあるしね」
ツバサ「そして矢澤にこ…しっかり仕上げてきてる。流石だわ」ニコッ
侑「ちょっと強すぎますね…」
聖良「優勝に一番近いところにいるのは間違いないですね」
ツバサ「とはいえ、曲者ぞろいのこの本選…」
聖良「ええ。こちらのグループからも目が離せません」
ワアアアアアアアア
侑「おぉーっと!“伝説”相手に一歩も譲らないこの歓声はー!?」
千歌「キタキタキタキタキター!」
ダイヤ「千歌さん、はしゃぎすぎです!戦争ですわよ」
ルビィ「がんばルビィ!」
侑「Aqoursです!静岡県沼津市から、Aqoursがその姿を現しました!!」
侑「聖良さん、Aqoursの強さはどういったところでしょう?」
聖良「なんといっても花丸さんですね」
聖良「彼女の実力…こと爆発力においては、全選手中ナンバー1だと思います」
聖良「ただ…麺類が苦手という弱点は気になりますね」
悠奈「パァ!」
ツバサ「それと、チームとしてはワンマン気味よね」
ツバサ「二番手は果南さんになるのかしら」
聖良「ですかね。まあこのグループの場合は、能力よりメンタルが強みですからね」
侑「と、言いますと?」
聖良「あがいてあがいてあがきまくる…」
聖良「大食いに最も大切な『諦めの悪さ』です」
お米が種目に入ってたらその時点で勝負が決まってしまう
ザッザッザッザッザッ…
侑「!!」
ワアアアアアアアアアア
侑「この色とりどりの足音は――!」パアッ
歩夢「侑ちゃーん!」フリフリ
かすみ「っていうか、なんで侑先輩が実況を?」
果林「結構サマになってるじゃない」
せつ菜「うおおおお!!食べます!!食べまくります!!!!!」
侑「待ってました我らがニジガクー!!」
侑「みんなーーー!だーいすきーーーー!!」
聖良「虹ヶ咲学園…ハッキリ言ってノーマークでしたが、ここまで残りましたね」
ツバサ「炭水化物のエマ・ヴェルデ、肉のショウ・ランジュ」
ツバサ「この二人…特にエマさんは、花陽さん、花丸さんにも引けを取らない」
聖良「三強ですね」
悠奈「パァ!パァ!パァ!」
ツバサ「他のメンバーも、中々面白いピースが揃っているわ」
聖良「単純に人数が多いので、とれる戦術の幅が多いのも強みと言えますね」
ツバサ「一人キーマンを挙げるとしたら、誰になるのかしら……高咲さん?」
侑「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!」
侑「っと、失礼致しました…」
ワアアアアアアアア
侑「さあ!最後に滑り込んだのは、今をときめくこのグループです!」
かのん「来ちゃった…」
可可「エライ事デス!μ'sにAqoursにニジガクに……」
メイ「放送席もやべーぞ!そろい踏みだ!」
夏美「オールスターの裏の顔を暴露…これはバズりますの〜!」
侑「結ヶ丘から……Liella!!」
侑「お待たせしました!悠奈さん!」
悠奈「Liella!ちゃんは、四季ちゃんのお薬でなんでもできちゃうのが強みだよね」
聖良「予選でかのんさんを10mの巨人にしたのには驚かされました」
ツバサ「ただアレを受けて、運営はこの本選では巨人化の禁止をルールに加えている」
侑「予選の戦法が封じられたわけですね」
悠奈「大丈夫。まだまだ手札は持ってると思う」
ツバサ「鬼塚さんと二人で、いろいろ悪さをしてきそうね」
悠奈「純粋な大食いの実力でも、きなこちゃんがメキメキと力をつけてるよ!」
聖良「侮れませんね。乗せたら怖いチームです」
侑「ではここでルールのおさらいです!」
侑「この本選は、4組が一回戦で戦い、上位3組が二回戦進出」
侑「3組が二回戦で戦い、上位2組が決勝進出」
侑「2組による決勝で勝った方が優勝となります」
ツバサ「要は一回ごとにビリのグループが脱落する勝ち残り方式ね」
侑「その通りです。なお一回戦の成績は二回戦の勝負に影響しません。決勝もしかりです」
聖良「1位でも2位でも、勝ち上がれば一緒と」
侑「そして細かいルールは各回戦でそれぞれ違いますが…」
侑「共通して、各グループが既定人数の代表者を出して戦う、選択指名制を採用しています」
侑「指名の制限はありません。一回戦二回戦決勝とフル出場しても、最後まで全く出場しないメンバーがいてもOKです」
悠奈「この辺りは各チーム、作戦の性格が出るよね」
侑「さあさあではでは一回戦!お題の発表です!」
侑「皆さまに食べていただくのは……こちら!」ジャーン!
花陽「ムッ!」
ダイヤ「ほう…」
ミア「Wow!」
かのん「わあ…」
『ハンバーガー 60分 3人』
侑「ハンバーガー!一回戦はハンバーガーです!」
侑「1時間、3人でハンバーガーを食べまくって、合計完食数の上位3チームが二回戦進出です!」
侑「では指名時間を5分とります!シンキングタイム〜〜〜」
侑ツバサ聖良「スタート♡」
悠奈「パァ!」
ハンバーガーなら押し潰して一気に5個食べる邪道喰いをしろ
侑「さてツバサさん、この一回戦のルール、どう見ますか」
ツバサ「スタンダードね。品目、時間、人数、どれをとっても王道だわ」
悠奈「シンプルな実力が出そうだよね」
聖良「麺類じゃないのでとりあえず花丸さんはイケますが…花陽さんは出てきますかね?」
ツバサ「花陽さんは白米以外の成績も最高峰…迷わず選出してもいいけど」
悠奈「μ’sは二番手の海未ちゃんでも十分戦えるからね。どう考えるか…」
三人「!」
侑「おっとーっ!?早くもμ’sは選出が決まったかー!?」
にこ「っし」フラフラ…
真姫「ちょっと…頼むわよ?」ジトー
穂乃果「ファイトだよ!にこちゃん!」
侑「ほのにこまき!ほのにこまきで来ました!」
侑「花陽さんどころか、2番手の海未さんまで温存してきました!」
悠奈「スゴイ自信だね」
聖良「パン食いの穂乃果さんがいるとはいえ、これは予想外です」
ツバサ「速攻選出と合わせて、他グループにプレッシャーをかけてきたわね」
聖良「この辺りの駆け引きは流石に百戦錬磨ですね」
悠奈「でも逆にいえば、他のグループはこれを見て決められるからね」
侑「この作戦が一体どう出るのか!」
侑「残りの3チームの選出も出そろいました!」
ダイヤ「お三方、お願いしますわよ」
果南「ん」
花丸「ずら〜」
ルビィ「Aqoursという名に恥ずかしくないパフォーマンスをするんだッ!」
栞子「今回はこの三人に適性があります」
ミア「誰でもわかるっての」
ランジュ「お肉!お肉!」
エマ「国際色豊かなメンバーだね〜」
千砂都「頼んだよ!絶対勝ってね!」
きなこ「っす!」ピシッ
四季「メイと一緒。ブイ」
メイ「馬鹿言ってんな!お前が頼りなんだぞ!」
強そう
侑「Aqoursはかなルビまる、ニジガクはミアランエマ、Liella!はきな四季メイ!」
聖良「ナルホド…」
ツバサ「良い選出ね」
侑「各チームの思惑も気になるところですが、言ってる間にもう時間です!」
侑「位置について!よーい!」
侑ツバサ聖良「スタート♡」
悠奈「パァ!」
ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ
侑「選ばれし十二人!勢いよく食べ始めました!」
穂乃果「いや〜!今日もパンが美味い!」
ツバサ「穂乃果さんは本当においしそうに食べるわね」フフッ
きなこ「美味しいっす」モグモグ
悠奈「四季ちゃんも、まだ動かないね」
侑「始まったばかりですからね。60分あります」
聖良「とはいえ、ここは重要ですよ」
聖良「最初に主導権を握るのはどこの誰か…」
「おかわり!」
侑「手が上がった!早い早い!記念すべき完食第一号は…」
にこ「……」ピーン
侑「おーっとにこさんだあーっ!!」
恋「にこさん!?」
愛「エマっちや、ずら丸ちゃんを差し置いて……」
ダイヤ「ありえませんわ!どういう…」
絵里「簡単なことよ」
ダイヤ「エリーチカ!」
絵里「にこは今日の為に、11日前から絶食してきたの」
すみれ「じっ…」
可可「11日!?」
善子「馬鹿でしょ…」
彼方「彼方ちゃんも節約のために5日間の絶食はしたことあるけど、11日なんて考えられないよ〜!」
絵里「その辺が、しょせん素人なのよ」フフン
にこ(見たか砂利ども!これが「本気」の差よ!)ガツガツガツガツ
にこ「おかわり!」ドン!
にこ(大食いは開始前にどこまで飢えられるかが全て!)ガツガツガツガツガツ
にこ「おかわり!」ドドン!
にこ(餓死レベルまで切り詰めた私に、勝てるわけがないのよ!)ガツガツガツ
にこ「おかわり!」ドドドン!
侑「矢澤にこ圧倒的ー!ロケットスタートでいきなり一人旅だー!!」
にこ「このままぶっちぎる!」
「5皿目おかわり!」
にこ「!」
侑「いや!一人旅じゃない!約一名、にこさんとハリ合っている!」
花丸「モルトボーノずら〜〜〜」バクバグ
侑「やはり!国木田花丸だー!!」
花丸「あ〜ん…」あ〜ん…
せつ菜「一口がデカすぎます!!」
海未「やはりついてきますか…」
夏美「強いですの。でも、それだけじゃないんですの」
璃奈「慣れてる…」
聖良「花丸さんは、函館に来たときはラッキーピエロを愛食されていますからね」
聖良「ハンバーガーは、食べ方も一工夫いりますからね。この経験の差は大きいですよ」
にこ(やるじゃない花丸!)ガツガツガツ
にこ(でもそのペースでどこまで持つか……)
クラッ…
にこ(…ん……?)ドックン…ドックン…
にこ(…あ……これ)ドクンドクンドクンドクン
にこ(ヤバ……)ドクドクドクドクドクドクドクドク
バタン!
にこ「」
侑「あーっと!にこさんがブッ倒れたぞー!!」
絵里「にこ!?どうしたのよ!?」
ダイヤ「エリーチカ…これはポンコツ案件ですわね……」
絵里「なんですって…!」
ダイヤ「飢餓状態の人間が急にたくさん食べるとどうなるか……」
ダイヤ「急激なインスリンの分泌がもたらす電解質異常で、最悪の場合、死に至る…」
ダイヤ「通称、リフィーディング症侯群!!」
絵里「なっ…」
ダイヤ「豊臣秀吉公の兵糧攻めのお話をご存じない!?」
ダイヤ「ああご存知ないんですかロシア人だから!!」ワーハッハッハ
絵里「くっ…」
可可「ヘ…ヘイトスピーチ…」
希「いや、クォーターだけどね」
侑「ダイヤさん、生放送です!差別的発言は慎んでください!」
にこ「」チーン
侑「それにしてもこれはμ’sにとって大誤算!」
侑「策士策に溺れるだー!!」
海未「作詞は私ですが」
侑「にゃっはっはっはっはっは!」
悠奈「これでμ’sはあと50分を二人で戦わなくちゃいけない」
悠奈「しかも花陽ちゃんも海未ちゃんも抜きで!」
聖良「これはパァ!ですね」
悠奈「パァ!だね!」
ツバサ「…いや……」クスリ
絵里「ちょっと!なんで誰も言ってくれないの!?」
絵里「特に真姫!どうして……」
ダイヤ「フッフッフ、自分のミスをメンバーにおしつけますか」
ダイヤ「大将の器じゃないですね、エリーチカ…」
絵里「だって…」涙目
海未「言わなかったんですよ、敢えて」
絵里「えっ!?」
海未「こうやって、い〜いデコイになってくれると思いまして」
ダイヤ「…?…どういう……?」
海未「ダイヤ……この作戦が見抜けないようでは、貴方もポンコツと言わざるを得ませんね」
海未「にこが倒れた?倒れて結構!」
海未「それ込みの作戦です!」
ダイヤ「まさか!」ハッ
海未「私たちのチームに誰がいると思っているのですか!」
真姫「穂乃果!そっちは任せるわよ!」
穂乃果「OKだよ!」ブイッ
真姫「一人でやるのは初めてだけど……大丈夫!できるわ!」
侑「これはまさか〜〜〜!?」
真姫「メス!」キラーン
侑「大食い中にオペ開始ィ――ッ!?」
口から入れてオペで開けた穴から取り出せば「食べた」と言うわけか…
リフィーディング症候群はガチで危ないのでみんな気をつけようね
スレタイにからレーシングの様なあかおかSSかと思ったら、少しまともだった
侑「異様な光景が繰り広げられています!異様すぎる!」
真姫「……」カチャカチャ
侑「ドクター西木野は真剣そのもの!ここは手術室じゃないぞー!」
真姫「ちょっ…撮らないで!」
穂乃果「いや〜!今日もパンが美味い!」モグモグ
メイ「穂乃果もおかしいぞ…」ウゲー
きな子「こんなの隣でやられたら食欲落ちるっす〜…」
聖良「にこさんの離脱を安定した穂乃果さんでカバーしつつ、他にはデバフをかける」
聖良「当然、治療のついでにお腹の中身もリセットできます」
聖良「合理的といえば合理的な作戦ですね」
「オイ!!何やってるんだ!!」
侑「んん!?聞き覚えのあるこの怒号は〜!」
ランジュ「何って…見ればわかるじゃない」
ランジュ「ランジュ、パンはいらないの。お肉だけ食べたいの」
ランッジュ「だからエマにあげてるのよ」
エマ「私はパンだけでも美味しく食べられるからね〜」モグモグ
ミア「そういう問題じゃないだろう!?」
ミア「バンズとパティのハーモニーを楽しめよ!!ハンバーガーに対する冒涜だぞ!!」
侑「仲間割れだー!我らがニジガクの国際トリオに紛争勃発―!」
ミア「ルールはどうなってるんだルールは!!」
ランジュ「違反じゃないわよ!仲間内で食べ合うのはルールの範囲内…」
ミア「ルールの問題じゃないんだよ!!」
侑「とんだ米中代理戦争です!!ミアちゃんちょっと落ち着いて〜!」
ミア「栞子!!これがキミの作戦か!?」
栞子「えっ!?ええと…」
侑「ああ!栞子ちゃんに飛び火!」
かすみ「ミア子我慢してー!」
しずく「仲間同士で争わないでー!」
ミア「Shut up! Shit!!」
侑「Shitはやめてー!生放送でShitはダメー!」
鞠莉「Shitファイア〜ってね♪」
侑「むふふっ、いや、ナイスフォローです鞠莉さん!そう!今のshitは嫉妬のし…」
ミア「東アジア人は全員fuckだ!!」
侑「もうダメだー!炎上待ったなーし!!」
にこ「フー」ゴキゴキ
侑「っと言ってる間ににこさんが復活しているー!手術が終了しているー!」
にこ「また突っ走るわよ!」ガツガツガツガツ
悠奈「今の今まで倒れてたのに、この食べっぷり…」
聖良「また倒れる可能性もあるのに、それを微塵も恐れていない…」
ツバサ「やはり一流ね。矢澤にこさん、見上げた根性だわ」
真姫「全く…お礼ぐらい言いなさいよ」
ツバサ「それに真姫さんの手術テク…復帰が早すぎる」
侑「やはりμ's強しといったところ!」
聖良「ちょっとAqoursの果南さんが調子悪いですね。アクシデントでしょうか?」
ダイヤ「果南さーん!ペース上げてくださーい!」
果南「と言ってもねえ」
果南「ハンバーガー1個完食すればお腹いっぱいになるでしょ、普通」
ダイヤ「何を寝ぼけたことを言っているのですか!」
千歌「そーうーだーよー!私だって3個は食べれるよー!」
善子「内浦最強の胃袋はどこ行ったのよー!」
果南「オイオイ、高校3年生だよ、私」
侑「Aqours二番手と目された果南さんの調子が上がりません!未だ1個!」
聖良「普段の彼女ならもう4、5個はいってると思うのですが」
侑「コンディションが良くないんでしょうか」
聖良「それしかないでしょうね。普段の彼女を100とすると30…いや、20ぐらいと言っていいかもしれません」
侑「大食いはコンディションに大きく左右されますからね!果南さんこれは苦しい!」
メイ「っはー!5個め完食!」
侑「一方のメイさんがここで5個に到達!」
メイ「フー、フー、もう無理だ、もういっぱい」アップアップ
四季「メイ、まだいける」
メイ「無理無理!も〜う無理!も〜う1ミリも入んない!」
四季「ほんとに?」
メイ「ほんとに!」
四季「ほんとに?」
メイ「しつけーな!ほんとだっての!」
四季「……」
メイ「だからそろそろ例の消化薬を…」
四季「OK」スッ
カチャッ カチャッ カチャッ
メイ「あ?」
ウィーン! カチャンッ!
メイ「なっ、なんだ!?」
侑「ここでLiella!に動きがあるか!メイさんの首と四肢に謎の機械が装着された!」
メイ「おい四季!なんなんだよこれ!?」
四季「イーティング…マシーン」ニヤリ
ポチッ
メイ「ひっ…」ウィーン…
ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ
璃奈「やられた」
愛「りなりー?」
璃奈「あれは、強制摂食装置」
メイ「あがっ、がっ、あ゛っ」ガツガツガツガツ
璃奈「メイちゃんの意思に関係なく、口と手足を動かして、無理やり食べさせ続ける機械」
かすみ「えぐっ…」
璃奈「私も決勝の為に用意してきたけど…もう使えない」
しずく「なんで?」
璃奈「二番煎じ。発明家としての沽券に関わる」
四季「メイ、嘘つき」
メイ「あっ、がっ、がふっ」ガツガツ
四季「メイのお腹、まだ入る」
メイ「がっ、ふがっ、ごぎっ」ガツガツ
四季「これは罰。本当の限界まで詰め込んで、メイのお腹を内側から拡張する」
メイ「〜〜〜〜っ」ガツガツガツガツ
きな子(これはこれで食欲なくなるっす……)モグモグ
侑「ここにきてLiella!が!四季メイがエンジン全開!!」
侑「頭一つ抜けだしつつあるかー!」
バタン!
侑「っとこの音は〜!」
にこ「」
侑「にこさんがまたぶっ倒れたー!」
侑「この人は命を懸けています!ドカ食い気絶部を超えたドカ食い臨死部!」
真姫「全く、飛ばしすぎなのよ!」
真姫「メス!」チャキーン
侑「ドクター西木野緊急執刀!人生初の日に二度の手術だー!」
穂乃果「真姫ちゃん、それピクルス」
真姫「あっ!間違えたわ」
真姫「もういいッ」ザクッ
侑「ピクルスで切ったー!もうなんでもありだー!」
侑「大丈夫か!?大丈夫!真姫ちゃん失敗しないので!」
真姫「実況うるさい!」チャキチャキ
ランジュ「…そういうところよね」
ランジュ「自分が世界の中心だと信じて疑わない……自分が世界の中心でないと気が済まない……何が自由の国?」
ランジュ「足りてないんじゃない?頭も度量も」
ミア「お笑いだね。頭も度量も友達も足りないのはキミの方だろ?」
ミア「いや、頭も度量も足りないから友達ができなかったのか…どっちでもいいけど」
侑「こっちはまだやっていたー!米中戦争継続中!」
侑「なんだかトーンが落ち着いてかえって嫌な感じになっているぞー!」
ランジュ「…友達は関係ないでしょう?論点のすり替えは敗北宣言と同義よ?」
ミア「すり替わってなんていないさ。ボクはずっとそういう話をしてるんだ」
ランジュ「根拠のない人格否定はやめてって言っているの」
ミア「コレ(分解されたハンバーガー)が根拠さ。そういう話じゃないか。何を言ってんだ」
ミア「話にならない。そりゃ友達もできないわけだ」
ランジュ「壊れたスピーカーみたいに友達友達って、本当に友達がいないのはあなたの方じゃないの?」
ミア「お生憎さま!自分に刺さる言葉が他人にも刺さると思っちゃったんだ?カワイイね!」
侑「あ〜もう見てられない!エマさ〜ん!」
エマ「ボ〜ノ〜♪」モグモグ
侑「ボーノもいいけど止めてあげて〜!」
ダイヤ「何を止まっているんですか!?」
侑「んんっと!?これはどうしたことだー!?」
花丸「…………」ピタ…
侑「花丸ちゃんの手が止まっているー!お口も止まっているー!」
悠奈「限界!?」
聖良「それはありえません。花丸さんに限って…」
ダイヤ「花丸さん!?」
千歌「花丸ちゃん!!」
花丸「…………」
花丸「………」
花丸「飽きたずら」
ダイヤ「あき…」
侑「なんと飽きてしまったー!!」
花丸「このお肉、海外産の安物ずら」
花丸「レタスのシャキッと感もあんまりないし」
花丸「パンはパサパサでお世辞にも褒められたものじゃないずら」
侑「ここで毒舌成分が出てしまったー!っていうかさっきまでモルトボーノとか言ってなかった!?」
善子「馬鹿…」
花丸「函館のラッキーピエロの足元にも及ばないずら」
果南「気づいちゃったね〜マル」
果南「私もさわやかのハンバーグだったらいくらでもいけるんだけど…これじゃね〜…」
侑「スタッフが慌てているー!スポンサーが怒っているー!」
ダイヤ「花丸さん!」
花丸「!」
カンペ『謝って』
花丸「うん」コクリ
花丸「謝ってくださいよスポンサーさん!」
花丸「こんな不味いハンバーガーを食べさせて!」
花丸「マルを否定するということは、マルのお母さんそして…」
ダイヤ「ブッブーですわ〜っ!!」
侑「食い違ってしまった―!!」
侑「スポンサーを怒らせたAqoursに未来はあるのかーっ!」
千歌「無ずら」
善子「無ずらね」
聖良「ラッキーピエロ通いが裏目に出ましたね」
聖良「それと…Aqoursのチームとしての弱点も」
侑「というと?」
聖良「我が強すぎるというか、奔放すぎるというか…」
聖良「締めるとこ締めるのがダイヤさんぐらいしかいないんですが、そのダイヤさんもご覧の通り色々とアレですからね。一度暴走すると制御が効かないんですよ」
ダイヤ「花丸さん!この際マズくてもいいですから!勝利の為に我慢して…」
花丸「そんなの嫌ずら。5時起きの時といい、いつだって損するのはマルなんだから」フーン
聖良「こうなったら言う事なんて聞きません。お手上げですね」
ダイヤ「花丸さ〜ん😭😭😭」
絵里「ダイヤ……大将の器じゃなかったのはアナタの方ね」フフン
希「えりち、さっきの根に持ってたんだ…」
果南「マルが投げたんじゃ、私が無理することもないね」アハハ
善子「アンタは最初っからちっとも無理してないでしょー!」
侑「ここにきてAqoursは絶体絶命!」
侑「ナンバー1、2が機能停止してしまいました!」
にこ「…真姫様」
ツバサ「にこさんが復活したわね」
にこ「なんかお腹がピクルス臭いんだけど…」
真姫「そんなの知らないわよ!」プイッ
穂乃果「う〜ん、今日もパンが美味い!」モグモグ
メイ「あぐっ、ごふっ、げふっ」ガツガツガツガツ
エマ「ボーノったらボーノ♪」モグモグ
ツバサ「他の3組はまだ稼働してる」
花丸「マルはテコでも食べないずらっ」プイーッ
果南「もういいよマル。しりとりでもしようよ」ヘラヘラ
ツバサ「これは……決まりかしら」
悠奈「パァ!だね!」
聖良「いや!まだです!」
聖良「Aqoursにはまだ最後の切り札……ルビィさんがいます!」
ルビィ「……」ス…
侑「あれは!!」
聖良「出ますよ……黒澤流大食い術秘伝!」
ルビィ(黒澤流最終奥義…………)カチャッ…
侑(隣のμ’sの完食した皿を……)
ルビィ(スティールビィ!)
盗った!!
ルビィ「……」ニヤリ
絵里「ちょっ…流石に反則でしょ!」
絵里「審判…
ダイヤ「お黙りなさいエリーチカ!!!」
絵里「…っ」
ダイヤ「バレなきゃ…イカサマじゃあないんですわァ」ニタア
審判「黒澤ルビィ選手、失格!!」
ルビィ「うゆ…バレちゃった」
悠奈「パァ!」
ツバサ「パァ!」
聖良「パァ!ですね」
ブーッ
侑「そこまでーっ!!」
侑「60分が経過しました!各チームの最終成績は…」
穂乃果 12 にこ 17 真姫 2
花丸 27 果南 1 ルビィ 失格
ミア 3 エマランジュ(合わせて) 28
きな子 14 四季 6 メイ 20
侑「Liella!が40個でダントツの1位!2位が同率31個でμ’sとニジガク!」
侑「4位、28個のAqoursは残念ながらここで敗退!」
侑「Liella!、μ's、ニジガクが二回戦進出となりました!!」
ワアアアアアアアアアアアア
侑「一回戦を振り返って、どうでしょうか、お三方」
悠奈「μ'sは層の厚さを感じたよね」
聖良「主力と二番手を温存してキッチリ取ってきましたよね」
ツバサ「今後の展開にも響くでしょうね」
悠奈「でも、ニジガクとLiella!にも可能性は感じた」
聖良「ですね。結果的にほぼエマさん一人で勝ち切ったニジガクと、四季さんの使い方の幅を見せたLiella!…」
ツバサ「主力を消耗した状態で二回戦どう戦うか、注目ね」
侑「Aqoursも惜しかったですけどね〜」
聖良「まあ、ある意味一番らしさは見せてくれたんじゃないですか(笑)」
ランジュ「ラァ…ランジュだって友達いるもん……」ポタポタ
ランジュ「栞子がいるし……同好会のみんなだってぇ……」エグヒグ
侑「おーっとこちらのバトルも決着していました!」
侑「レスバトルはミアちゃんに軍配が上がったようです!」
聖良「流石はなんjのミアですね。友達というワードが響いたのを見逃しませんでした」
侑「でもランジュちゃんを泣かせるなんて許せません!」プンプン
侑「ミアちゃんは、後で私のとこに来るように!」
ミア「げっ」
歩夢「むぅ」ムスッ
千歌「負けちゃったぁ〜」
花丸「これでマル達の出番はおしまい」
ダイヤ「ではありませんわ。もうちっとだけ続くのです」
〇幕間 きょうのAqours 〜出番が無いYOU!リベンジ、ステージ、桜内 〜
ダイヤ「全く……」
ゾロゾロ
ダイヤ「はるばる内浦から出向いてきたというのに、一回戦敗退なんて…」ハアーッ
花丸「無様ずら」
果南「まあしょうがないよ、どんまいどんまい」
ダイヤ花丸「誰のせいだと思っているんですか(ずら)!?」
果南「えっ、私?」
千歌「まあ誰が一番悪いかっていえば…曜ちゃんと梨子ちゃんだよね!」
善子「それはそう」
曜「ええ!?」
梨子「なんで!?」
>>23 after school navigatorで
千歌「一回戦の放送見た!?」
曜「いや、まだ見てないけど…」
梨子「見れるわけないじゃない。生放送なのに」
千歌「ゼロ」
曜梨子「え?」
千歌「曜ちゃんと梨子ちゃん、出番、ゼロ」
千歌「テレビの中で、まっっっっったく喋ってません!」
曜「えっ!?嘘!?」
梨子「いや、なんで放送見てるの!?」
善子「ゼロはないわ…」
鞠莉「タレント失格デース」
曜「だ、だって、選出されてないし…」
梨子「そうだよ!控えが喋らないのは仕方ないこと…」
ダイヤ「だけですわ」
曜梨子「え?」
ダイヤ「μ’s、ニジガク、Liella!…そして私達Aqours」
ダイヤ「全39人中、ここまで一言も喋ってないのは、あなた達二人だけですわ!!」
曜「そんなぁ〜!」
梨子「いやだからいつチェックしたの!?」
ダイヤ「全く情けない…」
ダイヤ「μ'sはもちろん、ニジガクやLiella!の皆さんでさえ、少ない隙をぬってしっかり爪痕を残しているのに…」
ダイヤ「こともあろうに、Aqoursの中心メンバーとさえ言っていいアナタたちが…」
果南「ていうか、ダイヤが喋りすぎだけどね」
ダイヤ「お二人の穴埋めのために、私が必死こいて喋ったのではないですか!」
鞠莉「いや、ノリノリだったでしょ」
ルビィ「でも、TVで見てた人の中には、曜ちゃんや梨子ちゃん目当てで見てた人もいっぱいいたと思うんだよね」
梨子「ル、ルビィちゃん?w」
ルビィ「その人達は、ガッカリしたと思う。二人がカメラの前で喋らなくて」
曜「そういう心にくるのはやめてよ…」
ダイヤ「しかし…お二人は幸運ですわ」
ダイヤ「まだリベンジの機会がある」
スタッフ「じゃあAqoursさん、お願いしまーす」
千歌「ハーイ!」
曜「あれ?」
梨子「私たちって、もう終わりなんじゃ…」
ダイヤ「そんなことだから、出番ゼロになるのですわ!」
千歌「二回戦までに少し準備の時間いるから、その間Aqoursで余興やってくれって、さっきスタッフの人が」
梨子「へえ…」
ダイヤ「全部あげます」
曜「え?」
ダイヤ「この20分、あなたたちに全部あげます」
ダイヤ「名誉挽回ですわーっ!」
曜梨子「え〜っ!?」
千歌「いってらっしゃーい!」
花陽「あ!来ました!」
ワアアアアアアアアアアアアアア
曜「よ、ヨーソロー!Aqoursの渡辺曜ちゃんと」
梨子「さ、桜内梨子です〜……」
>>59 いくらなんでもミアちゃん直球すぎやしない?
浮き上がってるで
梨子(余興って言ったって…)
曜(20分も何すればいいの〜!?)
しーん…
梨子(も、もうやるしかない!!)
梨子「ま、鞠莉さんのあるある言いまーす!」
曜「!?」
鞠莉「what!?」
梨子「目を閉じて〜聞いーてみーてよ〜♪鞠莉さんの〜あーるあーるを〜♪」
梨子「言いたい〜言いたーいよー早く〜♪」(待ってて愛の歌)
梨子「鞠莉さんの〜あーるあーるを〜♪」
梨子「鞠莉さんの〜あーるあーるを〜♪」
梨子「ラララ〜言いたーいんだー早く〜♪」
千歌「なあにこれ」
梨子「そんな〜強い〜あるある〜なんて〜♪」
梨子「早く言いたいけどいつかは〜♪」
梨子「心〜からの〜気持ち〜こめて〜♪」
梨子「あるある言いたいから〜♪」
曜「そーれーはいーつーかーな〜♪」
梨子「待ーってーてくれるかい♪」
善子「待たんからはよ言え」
梨子「鞠莉さんのあるある言いたくーて〜♪」
梨子「鞠ー莉さーんはあるある〜♪」
梨子「あーるあるある早く言いたい♪」
梨子「待ーってーてくれるかい♪」
梨子「早くーあるある言いたいーよ♪」
梨子「だーかーらあるある〜♪」
梨子「言いたいな〜♪」
曜「あるあるーすーぐ言いたい♪」
梨子「鞠莉さんは〜♪」
曜「あるある〜♪」
梨子「くーもーりーがーち〜♪」
梨子「ha-ah〜♪」
シーン…
鞠莉「…………」
果南「フフ…w」
梨子(あ…あれ?なんでウケないの…?)
梨子(ハッ!しまった!鞠莉さんが曇るのはあくまでステージの下で!お客さんにはこのあるあるが伝わらない!!)
曜「ハイ!ヤバいルビィちゃんやります!!」
曜「殺しゅ!!!!!」
シーン……
曜(あれ???)
梨子「ショートコント!石川県が嫌いな千歌ちゃん!」(涙目)
梨子「私たちー!加賀焼きたーい!」
シーン…
曜「手コキでフィニッシュさせてくれるダイヤさん!」(涙目)
曜「びゅっびゅー♡♡♡ですわ♡」
シーン…
善子「地獄みたいな空間ね」
千歌「二人の悪いとこ出たねー」
ダイヤ「私達…もうこの局出禁ですわね」
人気の高い二人なんだから
普通にトークしたり即興で歌って踊ったりしてみるだけで大盛り上がりだったかもしれないのに
これが自爆というやつか
喋ってないの曜梨子だけなんか
Liellaは四季メイ以外全然喋ってた記憶ない
侑「さあ!2回戦です!!」
侑「お題はこちら!」
ことり「!」
せつ菜「おお!」
夏美「はは〜ん…」
『巨大ラーメン タイムアタック 4人』
侑「タイムアタック!!早食い対決です!!」
侑「四人で一杯の巨大ラーメンに取り掛かって、先に完食した2チームが決勝進出となります!!」
侑「では皆さんに食べていただく巨大ラーメンがこちらになります!!」
ドン
穂乃果「あれ?」
かすみ「…まあ…」
メイ「デカ…い……けど…」
侑「総重量3キログラム!超大盛りです!!」
海未「5分…ってところでしょうか……花陽なら1分半……」
愛「四人だから、一人750gと考えれば……」
千砂都「割と、余裕…?」
侑「さ・ら・に!」
ツウウウウウウン…
にこ「うげッ!?」
歩夢「なに、コレ…っ」ゲホゲホ
果林「肌…痛…っ」ピリピリ
絵里「喉!乾くわ…!」ゴホッゴホッ
恋「お母様…」ポロポロ
侑「激辛!!」
悠奈「あ〜…私コレ……無理!」バタン!
ツバサ「悠奈さん!?」
聖良「パァ!ですね」
侑「超超超超超激辛となっております!」
侑「『もはや食べ物ではない』をテーマに、殺人的な辛さを実現しました!!」
メイ「どういう大食いだよ!」
侑「各チーム、この怪物を一体どう攻略してくれるのか!」
侑「シンキングタイム〜〜〜」
侑ツバサ聖良「スタート♡」
悠奈「パァ…」グッタリ
侑「悠奈さんは、お水飲んでゆっくり休んでてください!」
悠奈「かたじけないパァ…」
ツバサ「今回は特に選出が重要になってくる…」
ツバサ「辛さへの耐性というのはもちろんだけど、最終的には気持ちの勝負になるわ」
聖良「四枠ありますからね。これをどう使うか…」
聖良「色々な考え方があると思います」
ツバサ「だけど、今回もμ'sは早いんじゃないかしら?」
侑「っと!おっしゃる通りμ'sはもう決まっている!!」
凛「いっくにゃー!」
海未「いよいよですね」
希「頼りにしてるよ、二人とも」
ことり「がんばろうね」
侑「凛ちゃん、海未ちゃん、希さん、ことりちゃん!」
侑「リリホワwith ことりで来ました!」
聖良「やはり凛さん、そして海未さんですね」
聖良「ラーメン特攻の凛さんは当然として、海未さんを残していたのが生きましたね」
聖良「我慢比べになったらこの人は強いですよ」
ツバサ「以外と負けず嫌いなのよね」
栞子「決まりました」
侑「栞子ちゃん!我らがニジガクも早い!」
栞子「これがベストメンバーです」
かすみ「来ましたよ〜!」
しずく「みんなで力を合わせましょう!」
せつ菜「せつ菜、行きまーす!」
ランジュ「二回目ね。無問題ラ」
聖良「データによるとしずくさんは辛いのに強いそうですね」
侑「そうなんです!これは大活躍の予感!」ワクワク
ツバサ「ランジュさんは連戦…まあ一回戦ではほぼレスバトルしかしてないから、これは実際無問題でしょう」
侑「あと残すところはLiella!ですが……」
聖良「少し揉めているようですね」
聖良「今回はハッキリ言って苦行…貧乏くじですからね。選出が難航するのもしょうがないですが…」
ツバサ「チームに軋轢が生まれると、命とりになるわよ」
千砂都「すみれちゃん…」
恋「本気なのですか?」
すみれ「…もう一度言うわ」
すみれ「二回戦は、一年生四人だけで出た方がいいと思うの」
かのん「どうして?そんなに激辛ラーメンが怖いの?」
すみれ「Sunny Passionを倒したのよ!当たり前でしょ」
きな子「……ですよね」
かのん「…だからって、美味しくないと決まったわけじゃないでしょ!?」
恋「でも、そんなことが倫理的に許されるのですか?」
メイ「私らが激辛ラーメンを処理すれば」
四季「2年生が決勝で、もっとおいしい料理を食べられる」
きな子「ってことっすか…」
かのん「…っ!馬鹿なこと言わないでッ!!」
千砂都「そうだよ!そんなことして美味しいもの食べても、なんの意味もない!」
恋「Liella!のみんなで、美味しい料理をいっぱい食べるのが目的です!」
かのん「…すみれちゃん」
すみれ「私はね、ショウビジネスの世界で、美味しい料理をいっぱい食べたいの!」
すみれ「それに慣れる為にも、ここで美味しい料理を、食べて食べて食べまくらないといけないの!」
すみれ「…だから、こんなところで激辛殺人料理なんか食べていられない」
かのん「…本気で言ってるの?」
すみれ「…っ」
かのん「ねえ答えてッ!!!」
ブーッ
侑「時間いっぱいです!Liella!さん!速やかに4人を選出してください!」
可可「ハーイ!」
可可「バカなこと言ってないで、いきますよすみれ!」
すみれ「…っ、でも」
可可「あとは…」
夏美「私が行きますの。準備はできてますの」
かのん「夏美ちゃん…」
四季「なら、最後は私」
四季「最初からフル出場のつもりできてる」
侑「はーい決定!」
侑「Liella!は可可ちゃん、すみれちゃん、夏美ちゃん、四季ちゃんの4人です!」
侑「時間が押し気味なのでどんどんいきます!よ〜い……」
侑ツバサ聖良「スタート♡」
「いただきます!!!!!」
侑「さあ!恐怖の激辛ラーメンに挑む一番槍は!?」
せつ菜「勇気を持って、せつ菜です!!」
侑「やっぱり!優木せつ菜ちゃんだー!!」パアッ
侑「スゴイぞーかっこいいぞー!!」キャッキャッ
歩夢「むぅ…」ムス…
せつ菜「あ〜…」
侑「いけいけせつ菜ちゃん!押せ押せせつ菜ちゃん!」
せつ菜「ん」パクッ
せつ菜「…………」
侑「さあ緊張の一瞬!ギャラリーも固唾を飲んで見守ります」
せつ菜「…………」
侑「激辛ラーメンのお味はどうだ!?どうなんだ!?」
せつ菜「…………」
侑「せつ菜ちゃん!?」
せつ菜「…………………………………」
せつ菜「…ぁらぃ…」
侑「え?」
せつ菜「あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
せつ菜「あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
侑「す…すごい!」
侑「トムとジェリーでしか聞いたことのないような絶叫が鳴り響いています!」
せつ菜「ああああああああああ!!!!!!!!!!」ダンダンダンダンダンダン
侑「矢も楯もたまらず地団駄を踏み出したぞせつ菜ちゃん!」
歩夢「フフフ…」(何故か満足げ)
せつ菜「あああああああ!!」ダンダンダンダンダダンダンダダン
侑「このステップはニジガクのどのダンスより過激だー!」
侑「涙目でもだえ苦しむせつ菜ちゃん!!」
侑「そういうところもかわいいYO!!」
ツバサ聖良「えぇ…」
せつ菜「お水!!!!お水!!!!!!」
しずく「は、ハイ!せつ菜さん!」
せつ菜「−ッ」ゴクゴクゴクゴク
しずく「あっ、これラーメンのスープだった」
せつ菜「あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
腹黒演劇部員とめんどくさいヒーラーがいるからな
最大の敵は身内
ランジュ「何してるのよしずく!」
しずく「ごめんなさい!うっかり…」
せつ菜「ああああああああああああ!!!!!!!!!!」ダダンダンダダン
侑「哀れせつ菜ちゃんの断末魔がこだまします!!」
侑「しかしまだほんの一口!一口でこれです!」
ツバサ「思った以上にキビしそうね…」
聖良「こうなってくると四季さんのいるLiella!が有利そうですが…」
聖良「あれ」
四季「」
侑「なんだー!?四季ちゃんはもう失神しているー!」
侑「どういうことでしょう!まだ一口も食べてないはずですが…」
すみれ「ちょっと!しっかりしなさいったらしなさい!」
四季「」ボタボタ
聖良「耳から血がでています」
聖良「今のせつ菜さんの叫び声で鼓膜が破れたんですね」
侑「これはニジガク的には怪我の功名!」
侑「せつ菜ちゃんの爆音波で四季ちゃんに効果は抜群だー!」
せつ菜「ああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
聖良「私のもイカれました」ボタボタ
侑「激動の幕開けとなった二回戦!しかしこちらのチームは落ち着いています」
ことり「せーのっ」
四人「かんぱーい!」
ゴクゴクゴクゴク
侑「ラーメンを食べる前に四人で水を飲んでいますが…これはどういった効果があるのでしょう?」
希「そんなの決まっとるやん…」
ツバサ「……?」
希「乾杯からのスタートや」ドヤア
侑「いやっはっはっはっはっはっはっは!!!」
にこ「いや、別にそんな上手くないわよ」
せつ菜「ああああああああああああああ!!!!!!!!!!」ダダダダダダダダダ
かすみ「ああっ!せつ菜先輩!?」
侑「せつ菜ちゃんはついにどこかへ走り去ってしまいました!」
ランジュ「無問題ラ」スッ…
侑「ランジュちゃん!」
ランジュ「私の身体は、せつ菜の料理に耐えられるように鍛えてあるのよ!」パクーッ
侑「いったー!セカンドペンギンもニジガクー!ランジュちゃんだー!」
ランジュ「ラ゛っっっっっ」
侑「うわっスゴイど汚い声!」
ランジュ「ラ゛ぁ……」モグモグ
侑「ド汚い声は漏れているが……?」
かすみ「いける!」
ランジュ「フウーッ…」
侑「耐えたー!耐えてみせたぞランジュちゃん!」
ランジュ「ラァ…」ポロポロ
侑「日に二度目の号泣!それでもいい!泣いたっていい!」
侑「ランジュちゃんの勇姿を私は忘れないぞー!」
ランジュ「しずく、お水…」ポロポロ
しずく「何いってるんですか?まだいけるでしょ♡」
ゴキュッ
ランジュ「ラ?」
ランジュ「ラあああああああああああああ!!!!」
侑「どうしたしずくちゃん!?ランジュちゃんの口にスープをねじ込んだー!」
ランジュ「ラあああああああああああ!!」バタバタ
しずく「ほら、ランジュさん?暴れないでください」
しずく「私達にもっとかっこいいところ見せてくださいよ」
侑「黒しずくが出ているー!これが本当の私!?」
ランジュ「ラあああああああ」ドバシャアアアア
侑「ランジュちゃんもうさっきから泣きっぱなしだから!もう涙の擬音じゃないから!」
侑「自分のペースで食べさせてあげて〜!」
ランジュ「ら゛っ」ビグンッ
侑「ああっ!ランジュちゃん!」
ランジュ「」
侑「ランジュちゃん失神KO〜!言わんこっちゃなーい!」
かすみ「ちょっとしず子!も〜!さっきから何やって…」
しずく「ごめんごめん」
しずく「そろそろ、私もいくね」
かすみ「っていうか、最初からしず子がいけば…」
スッ…
かすみ「………はあ?」
すみれ「四季!四季!」
可可「アナタだけが頼りなんデスよ!」
四季「」
絵里「どう思う?」
真姫「もう無理ね。この対戦中、四季は復活しない」
真姫「私がいないLiella!に、彼女を蘇生する手段はない…」
すみれ「どうするのよ〜!」
夏美「…全く、頼りない先輩ですの」
夏美「感謝して欲しいですのね〜、このオニナッツに」
可可「え?」
すみれ「どういう…」
!!
侑「こっ」
侑「これはどういうことだーっ!?」
しずく「ハム、ハム、ハム」ズルズルズルズルズル゙
侑「しずくちゃんがものすごい勢いで」
かのん「えっ…!?」
侑「辛党のしずくちゃんがものすごい勢いで」
かすみ「な……っ…あっ…あっ……」
侑「Liella!のラーメンをすすっているー!!!」
しずく「ぷはぁ〜っ…」
彼方「…し……」
栞子「しずく……さ……!?」
夏美「計画通り…いや、契約通りですの」
夏美「この世は全てマニーですの〜!」
しずく「ごめんなさい、みなさん…」
侑「そ…そんなバカな……っ!」
しずく「強い方につく。それが私のモットーです」
Aqoursがまだ帰ってないなら同じ様に善子引き抜いて対抗出来ないか
でもしずくなら普通に契約破りそうな気もする
しず子がマニーで動くとは思えないからきっと裏があるに違いない
もしくはピンポイントで夏美がしずくの望むところを突いてきたか
どちらにせよなんて…恐ろしい子…!
しずくは最終的には元鞘に帰ってくる女だと思うから俺は信じるぜ……
あれれ?ことり…そのラーメンにんにく入ってなくね?
侑「し…信じられないことが起こってしまいました…っ」
侑「この大食い対決でよもや、こんなことが起こるとは!」
歩夢「し…しずくちゃん……!」
エマ「本気じゃないよね?(低音)」
しずく「……」クスリ
ズルズルズルズルズルズル
しずく「ウン、美味しい♡」モグモグ
侑「うわーん!しずくちゃーん!なんとかいって〜!」
聖良「これは…鬼塚さんがしずくさんと密約を交わしていた、ということでしょうか」
ツバサ「そういうことみたいね」
聖良「しかし、金で仲間を裏切るスクールアイドルがいたとは」
ツバサ「金……なのかしら」
かすみ「しず子〜〜〜っ!」ワナワナ
侑「しずくちゃん……」ウウウ
しずく「フフフ…♡」ゾクゾク
聖良「まあ、顔を上げてください、高咲さん」
聖良「ラブライブ!ですからね。こういう事もあります」
侑「だったら、ラブライブ!なんて出なくていいよ〜!」ウワーン
希「あれがLiella!の夏美ちゃんのやり方か…」
凛「エゲツないにゃ…」
海未「しかし、あんなもの本物のスクールアイドルには通用しません」
海未「さて、こちらもそろそろいきましょう」
海未「ことり、お願いします」
ことり「……」スクッ…
海未「…ことり?」
ことり「……」スタスタ
海未「ことり………ことり!」
ことり「…ゴメンね海未ちゃん……」スタスタ
海未「ことり…!!」
ことり「私も見たいんだ……海未ちゃんの負けるトコロ……♡」
穂乃果「ことりちゃん!?」
にこ「ウ・ソ・で・しょ〜!?」
侑「あっ、ああっ、あああっ…!」ガクガク
侑「なんとμ'sのことりちゃんまでもがLiella!に加わってしまいました…!」
しずく「…聞いてないですよ?」
ことり「言ってないもん♪」
夏美「仲良くするんですの」
侑「悪夢です…!4人バトルのはずが、気づけば6vs3vs3!」
侑「この2回戦!Liella!が圧倒的優位に立っています!」
曜「でもことりちゃんに、激辛なんて食べられるのかなあ?」
梨子「確かに…」
ダイヤ「何もわかっていませんのね」
千歌「知っているのかダイヤさん!」
ダイヤ「出ますわよ…南ことりの本領が」
ことり「じゃあ可可ちゃんとすみれちゃんも、一緒にラーメン食べよっか」
すみれ「え?」
可可「可可たちも?」
ことり「……」スウ…
ことり「おねがぁい♡」
可可すみれ「〜〜〜〜〜」ビリビリビリビリ
バッ
侑「ああっ!二人がラーメンに飛びついた!」
バクバクバクバクバクバク
すみれ「ギャラクシイイイイイイ!!!!」カライカライ
可可「アイヤアアアアアアアアア!!!!」カラカラカラカラ
千歌「い…今のは一体…」
ダイヤ「ことりさんの『おねがぁい』には、誰も逆らえないのですわ」
ダイヤ「かわいいは正義…なんて言いますが…だったらこの世に、ことりさん以上の正義はありません」
侑「Liella!がただ一組ぶっちぎっていくー!」
侑「がんばれニジガクー!がんばれμ’s〜!」
希「あらら…ついに応援されちゃった」
海未「全く…ナメられたものです」
海未「希!」
希「ハイハイ」
希「言っとくけど…ウチのはことりちゃんほど万能じゃないからね」
海未「承知しています」
希「凛ちゃん、ちょっと待っててね」
凛「は〜い」
希「え〜…ナンマイダムナンマイダム…」
花丸「!」
善子「これは…魔術詠唱!」
希「テクマクマヤコンテクマクマヤコン」
希「ナムサンナムサンヘノカッパ!」
希「辛いの、辛いの、とんでけ〜!」
海未「これでいけますっ!」バッ
侑「ついにμ'sもいったー!」
海未「せいぜい後で吠え面かきなさい…ことり!」パクーッ
: :: : :: : :: : :: / : :/ |: :: : :: : :: : :| \: ヽ: : :: : :: : :: ::,
:: ::.: : :: : ::.__i::_;厶イヘ:.:: : :: : :|: ::ト、__|:_:: ':: :: : :: : :: : ::,
: :: : :: : :: ::./|::/____∧: :: : :: j: :リ ___|:: :ハ: :: : :: : :: : ::,
: :: : :: ::i:: /≫─宀ト ': : :: : : ァ宀‐≪. ∨: ::|: :: : :: :!
: :: : :: ::|〃 ,__)ハ 八: ::/|〃 ,__)ハ Vハ : i: : :: : ::|
: :: : :: ::|{{ 弋~ツ }/ 弋~ツ }} |:: : :: : :: : |
: :: : :: ::| \ -= =- 丿 |:/:: : :: : :;′
∧:: ::.八 ´“ ′ ”` 八:: : /: /
(ハ: :: : ::、 __ .: :: : ::/}/
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i :`ト--:、\:Z⌒ {⌒⌒¨¨⌒ヽ__| ,′
i: ::i:: : : ::.\ 、 リ .イ
i: ::i:: : :: : ∧>、 \ー‐‐ / イ::│
i: ::i:: : :: : /∧ ≧=-  ̄_,.. < :: :i: : |
希「ダメかぁ〜」
侑「ダメだったーっ!!」
海未「なんですコレ!?辛すぎます!ふざけないでください!」ゲホゲホゲホッ
海未「人間の口に入れるものじゃないですよこんなの!」ポロポロ
ことり「アハ♡」
侑「海未ちゃん、烈火のごとく逆ギレ!」
海未「誰が作ったんですかこんなゴミ!産業廃棄物!」
海未「こんなものはこの世に生まれない方が良かったんです!!」
希「凛ちゃん」
凛「…」スクッ
希「ダメかぁ〜」
侑「ダメだったーっ!!」
海未「なんですコレ!?辛すぎます!ふざけないでください!」ゲホゲホゲホッ
海未「人間の口に入れるものじゃないですよこんなの!」ポロポロ
ことり「アハ♡」
侑「海未ちゃん、烈火のごとく逆ギレ!」
海未「誰が作ったんですかこんなゴミ!産業廃棄物!」
海未「こんなものはこの世に生まれない方が良かったんです!!」
希「凛ちゃん」
凛「…」スクッ
>>150と
>>151の間、入れ忘れ
すみれ(な…何なの…!?)
可可(考えるヒマもなく…身体が勝手に……!)
ことり「よしよし!よくがんばりました!」
ことり「ハイ、お水」
可可すみれ「−っ」バッ
ゴクゴクゴクゴクゴク
可可すみれ「はぁ〜っ♡♡♡」
ダイヤ「ことりさんが差し出すだけで、あのお水が、どれほどの美酒に変わるか」
ダイヤ「一挙手一投足が食欲をそそる…だからカリスマメイド」
ダイヤ「Liella!は四季さん以上の、とんでもない覚醒剤を手にしたのですわ」
侑「ここで凛ちゃんにバトンタッチ!」
侑「凛ちゃんといえばラーメンにかけては無類の強さですが…」
侑「しかし海未ちゃんの鍛えた胃腸をもあざ笑うこの激辛兵器に耐えうるのでしょうか!?」
ツバサ「いや…だからこそ、これは凛さんの領域」
侑「?…凛ちゃんは辛いのが得意とかではないハズですが…」
ツバサ「見てればわかるわ」
凛「いただきますにゃ!!」パクーッ
侑「いった!!」
凛「み゛ぃあお゛うっ」
侑「うわっド汚い声!」
侑「盛りのオス猫のようなド汚い声が漏れましたっ!」
侑「やはり凛ちゃんでもこんなラーメンとも呼べないゴミの処理は…」
凛「――っ」バッ
侑「!!」
侑「いや!」
凛「あんっ」パクーッ
侑「二口目いったー!」
凛「め゛いやお゛っ」
侑「またド汚い声!」
凛「ま゛ぃやんっ」パクーッ
侑「鳴きながら3口目―っ!」
ズルズルズルズルズルズル
侑「ついにすすり出したー!」
凛「め゛ぃっ、めえ゛ぇっ、め゛っ」ズルズルズルズル
侑「えずきながらすすっている!」
凛「みぃやあ゛あ゛あ゛」ポロポロポロ
侑「鳴きながら…泣きながらすすっているー!」
侑「一体何が彼女をそこまで駆り立てるのかーっ!」
ツバサ「何もないわ…ただ知っているだけ」
聖良「哀しいですね…哀しすぎます」
ツバサ「この世に送り出したラーメンを、食べられない辛さ、苦しみ」
ツバサ「彼女はその苦しみを知っている……知っているのよ」
凛「ブシャアアアアアアア」ズルズルズルズルズル
夏美「なぜですの…正気じゃないんですのッ!」
夏美「つい10分前に出会ったばかりの味見もろくすっぽされた事のないラーメンのために!」
夏美「無関係なラーメンなんですのッ!」
夏美「私達はこのラーメンを作った人がどんな音楽が好きかも知らないんですのよッ!」
凛(ゴミ…産業廃棄物…食べ物じゃない……!)
凛(捨てられる……このラーメンは…捨てられる……!)
凛(捨てられた…)
凛(凛のも昔……捨てられた……)
凛(『似てる』…)
凛「ブチャラティィィィィィィィィィ」ズルズルズルズル
侑「すごい呻き声を上げながら加速した!」
凛「食べるッ!凛が食べるッ!食べるんだよォ――――ッ!!」
凛「凛に『食べるな』と命令しないで――――ッ!」
凛「このラーメンは凛なんだッ!」
凛「凛だ!」
凛「凛とエースコックなんだ〜〜〜〜ッ!!」
ドンッ
凛「ごちそうさまでした!!」
侑「完食ゥー!一気に持って行ったー!!」
侑「2回戦!超超超超超激辛対決!1抜けはμ’sだー!!」
侑「これはすごいものを見ました!」
侑「もう二度と悲劇は繰り返さない!!在庫処理の申し子星空凛ここにありー!!」
夏美「い…イカれてますの…」
希「根っこはことりちゃんのカリスマメイドバフと同じ…」
希「凛ちゃんは自分の境遇と重ね合わせることで、自分自身を強化する異色のフードファイター」
花陽「流石だよ!凛ちゃん!」
凛「疲れたにゃ〜」ヘタ〜
希「これもまた、スピリチュアルやね」
ことり「……」スタスタ
夏美「ちょっと!どこ行くんですの!」
ことり「マケミちゃんが見られなかった」プイッ
ことり「契約は無効、だよね?」
夏美「……!」
夏美「勝手にするんですのーっ!」
ことり「みんな…!」
凛「も〜!ことりちゃ〜ん!」
海未「ことり!よくもおめおめと……」
ことり「聞いて欲しかったよ?海未ちゃんには!」
ことり「一番に相談したかった!」
ことり「だって海未ちゃんは、ずっとそばにいた友達だよ!?」
ことり「ことりの大好きな友達だよ!?」
ことり「…そんなの…」
ことり「そんなの当たり前だよ!」
海未「……ズルいですよ…ことりは…」ハァ…
ことり「ごめん…私…自分の気持ち…わかってたのに……」ポロポロ
ダイヤ「南ことりは許される…」
ダイヤ「本当に、ズルいお人ですわ」
侑「さあ!あとはニジガクか、Liella!か!勝ち残るのは二つに一つです!」
夏美「まあ良いですの!2位でも良いですの!」
夏美「生き残ったものの勝ちですの〜!」
しずく「そういう事です」ズルズル
聖良「Liella!の圧倒的優位は変わりませんね」
聖良「もうしずくさんが8割方食べ進めています…完食は時間の問題です」
聖良「ニジガクはまだほとんど丸々残っています…ここからまくるには凛さん並みのペースがいりますが……ニジガクには凛さんはいません」
「…います」
しずく「!」
かすみ「ニジガクには、かすみんがいます!!」バッ
侑「かすみちゃんっ!」
かすみ「お゛う゛え゛っ」
侑「ああっ!でもダメそう!」
しずく「フフフ♡無駄だよかすみさん」
しずく「かすみさんには逆立ちしたって凛さんみたいな芸当はできないでしょ?」
かすみ「それでも…っ」
しずく「…!」
かすみ「お゛え゛っ…」
侑「かすみちゃん!無理しないで!」
かすみ「それでも…かすみんは諦めません…!」
かすみ「皆さーん!」バッ
しずく「!」
ワアアアアアアアアアアアアア
侑「観客に…ファンに向けて右手を高々と上げた!」
にこ「…やるじゃない」
花陽「本物です」
花陽「本物のアイドルです…!」
かすみ「かすみんの…」
ルビィ「がんばれ…!」
ミア「かませ」
かすみ「う゛お゛みんの全部を込めお゛お゛う゛った、さいっこう゛う゛わ゛う゛するから、う゛お゛みんと一緒に盛り上がってお゛え゛え゛え゛え゛え゛!!」
かすみ「ぐへえ!」バタン!
侑「かすみちゃん!」
愛「あちゃ〜…」
かすみ「うう…やっぱり無理ですう…」ポロポロ
聖良「万事休すですね…気持ちだけではどうにもなりません」
ツバサ「これでニジガクは全滅…」
夏美「詰みですの!」
「かすみさん!!!!!」
かすみ「!」
侑「このクソデカボイスは!」
せつ菜「お待たせしました!!!!!」
せつ菜「かすみさんの魂…私に届きましたよ!!!!!」
侑「せつ菜ちゃんキター!待ってましたー!」
「ヒーローは、遅れてやってくるものよね…」ムクッ…
侑「っとさらにィ〜!」
ランジュ「ここから勝ちにいくわよ!かすみ!」
侑「ランジュちゃんも復活!これで勝てる!!」
かすみ「せつ菜先輩…ランジュ先輩…!」
せつ菜「早速行きましょう!パワーアップした優木せつ菜をお見せします!」
せつ菜「あんっ」
パクッ
侑「いった!」
せつ菜「…………」
侑「どうだ…?」
せつ菜「……………………………」
せつ菜「………………」
せつ菜「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
聖良「声量がパワーアップしましたね」
せつ菜「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
絵里「」バタン!
ダイヤ「」バタン!
栞子「」バタン!
恋「」バタン!
侑「ああ!あまりの音量に失神する人が続出!」
侑「全く意味はないけどすごいパワーアップだーっ!」
ランジュ「やるわね!流石せつ菜!」
ランジュ「私も負けてられない!」パクーッ
ランジュ「ラあああああああ!!!!」ドビュッシャアアアアアアアアアアアアアア
侑「ランジュちゃんは涙の水圧がパワーアップしてるー!!」
侑「目からハイドロポンプ…いやハイドロカノンだ―!」
かのん「つーかお前ら大食いしろよ」
絵里「」プカプカ
ダイヤ「」プカプカ
栞子「」プカプカ
恋「」プカプカ
侑「ああっ!涙の洪水で生徒会長四天王が流されていくー!」
穂乃果「今の生徒会長は私だよ!」
にこ「ツッコむとこそこで合ってる?」
果南「世話が焼けるね〜」ドボンッ
曜「初めてのまともな活躍であります!」ドボンッ
梨子「いや、全然まともじゃないよ?」
侑「呼んでてよかったAqoursのスイマー!」
侑「果南さんと曜ちゃんが、四天王の救出に向かってくれました!」
夏美「全く…騒々しいにもほどがありますの」
夏美「しずく!今のうちに終わらせるんですの〜!」
しずく「まだ仲間だと思ってくれるんですね」
夏美「は?」
しずく「せつ菜さん…ランジュさん…そしてかすみさん」
しずく「みなさんのおかげで私……思い出しました」
しずく「自分のいるべき場所を…いたい場所を!」
夏美「は?」
しずく「スクールアイドル数あれど、正義のアイドルただ一人!」
しずく「私は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会…桜坂しずくです!!」
夏美「は?」
侑「これは!?しずくちゃんがニジガクに帰って〜〜〜」
しずく「ただいま、先輩」ニコッ
侑「きたー!やったやったー!おかえりしずくちゃーん!」
夏美「は?」
夏美「どういうことですの!?契約違反ですの!」
夏美「これじゃマニーはお支払いできないんですの!」
夏美「いいや!それどころか違約金ですのよ!支払えますの!?」
しずく「人の心をお金で縛れると思ったら大間違いです!」
夏美「支払えるのかと聞いているんですの!」
しずく「大丈夫です。もう元は取りましたから♡」
夏美「会話になりませんの〜!」
聖良「お金で裏切ったんじゃなかったんでしょうか?」
ツバサ「わからないわね…わかりたくもないけど」クスリ
夏美「くぅ〜…どうしてですの!」
夏美「桜坂しずくは逃げ癖があるから、こちらの優位と報酬をチラつかせればすぐに裏切るってネットに書いてあったのに〜!」
ランジュ「下調べが足りなかったみたいね!」
ランジュ「『しずくは二度裏切る』…心に刻みなさい!」
侑「三度の飯より愉悦が好き!これが桜坂しずくだー!」
しずく「ハム、ハム、ハム」ズルズルズル
ツバサ「何はともあれ、これで振り出しね」
聖良「ですね。進捗でいえばLiella!が圧倒的ですが、勢いはニジガクにあります」
聖良「状況は五分…いや、唯一まともに食べられるしずくさんが帰ってきた以上、もはやニジガク優位です」
夏美「もう良いですの!どうせ残りはあとちょっと…」バッ
夏美「ゲゲ〜〜〜ッ!!!」ムリムリムリムリ
夏美「そのちょっとが食べられませんの〜!」
にこ「鬼塚夏美…人の性癖につけこんで仲間との絆を引き裂く悪魔のようなやつだったけど、やっぱり最後にものを言うのは本当の友情」
にこ「金に絆された関係で勝てるほど、ラブライブ!は甘くないのよ」
夏美「そんな…勝てないんですの……?」ガクッ
夏美「ナッツは……ナッツの夢はまた……!」ウルウル
可可「…すみれ、いきマスよ」
すみれ「可可!?」
ダッ
にこ「!」
可可「悪魔にだって友情はあるデスーっ!!」
侑「っとこれはー!?」
侑「可可ちゃんが残りのラーメンを掬いあげた!」
ツバサ「あれを一口で食べる気!?」
聖良「無茶です!できるわけが…」
バッ
すみれ「え?」
可可「すみれが食うデス!!」
ギュウ―ッ
すみれ「〜〜〜〜〜ッ!!!???」
侑「すみれちゃんの口に無理やり押し込んだ―!!」
しずく「無駄です!そんな形だけ無理やりつめたって、吐き出さずにはいられ――」
可可「すみれ!!」バッ
すみれ「!!」
侑「これはまさか!!」
ズキュウウウン
かのん恋千砂都「やっ、やったッ!!」
侑「唇を重ねたー!!お口でフタをしているー!!」
恋「さすが可可さん!私たちにできない禁断のセカイを平然とやってのけるッそこにシビれます!あこがれますゥ!」
可可すみれ「〜〜〜〜」ギュウウウウウ
可可すみれ「〜〜〜」ギュウウウウ
可可すみれ「〜〜」ギュウウウ…
聖良「お見逸れしました」
聖良「こんなこと、当然親密でなければできないですが…親密ならできるというものでもないですからね」
聖良「相手の口に殺人ラーメンをぶちこむわけで…普通、相手が大切であればあるほどできない…思いつきもしない」
聖良「相手をぞんざいに扱える…それも相当ですよ。そういう関係でないと…」
ツバサ「大嫌いで…大好きなんでしょうね。すみれさんのことが」
可可すみれ「ぷはあっ!」
侑「二人が離れた!」
可可「…ちぇっ……生き残りやがりましたね…グソクムシ」ハァハァ
すみれ「…アンタねえ……」グデーン…
侑「お口の中は空になっている〜!」
夏美「お二人!」
可可すみれ「!」
夏美「……頼りないは撤回しますの」
可可「へへ…」
すみれ「いいわよ…しなくても」
夏美「最っ高の仲間ですの〜!」
侑「Liella!完食―!色々あった2回戦! 」
侑「生き残ったのはLiella!だー!」
せつ菜「…しょうがないですね」
かすみ「え〜ん…!」ポロポロ
ランジュ「ラァあぁあぁ」ドバシャアアアアアア
侑「残念ですが……我らがニジガクはここで敗退!」
侑「でもでも、みんなよく頑張りました!泣かないで!」
侑「私の中ではみんなが優勝だよ〜!」
かすみ「先輩…」
しずく「侑先輩の言う通りです!胸をはって帰りましょう!」
三人「………………」
しずく「アレ?」
せつ菜「しずくさん…もしかしてまだ、自分が死なないとでも思っているんじゃないですか?」
かすみ「……」バッ
しずく「えっ」
侑「あっ!しずくちゃんのトレードマークの大きなお尻が丸出しに!」
ランジュ「天網恢恢…悪霊退散!」
かすみ「けつなあな確定です!」
ズボッ
侑「ラーメン注入ー!」
しずく「ぎゃああああああああああ!!!!」
しずく「お尻から火が出ます!!!!」ボオッ
侑「あ、出た」
ボオオオオオオオオオオオオオ
しずく「あ〜れ〜!」ゴオオオオオオオオオ
栞子「全く、酷い目にあいました…」ポタポタ
栞子「ランジュ!泣くのは勝手ですが、涙の勢いと方向ぐらい調節して…」
ランジュ「ごめんなさい栞子!でも今それどころじゃないの!」
ランジュ「しずくにラーメン浣腸したらケツデカロケットになってお空まで飛んでっちゃったのよ!」
栞子「……………………………………」
栞子「それは…急ですね…」
〇幕間 きょうのニジガク 〜何もしなくたって〜
果林(終わった……)
かすみ「くやしぃ〜!」
せつ菜「皆さん、ごめんなさい!!」
ランジュ「決勝まで、あとちょっとだったのに…」
ミア「Good game. お疲れ」
エマ「とっても楽しかったよ〜鼓膜はイカれたけど」ダラダラ
せつ菜「えっ!?私ったらまたやっちゃいました!?」
ワッハッハッハッハッハッハッハ
果林「…………」
果林(私は……何もしていない…)
果林(この大会中……私だけが何もしていない……)
栞子「皆さん、本当にお疲れさまでした」
果林(栞子ちゃんは、適性を見て作戦を立ててくれたし…)
璃奈「みんな、頑張った」
果林(璃奈ちゃんは…決勝に備えて色々な機械を用意してくれたし…)
果林(使わなかったけど…)
歩夢「精一杯やった結果だもんね!」
果林(歩夢は……なんか侑の方ばっかり見てたわね…)
果林(…でも…アレ…アレよ…)
果林(リーダー…リーダー的な感じで…私達をまとめて……)
愛「ま、これからは観客として楽しもうよ!」
果林(愛…?…愛は……なに…?)
果林(…ダジャレでみんなを笑わせて……いや、言ってないわね…)
果林(…ダジャレすら言ってない……?…いやいや…それはわかんないわ…)
果林(私がいないとこで言ってたかも…?)
果林(……そうよね…きっとそうよ…)
果林(あの愛がダジャレを言わないわけがないものね…)
果林(愛は……ダジャレでみんなを笑わせて…雰囲気良くして……)
彼方「そうだね〜」
果林(彼方……彼方?)
果林(彼方…彼方…彼方……彼方?)
果林(彼方は…彼方?)
果林(ホラ…彼方は……彼方?)
果林(彼方は…そう!一回戦に出て…)
果林(あ、違うそれ果南…)
果林(…彼方は……彼方?)
果林(……彼方…彼方は…彼方?彼方?彼方?彼方は…彼方?)
果林(アレ?彼方ってなんだっけ……)
彼方「果林ちゃ〜ん?」
果林「!」
彼方「どうしたの〜?まじめな顔して〜…」
果林「あ…いや……」
果林「ちょっとね…」
彼方「ん〜?」
果林「…みんなが私を…ここまで連れてきてくれたのに」
果林「私だけ…何もできなかったなって……」
彼方「……」
彼方「ははは〜」
彼方「何もしなくたって良いんだよ〜」
果林「彼方…」
彼方「だって、ほら…」
果林「!」
秋の大三角形、SHI・ZU・KU座「カガヤクヨ♪サアエイエイサ〜♪」キラキラ
彼方「何もしない方がよかった、戦犯だっているんだから〜」
果林「…星になったのね…しずく……」
千歌「これはねー!しずくちゃんがLiella!の…“星”の味方をしたのとかけた…」
曜「説明しなくて、いいから…」
>>199 正しく「けつなあな」と表記している+6点
よく整理された混沌
海未のAA、割とそれっぽいクゥすみ、彼方??ってバグる果林さん好き
侑「ではでは!悠奈さんにも復活していただきまして!」
悠奈「パァ!さっきはごめんね!」
悠奈「慢心しちゃって……」
ツバサ「も〜!本番中に慢心しちゃダメじゃない!」
聖良「しょうがない人ですね〜!」
四人「ワッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
四人「……………………」
悠奈「パァ!」
侑「決勝です!!」
侑「運命のお題は〜〜〜こちら!」
『無限回転寿司耐久リレー 5人』
穂乃果「お寿司!」
かのん「無限…!?」
侑「ルールを説明します!」
侑「まずは両チーム、1番から5番まで順番を決めてもらいます」
侑「始まると、両チームのレーンに1分おきにお寿司が1皿流れてきます。1番の二人が、これを可能な限り食べ続けます」
侑「1番が限界を迎えたチームは2番に交代、2番が可能な限り食べ続け、限界になったら3番に交代」
侑「このようにして、先に最後の5番が食べられなくなったチームの負け!」
侑「残ったチームの優勝となります!」
侑「ちなみにネタはランダムです。当然両チーム、同じネタですが」
悠奈「嫌いなネタでもパスとかはできないのかな?」
侑「そうですね。食べられなければもう次の人に回すしかありません」
聖良「まあ一皿ですから、余程でなければ我慢して食べるでしょう」
侑「さて!説明が少し長くなってしまいましたが!」
侑「いきましょう!最後のシンキングタイム〜〜〜」
侑ツバサ聖良「スタート♡」
悠奈「パァ!」
ツバサ「やっぱりこれがないとね」フフッ
侑「さて、決勝のポイントはどのあたりでしょうか」
聖良「基本的にはシンプルな耐久戦ですよね。二回戦ほど場が荒れることはないと思います」
ツバサ「正直、こうなると花陽さんの独壇場ね」
聖良「Liella!としては、どれだけ貯金を持って花陽さんに当たれるか、これに尽きますね」
侑「貯金ですか」
悠奈「間違いなく花陽ちゃんは5番…アンカーでくる。5番が食べられなくなったら負けだからね。ここは外さないと思う」
聖良「μ’sが花陽さんに回ったときに、Liella!も5番に回っているようでは勝ち目はありません」
聖良「少なくとも3番…理想は2番」
聖良「要は3人、4人がかりで花陽さんと向き合いたいですね」
侑「そうなると、Liella!は1番の責任も大きくなってきますね!」
ブーッ
侑「では両チーム、選出と順番を発表してください!」
絵理「せー」
千砂都「のっ!」
ジャジャン!
1 海未 千砂都
2 絵里 すみれ
3 真姫 恋
4 希 きな子
5 花陽 かのん
侑「やはり花陽さんはアンカー!そしてLiella!は初めて四季さんを外してきました!」
聖良「腹をくくりましたね」
ツバサ「真っ向勝負ね。士気は上がるでしょうけど…果たしてそれで通用する相手かしら」
侑「あっはっはっはっは!四季ちゃんだけに士気って…ツバサさん面白すぎます!」
ツバサ「いや…別にそういうつもりじゃ…」カアア…
侑「さあ!泣いても笑ってもこれが最後です!」
侑「位置について!」
絵里「頼んだわよ、海未」
海未「任せてください」
千砂都「行ってくるね!」
かのん「ちいちゃん!」
きな子「がんばってくださいっす!」
侑「よ〜い…………」
侑ツバサ聖良「スタート♡」
悠奈「パァ!」
ウィーン
侑「おーっと!1皿目はタマゴです!」
千砂都「いただきまーすっ」ヒョイパク
千砂都「うんっ!まるっ!」
海未「フム…甘くて美味しいです」モグモグ
侑「当然ですが両チーム出だしは快調!」
侑「やはり1分という時間は結構余裕がありますね!」
聖良「それにしてもμ'sは海未さんを1番に選出してきましたね」
聖良「このあたり、司令塔の絵里さんの作戦が光っています」
ツバサ「Liella!の心を折りに来てるわね」
ツバサ「さっき言われたように、Liella!は数的優位を持って花陽さんに当たりたい」
ツバサ「1番手の千砂都さんでμ'sの2番、3番ぐらいまでみたかったんだけど」
悠奈「相手が海未ちゃんだと、それもキビしいよね」
ツバサ「逆に千砂都さんが先に折れるようだと、Liella!の戦意はガタ落ちする…」
聖良「海未さん、二回戦では不本意な結果でしたからね」
聖良「お腹も空いていますし、リベンジに燃えてコンディションは最高だと思います」
ウィーン
侑「二皿目はマグロ!お寿司の王様が来ました」
千砂都「あーん」ヒョイパクッ
海未「あん」パクリ
: :: : :: : :: : :: / : :/ |: :: : :: : :: : :| \: ヽ: : :: : :: : :: ::,
:: ::.: : :: : ::.__i::_;厶イヘ:.:: : :: : :|: ::ト、__|:_:: ':: :: : :: : :: : ::,
: :: : :: : :: ::./|::/____∧: :: : :: j: :リ ___|:: :ハ: :: : :: : :: : ::,
: :: : :: ::i:: /≫─宀ト ': : :: : : ァ宀‐≪. ∨: ::|: :: : :: :!
: :: : :: ::|〃 ,__)ハ 八: ::/|〃 ,__)ハ Vハ : i: : :: : ::|
: :: : :: ::|{{ 弋~ツ }/ 弋~ツ }} |:: : :: : :: : |
: :: : :: ::| \ -= =- 丿 |:/:: : :: : :;′
∧:: ::.八 ´“ ′ ”` 八:: : /: /
(ハ: :: : ::、 __ .: :: : ::/}/
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ト、 〈 \::\ \ /:::::::::::::::::::::::::::. '⌒Z八
i :`ト--:、\:Z⌒ {⌒⌒¨¨⌒ヽ__| ,′
i: ::i:: : : ::.\ 、 リ .イ
i: ::i:: : :: : ∧>、 \ー‐‐ / イ::│
i: ::i:: : :: : /∧ ≧=-  ̄_,.. < :: :i: : |
侑「なんだー!?海未ちゃんのこの表情は!?」
海未「か…辛い…!」
千砂都「辛い?」モグモグ
海未「あまりにも辛すぎます!!」
凛「それは凛のやつだにゃ〜」
にこ「字面はね」
侑「辛い…?と言っていますが…えっと…ワサビでしょうか?」
ツバサ「入ってるの?」
侑「確認しますね……あ、はい、ありがとうございます!」
侑「入ってはいますが…ごくごく普通の量ということです」
海未「水!お水を…」ゴクゴク
聖良「これはアレですね」
聖良「二回戦…あの激辛殺人ラーメンで口内が破壊されて、辛さに対して非常に敏感になっているんですね」
ツバサ「少量のワサビすらあの衝撃、と」
侑「なんと思わぬ後遺症!海未ちゃん大丈夫か!?」
海未「バカにしないでください!!」ダンッ
海未「この園田海未が、あんな産業廃棄物の呪いに屈するとでも…」
ウィーン
侑「3皿目はサーモンだー!」
海未「……っ!」
ツバサ「ワサビ、入ってるわね」
千砂都「うんっ、まるっ!」モグモグ
海未「穂乃果!」
穂乃果「えっ?」
海未「私にエールを!!」
穂乃果「ええ…」
ウィーン…
侑「レーンは無情にも流れていきます!時間がない!」
海未「早く!」
穂乃果「ええと…ファイトだよ!海未ちゃん!」
海未「ありがとうございますっ!」バッ
海未(穂乃果…あなたはいつも私に勇気をくれます)
海未(あなたがついていてくれれば…怖いものなんてありません…!)
: :: : :: : :: : :: / : :/ |: :: : :: : :: : :| \: ヽ: : :: : :: : :: ::,
:: ::.: : :: : ::.__i::_;厶イヘ:.:: : :: : :|: ::ト、__|:_:: ':: :: : :: : :: : ::,
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穂乃果「ダメかァ〜」
侑「ダメだったー!!」
ことり「うーん、眼福、眼福♡」
海未「絵里!絵里!!」
海未「無理ですっ!もう無理です!!」
絵里「ええっ!?」
侑「ここで海未ちゃん、たまらず無念のギブアップ〜!」
悠奈「パァ!」
侑「わずか4皿目で2番の絵里さんが出てきましたー!」
絵里「もう、海未ったら…」
侑「絵里さんはここまで司令塔としてμ'sを引っ張ってきましたが、食べるのはこれが初めてです!」
聖良「絵里さんも実力はありますよ」
ツバサ「ロシア仕込みの大食い術ね」
侑「さあロシアン絢瀬の初陣は…」
ウィーン…
絵里「ゲッ!」
侑「カッパ巻きです!カッパ巻きが流れてきました!」
千砂都「まるっ」モグモグ
侑「千砂都ちゃんは難なくクリアー!」
絵里「……」
侑「おっとどうした!?ロシアン絢瀬、手をつけません!」
絵里(海苔…)
絵里(私…海苔はダメなのよね〜……)
絵里「真姫!!」
真姫「ヴェエ!?」
侑「なんとここで3番の真姫さんをコールしたー!」
真姫「ちょっと絵里!フザけないで!」
絵里「だって消化しなくちゃいけないんだからしょうがないじゃない!!」
真姫「ハア!?」
ダイヤ「海苔を消化できるのは日本人だけと言われています」
鞠莉「タッメになるゥ〜!」
ダイヤ「だからロシア人の…ロシア人風情のエリーチカが消化できないのも無理はありませんわァ」
可可「ヘ…ヘイトスピーチ…」
希「クォーターだけどね」
真姫「全くぅ!」
侑「兎にも角にも真姫ちゃん登板!」
真姫「ヒドすぎるわ!海未も絵里も…」ヒョイパクッ
侑「真姫ちゃんがカッパ巻きを…ぶふっ」
侑「あーはっはっはっはっはっは!!」
真姫「何がおかしいのよ!」
侑「いやはや……ぷくっ……失礼しました…フフ…」
聖良「それにしてもμ'sはもう三人目ですか」
悠奈「Liella!に風がきてるね!」
ラブライブのネタも他のネタもめっちゃ織り込まれてておもろい
なんで海苔ダメなのに寿司の勝負に出てきたんだ、、、
ツバサ「とはいえ、真姫さんも曲者よ」
ツバサ「つわもの揃いのμ'sがここで選出してきた意味…土壇場では自分を手術してくることもありえる」
侑「ちょっとそれは絵面的に勘弁して欲しいですが、ルールの上ではOKです!」
侑「誰も真姫ちゃんのブラックジャックへの挑戦を止められはしません!」
ウィーン…
侑「さて5皿目は……あひぃ〜っ!」
真姫「……」イライラ
侑「てっ……鉄火巻きだ〜〜〜〜〜!!!」
一先ずおつ
ンミチャーとカッパ真姫鉄火真姫めちゃくちゃ笑ったよ
侑「これはとんでもないことが起こっています!」
真姫「起こってないわよ!」
侑「真姫ちゃんに鉄火巻き……ヒッヒッヒッヒ!」
侑「これがホントの鉄火の真姫ちゃんだー!」
真姫「意味わかんない!」
千砂都「うん、まるっ!」モグモグ
真姫「…なんでよりによってこのタイミングで…」モグモグ
聖良「まきまきはともかく、流石に真姫さんは安定していますね」
ツバサ「千砂都さんはここからが本番ね」
侑「さあ!次はどんな巻きがくるのか!?」
侑「かんぴょう巻き!?納豆巻き!?」
真姫「なんで巻き限定なのよ!」
真姫「来ないでしょ…3回も連続で」
侑「次に来るのは何巻きだぁ〜っ!!」
ウィーン…
侑「アスパラガスの豚バラ巻きだー!!」
真姫「ちょっと待ちなさい!!」
真姫「おかしいでしょ!明らかに私に寄せてるじゃない!」
真姫「なんで回転寿司でアスパラガスの豚バラ巻きが出てくるのよ!」
侑「そんなこと言われても…」
千砂都「出てきちゃってるからねえ」モグモグ
ツバサ「今の回転寿司はラーメンやデザートも回っている…」
ツバサ「アスパラガスの豚バラ巻きが回っていてもおかしくないわ」
真姫「いやおかしいわよ!お母さんじゃないんだから!」
千砂都「で?真姫ちゃん食べないの?」モグモグ
真姫「食べるけど!」
真姫「もう!調子狂う…」モグモグ
凛「真姫ちゃんはいっつもそんな調子だにゃ〜」
真姫「凛うるさい!」
ウィーン…
侑「さあお次は7皿目!ラッキー7です」
真姫「もういいわよ…春巻きでも出し巻き卵でも」
侑「残念ツブ貝でした〜っ!」
聖良「自分に寄せたなどと、その気になっていた真姫さんの姿はお笑いでしたね」
真姫「別に期待してないしィ!」
真姫「…結構美味しいのね。最近の回転寿司は」モグモグ
にこ「サラっとスポンサーに媚売ったわね」
穂乃果「流石CM女王!」
凛「営業上手だにゃ〜」
真姫「女王って1回だけでしょ!」
海未「ハッ!真姫!!いけません!!」
真姫「え?」
海未「気づかないのですか!?」
海未「ツブ貝は……巻き貝です!」
真姫「だから何ィ!?」
侑「真姫ちゃんのツッコミが止まりませんが…」
ツバサ「彼女なりの調子のバロメーターね。悪くないと思うわ」
侑「一方の千砂都ちゃんはどうですか?もう7皿を完食していますが」
千砂都「まるっ!」キラキラ
ツバサ「まだ余裕…俄然やる気に満ちてるわね」
聖良「それこそポジティブがあふれ出すといった感じですね」
悠奈「千砂都ちゃんはやると決めたら徹底的にやるタイプだからね」
悠奈「そもそも、千砂都ちゃんのスパルタ指導がなければ、この大会でのLiella!の躍進もなかった」
悠奈「自分が連れてきたっていう責任も背負ってるし、モチベーションはすごく高いと思う」
聖良「素晴らしい先輩ですね」
侑「これは長くなるかもしれません!」
それからそれから…
侑「さあ!これで10皿目です!」
千砂都「まるっ」モグモグ
真姫「……」モグモグ
侑「15皿目がやってきました!」
千砂都「まるっ!」モグモグ
真姫「……フーッ…」モグモグ
侑「次が20皿目になります!」
千砂都「まるっ…!」モグモグ
真姫「フーッ、フーッ…」モグモグ
千砂都「イケる…まだまだこれから…!」キラキラ
ツバサ「やるわね、千砂都さん」
聖良「すごい精神力です」
悠奈「もう、完全にお腹は膨れてるハズなのに…」
千砂都「まだまだ……!」
真姫「フーッ、フーッ…」
悠奈「真姫ちゃんの方が限界が近いかも」
聖良「海未さん絵里さんの分をよくカバーしてきましたが、そろそろキツそうですね」
ツバサ「あとはセルフ手術が出るか出ないか…」
侑「やはり自分で自分を手術するというのは、真姫ちゃんを以てしても簡単ではないですか?」
ツバサ「問題はマルチタスクね」
ツバサ「自分の胃腸から食べ物の残滓を摘出する単純な手術とはいえ、どう見繕っても1分以上はかかる…」
ツバサ「つまり真姫さんはセルフ手術をしながらお寿司も食べ続けなければいけない…そこが問題なのよ」
千砂都「まるっ…!」モグモグ
真姫「フウーッ……」モグモグ
侑「両者20皿目のえんがわも完食しました!」
侑「次は21…」
真姫「―ッ」バッ
侑「!」
聖良「動きますね」
真姫「メス!」キラーン
メイ「マジかよ…!」
ブスーッ
侑「いったー!ブラック・ジャックによろしくー!」
真姫「やってやる…!」チャキチャキ
ランジュ「きゃあっ!これがジャパニーズ・ブシドー…セップクね!」
侑「狂気の帝王切開開始―!良い子は絶対真似しないでね〜!」
ウィーン…
侑「しかし手術中もお寿司は止まってくれません!」
侑「22皿目はラーメン!ミニラーメンです!」
しずく「にゃん、にゃん♡」
愛「凛だけにね!」
侑「こちらは美味しい普通のラーメンですからね!安心してください!」
凛「それじゃまるで凛のがゴミみたいだにゃ〜」
海未「ゴミなんです」
ツバサ「真姫さん、いきなり正念場ね」
ツバサ「高度な箸遣いが要求されるラーメンはお寿司よりずっと食べにくい…」
ツバサ「メスを振るいながら上手くすすれるかどうか……」
真姫「ケチな考えね……」
ツバサ「!」
侑「あーっ!!」
真姫「フンッ!」ガシッ
侑「素手でいったー!素手でラーメンを鷲掴み〜!」
真姫「ラーメンはどう食べての美味しいのよ」
侑「そして…すごいドヤ顔だ〜!」
真姫「してないしィ!」(してた)
侑「お行儀もへったくれもないゴリラスタイル!今日の真姫ちゃんは本気だぞ―!」
愛「流石だねマッキー!」
ミア「これにはAiも太鼓判…」
真姫「グエーッ!」
侑「なんだー!?」
真姫「」バタン!
侑「真姫ちゃんがぶっ倒れたー!どうしたんだー!?」
聖良「気を抜きましたね」
ブシャアアアアア
侑「お腹から血がでているー!手術に失敗したのかー!?」
悠奈「でも、なんで…」
ツバサ「クセが出たわね」
ツバサ「ラーメンの素手掴み成功で勝ち誇ったことで、もう片方の手…即ちメスを持っている手への意識がおろそかになった」
ツバサ「普段髪の毛をいじるようにクルクルとやってしまったのよ」
悠奈「パァ!」
侑「真姫ちゃん痛恨のミスー!そんなに素手ラーメン成功が嬉しかったのかー!」
真姫「キモチワルイ…」グデーン
にこ「馬っ鹿…!」
希「選手交代やね」
侑「真姫ちゃんはここでリタイア!やっぱりいくらなんでもセルフ手術は無理があったか!」
聖良「人間がお腹の満ち飢えを自由にしようなんて、おこがましかったですね」
千砂都「まるっ…!」フウーッ゙
侑「食べた食べた!一方の千砂都ちゃんは22皿目も通過しました!」
可可「千砂都―!良いデスよー!」
悠奈「パァ!これで三人抜き!」
希「普通じゃないね…」
侑「さあμ'sは4番!希さんです!」
ツバサ「魔女・東條ね」
絵里「希!気をつけて!あの子何かあるわ!」
希「わかってる」
希「スパルタ……責任感……」
希「それはそれで間違いじゃないんだろうけど…」
千砂都「まるっ…まるっ…」ブツブツ
希「もっと…スピリチュアル的な“何か”を感じる……」
バーッ
侑「おーっと!?希さんがタロットカードを並べたー!」
希「こういう時は、カードに訊くのが一番やね」
希「カードさん、カードさん」
希「あの子…嵐千砂都ちゃんのパワーの秘密を、ウチに教えて、ください、なっ!」シュッ
侑「引いたー!千砂都ちゃんの謎が今明かされるー!」
〜大会前・結ヶ丘女子高等学校屋上〜
千砂都「人間はマルには勝てない」
かのん「ちいちゃん?」
千砂都「歌もダンスも習ってないマルにね…」
すみれ「……はぁ?」
恋「…?」
メイ「……?」
千砂都「だったらどーするの」
可可「…どーするって…」
千砂都「なっちゃえばいいんじゃん、マルに」
―――
――
―
希(この子は……)
侑「60皿目完食―!千砂都ちゃんがすごすぎる!」
希(この子は夢を叶えたんや)
千砂都「フウーッ…」キラキラ
侑「も…もう千砂都ちゃんのお腹がパンッパンに膨れて…」
すみれ「千砂都…なれたのね…」
千砂都「マルなんだYO−!!」マルマル
マンマルに…!!
侑「完全な球状になっている〜!!」
希(千砂都ちゃんのモチベーションは自分のお腹をパンパンにして完全な球状にすること…!)
希(やられた…!こんなスクールアイドルがいたなんて…!)
希「おえっ…」パンパン
希(そしてウチの食べた22〜60皿目の軌跡が丸々すっとばされるなんて…!)
千砂都「あっ!」コテン!
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
千砂都「わ〜!」ゴロゴロ
かのん「ちいちゃん!」
侑「ああっ!千砂都ちゃんボールがコロコロと転がっていく!」
ツバサ「千砂都さんもこれで退場ね」
聖良「起き上がれませんからね」
侑「しかし大健闘です!嵐千砂都、たった一人で60皿を食べきりました!」
聖良「これはパァ!あげてください」
悠奈「パァ!」
侑「ありがとうございます!」
希「ゴメン花陽ちゃん…ウチももう限界…」ウップ
希「投げていい?」
花陽「もちろんです!」フッスーン
侑「そして希さんもここでリタイア!」
侑「μ'sはついに後がなくなりましたー!」
ツバサ「…それは違うわね」
侑「え?」
ツバサ「μ'sの後がなくなった…というより…Liella!はこれでようやくスタートラインに立った……」
希「はあ〜、疲れた…」パンパン
凛「なんだか希ちゃんは食べる前とあんまり変わんないね〜」
希「凛ちゃん?」
海未「スタートライン…?それも違いますね……」
ツバサ「……」
海未「正しくは……これでLiella!は終わったのです」
海未「ここから先はただの消化試合です…いや…試合ですらありません……」
すみれ「まっ、とりあえず次は私よね…」
かのん「がんばってね!」
すみれ「ありがと…どうせ捨て石だけど」
かのん「すみれちゃん!」
すみれ「わかってる……1皿でも多く平らげて、花陽のお腹に負担をかけてくるわ」キリッ…
ズシーン…!
すみれ「!」
侑「なんだーっ!?」
花陽「ごはん♡ごはん♡」ズシーン…!
侑「花陽ちゃんが…何か重いものを……」
侑「とてつもなく大きなものを背負ってきたぞーっ!」
すみれ「あれはっ…!」
花陽「食べる前にはちゃんと、いただきます!しないとね〜♡」ニコニコ
すみれ「そんな…っ!まさか…っ!」ガクガク
かのん「こんなことって…!」ブルブル
海未「ここから先は……花陽の時間です!」
ツバサ「暴れ出すわよ…ラ!界最強の大食らいが……!」
最近の生きがいだわ
Aqoursもちょいちょい出してくれると嬉しいぞ!
侑「これは一体何のマネだーっ!?」
花陽「よい、しょと…」
ズシーン…!
すみれ「…釜……!」
侑「お釜です!花陽ちゃんが背負ってきたのは巨大な炊飯釜!!」
花陽「美味しく炊けたかな〜♪」
パカッ
花陽「う〜ん、いい香り♡」
侑「中身はモチロン炊き立て白米てんこ盛りだー!」
花陽「いただきます!」パン!
花陽「う〜ん!美味し〜い♡」モグモグ
かのん「ふつうに食べ始めた…」
かのん「この大食い勝負の真っ最中に…!」
夏美「どういうつもりですの!?」
侑「一応、言っておきますが、このご飯は何杯食べても勝敗には影響しません!」
侑「決勝のお題はあくまで回転寿司!1分に1皿のお寿司をどこまで食べ続けられるか、です!」
きな子「止めないんっすか!?」
絵里「止める?あんなに幸せそうな花陽をなぜ止めるっていうの?」
花陽「おかわり、おかわり♡」モリモリ
ウィーン…
侑「そうこうしてるうちに61皿目!今日何度目かのサーモンが流れてきました!」
花陽「きた、きた♡」ヒョイパクッ
すみれ「!」
花陽「うーん!やっぱりお寿司って白米に合うよね〜!」モグモグ
花陽「酢飯のシャキっとしたしょっぱさとひんやりした冷たさがあったかホカホカのご飯とマッチして最っ高〜♡」
海未「これはパフォーマンスでもなければ腹ならしでもありません」
海未「食べたいから食べているだけ…そして食べ続けるだけです」
花陽「ご飯が進んじゃいます〜!」シャカシャカシャカシャカ
花陽「おかわり!おかわり!おかわり!おかわり〜!」バクバクバクバクバク
侑「花陽ちゃんフルスロットル―!勝負と無関係なお茶碗を瞬く間に積み上げていくー!」
すみれ「……っ」ガタガタ
すみれ(甘かった……!)
すみれ(4人がかりなら戦えるとか…少しでも負担をかけるとか……)
すみれ(全っ然ダメ……!次元が違いすぎる……!)
花陽「ここでお飲み物を一つまみ…」ゴクゴク
花陽「うん!ご飯にはやっぱり白米スムージーです!」
すみれ(この子は千でも万でも億でも兆でも平気で食べる……!)ワナワナ
海未「花陽にとって白米の摂取は呼吸することと同じ…いやそれ以上です」
海未「そこに限界といった概念はありません」
すみれ(こんなの……)
すみれ(こんなの……どうしようも……)ウルウル
可可「すみれーーー!!」
すみれ「!」
可可「Liella!のジョーカーが何やってるデスかー!!」
すみれ「可可…」
可可「食べるデス!とにかく食べるデス!」
可可「あとはこっちがなんとかするデス〜〜〜!」
すみれ「――」キリッ
海未「!」
すみれ「あんっ!」
侑「食べた食べたー!」
侑「ちょーっとギリギリでしたが、すみれちゃんも間に合いましたー!」
すみれ(弱気になるなすみれ!)
すみれ(恋が、きな子が、かのんが……そして私も!)
すみれ(必ず…必ず花陽の攻略法を見つける!)
すみれ(私はそれまで1皿でも多く食べて、1分でも長く時間を稼ぐ!)
すみれ(やることは変わらないわ!)
海未「ふむ…」
ツバサ「やっぱり立ったわね、スタートラインに」フフッ
悠奈「でも、相当キビしいことは変わらない…」
聖良「私たちの認識も甘かった……あの小泉花陽さん…正攻法では絶対に勝てませんよ」
夏美「だったら邪道で勝つだけですの!」
夏美「裏方にワイロを贈って花陽の嫌いな食べ物を流してもらいますの〜!」
夏美「え〜小泉花陽小泉花陽…」スマホペンペン
夏美「嫌いな食べ物は〜……」
夏美「ヌアッ!?」
四季「なし」
夏美「…梨じゃなくて?」
四季「なし」
千砂都「弱点はないYO!」ゴロゴロ
メイ「四季!お前の薬でどうにかできねーのかよ!?」
四季「もうやってる」
穂乃果「なんだか眠くなってきた…」ファアア…
彼方「すやぴ〜…」グー
花丸「おやすみなさん!」バタン!
侑「これは!?」
四季「催眠ガス」
四季「すみれ先輩もろとも眠らせる。残り3人いるから、相討ちでもLiella!が勝つ…」
メイ「おぉ!」
四季「ハズだった」
すみれ「Z〜」グー
花陽「美味し〜♡」パクパクパクパク
かのん「四季ちゃんの催眠ガスが効かない!?」
聖良「食欲、性欲、睡眠欲は三大欲求と言われますが……」
聖良「今の……白米を前にした花陽さんは極端に食欲に傾いた覚醒状態」
聖良「壁クイ本を熟読中の梨子さんのようなものです。眠れるハズがありません」
梨子「その例えはいらないと思います」
侑「Liella!自爆―!すみれちゃんだけが眠ってしまいました!」
恋「出番ですね」
かのん「恋ちゃん!」
可可「なんとか時間稼ぎを…」
恋「ええ。時間を稼ぐのはいいですが――」
恋「別に、アレを倒してしまっても構わないんでしょう?」
かのん「恋ちゃん……!」
恋「行って参ります」
可可「レンレン……何をするつもりデスか!?」
恋(どんなゲームにも攻略法はあります)
恋(この場合…要は花陽さんにお寿司を食べさせなければいい……)
ウィーン…
恋(ということは!)カッ
ダイヤ「!」
侑「あれは!」
恋「ルビィさん!技を借りますよ!」ダッ
ルビィ「ピギィ!?」
恋「葉月流私物化奥義……」
スティールビィ!
花陽「ピャア!?」
侑「盗ったー!知将・葉月恋、花陽ちゃんのお寿司を盗みましたー!」
審判「葉月恋選手、失格!!」
恋「えっ」
侑「そして流れるように失格―!当たり前だー!」
かのん「恋ちゃん……キライ」
恋「申し訳ございません……」シュン…
きな子「いくっす!」
かのん「きな子ちゃん…!」
きな子「心配いらないっす!きな子、大食いならメンバーで一番やるっす!」
きな子「簡単には負けないっすよ!」ニコッ
かのん「………………」
かのん(何も言えない…!これから死地に向かうきな子ちゃんに…何も言ってあげられない……!)
かのん(なんて無力なんだ…私は……!)
ツバサ「あっという間にLiella!も4人目…」
聖良「このきな子さんが、実質的なLiella!のアンカーと考えていいでしょうね」
侑「5番にはかのんちゃんがいますが?」
悠奈「かのんちゃんは精神的支柱」
悠奈「後ろに控えることで、きな子ちゃんが安心して最高のパフォーマンスを出せる…そういう目的の5番」
悠奈「普通の相手ならともかく、花陽ちゃん相手に張り合える力はない…」
花陽「よいしょ、よいしょ」ズシーン…!
侑「2個目のお釜背負ってきた……」(ドン引き)
それからそれから…
侑「きな子ちゃんはこれで50皿目を完食!気を吐いています!」
千歌「Liella!は、奇策やめて正攻法に戻ったね」
曜「きな子ちゃんなら、もしかしたら…」
花丸「いや」
花丸「きな子ちゃん……いいフードファイターだけど、花陽ちゃんには敵わないずら」
侑「きな子ちゃん60皿目!千砂都ちゃんに並びました!」
花陽「がんばったね〜♡」バクバクバクバク
花陽「おかわり!おかわり!おかわり!おかわり!」バクバクバクバク
きな子「フーッ…」パンパン゙
エマ「そもそも、きな子ちゃんは一回戦でもいっぱい食べてる」
エマ「とっくに限界だよ……限界以上…」
かすみ「じゃあ、なんでLiella!はバカ正直に…」
かのん「きな子ちゃん…ごめん……!」
聖良「万策つきましたね」
ツバサ「Liella!にはもうとれる手段がない……耐えることしかできない」
悠奈「きな子ちゃんが倒れるのも時間の問題」
聖良「そして倒れた時…」
ツバサ「Liella!の敗北は決定的になる…」
きな子「うわーっ!」コテンッ!
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
かのん「きな子ちゃん!」
千砂都「まるなんだYO!」ゴロゴロゴロゴロ
きな子「うっぷ」ゴロゴロ
きな子「ごめんっす…かのん先輩…」ゴロゴロ
かのん「何言ってるの!謝るのはこっちだよ!」
きな子「きな子……まだ……」
かのん「もういい…もういいよ!」
かのん「こんなボールみたいな身体で食べられるわけない……!」ポロポロ
きな子「かのん先輩……」
かのん「ごめん…ごめんね……!」
かのん「私がふがいないばっかりに……」ポロポロ
きな子「………へ…へ…」
きな子「かのん先輩も…そんな顔……するんっすね……」
かのん「…えっ…?」
きな子「きな子が見てきたかのん先輩は……」
きな子「優しくて、かっこよくて、頼りになって……」
きな子「ほんとに……スーパースターって感じだったっす……」
かのん「…きな子ちゃん…」
きな子「勝てるっすよ!」
きな子「相手が誰だって…花陽ちゃんだって…」
きな子「かのん先輩なら勝てるっす…!」
きな子「勝たなきゃいけないんっす!」
かのん「……っ」
夏美「自分の言葉に、責任は持つべきですの」
かのん「!」
きな子「私をLiella!に迎えてくれた…」
恋「私とお母様の思いを結んでくれた…」
すみれ「私をスカウトしてくれた…」
千砂都「私を変えてくれた…」
可可「可可と一緒に、スクールアイドルを始めてくれた……」
かのん(ちゃん/先輩)なら勝てる!
かのん「――」スクッ
可可「かのん!」
かのん「食べられる。一人じゃないから!」
侑「さあ兎にも角にもLiella!は5番目!」
侑「澁谷かのんが立ち上がりました!」
悠奈「流石…」
ツバサ「立派ね」
聖良「ですが、勝負はもう…」
かのん「そうかな?」
全員「!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
侑「なんだー!?」
かのん「少し様子を見てみない?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
侑「かのんちゃんから何かものすごいオーラを……」
聖良「背後ろです!!」
かのん「何か…勝てる理由がある気がするんだよね」ゴゴゴゴゴゴゴゴ゙
ツバサ「かのんさんの背後ろに………何かが出現している!!」
ウィーン「確かにある」
ウィーン「ありえない?」
ウィーン「いやある」
・ウィーン・マルガレーテは語る
ウィーン「スターにはオーラがある…それの強化版」
ウィーン「オーラが確かな形になって、ハッキリ目に見えるようになる」
ウィーン「守護霊…スタンド?…まあ呼び方は色々あると思うけど」
ウィーン「とにかく、スーパースターには、そういうのがある」
ウィーン「ラブライブ!のステージで、アレをかのんに出されなければ、私がLiella!に負けることもなかった…」
ウィーン「……澁谷かのんの強さの秘密?」
ウィーン「だから今話してる!」
ウィーン「澁谷かのんのオーラの像……名前は」
ウィーン「澁谷観音」
侑「かのんちゃんの背後ろに、巨大な観音様が出現したー!!」
かのん「大好きってーいーまー叫ぼう〜♪」
全員「!?」
かのん「夢見るしかないでしょ〜♪」
花陽「あ…」
その『未来予報ハレルヤ!』はこの上なく流麗且つ緩やかに歌い上げられた様花陽は感じたが
否
かのん「ダメな自分に〜モヤモヤしてた〜♪」
寿司が回る1分間の刹那にすべてが為されたことに疑いの余地はなく
ウィーン…
それは花陽が己の体感時間を限りなく圧縮し自らの時を止めるに等しい状態に置くことでしか、かのんの世界レベルの歌声を感受できなかったことに起因する。
つまり真相は
ウィーン…
かのん「つまずきーもーはー」
かのん「あんっ」ヒョイパクッ
かのん「ねーにーして〜♪」モグモグ
花陽「スバラシイ……」ジーン…
ウィーン…
凛「かよちんっ!」
真姫「馬鹿!」
花陽「スバラシイスクールアイドルデス…」ツー…
ウィーン……ガシャン!
侑「お寿司が……花陽ちゃんの前を素通りした…………」
不可避の 決着である。
パンッ!
花陽「ゴチソウサマデシタ」
侑「ということは…………」
ツバサ「お見事」
聖良「やってくれましたね」
悠奈「パァ!」
侑「けっちゃく〜〜〜〜!!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアア
侑「ラブライブ!グループ対抗大食い対決!!」
侑「優勝は―――Liella!だー!!」
かのん「よっしゃーーーーー♪」
侑「すごい番狂わせ……番狂わせと言っていいでしょう!」
侑「白米ブラックホールと化した花陽ちゃんに対して、万策つきたかに見えたLiella!!!」
侑「しかし最後の最後にリーダー澁谷かのんが…いやッ!!」
侑「澁谷観音様が奇跡を起こしました!!」
ツバサ「花陽さんの手を止めるには、花陽さんが白米と同じぐらい大好きなスクールアイドルしかなかった、ということね」
聖良「それも観音様級のスーパースターですからね…ご飯も止まりますとも」
悠奈「コングラッチュレイ〜〜〜パァ!」
千砂都「かのんちゃん!」ゴロゴロゴロゴロ
可可「かの〜ん!」タッタッ
かのん「ちいちゃん!みんな!」
千砂都「私ね…ずっと夢見ていた気がする」
千砂都「こういう日がくることを」ゴロゴロ
きな子「っす!」ゴロゴロ
夏美「二度目の一等賞ですのー!」
恋「本当にやったんですね……私達……」
花陽「ごめんなさい…ついウットリしちゃって」エヘヘ
海未「花陽が食べられないなら、誰も食べられませんよ」
真姫「そうね」
にこ「負けたものは仕方がないわ。相手が上だった……」
絵里「Liella!にジュースでもおごってあげなくちゃね」
しずく「一時は私を迎えてくれたLiella!が優勝…本当におめでとうございます!」
ランジュ「しずくがいなければLiella!の二回戦突破はなかったものね!Liella!はしずくに感謝するべきよ!」
愛「そういう意味では、実質ニジガクの優勝と言っても過言ではないね!」
ミア「過言だろ」
栞子「チームワークが私たちの課題ですね。やはり極限レベルの戦いになると、1グループでやっている皆さんには団結力で劣ってしまう…」
せつ菜「のびしろがあるのは良いことです!!帰ったらまた特訓しましょう!!」
花丸「今回の大会で分かったこと、それは観音様の偉大さずら」
千歌「かしこーい!」
ルビィ「観音様しゅごい!」
梨子「やっぱりちゃんと観音を開帳する必要があるわね」
善子「もう終わりだわこのグループ」
侑「では最後に!今大会の総括をお願いします!」
ツバサ「そうね…たかが大食い…されど大食い…」
ツバサ「あんじゅの言葉を借りれば、最高にフルハウスな大会だったわ」
聖良「裏切りあり、レズキスあり、顔芸あり、観音あり」
聖良「なんでもありの、非常にラブライブ!らしい大会だったと思います」
聖良「予選でブロッコリーにさえ当たらなければ、私が優勝していましたけどね」
悠奈「パァ!」
侑「ではお三方、ありがとうございました!!」
三人「ありがとうございました」
侑「あっ!優勝者のLiella!さんには、この後プロデューサーさんからご褒美があるそうです!」
侑「では皆さん!ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!バイバ〜イ!」
ゾロゾロゾロゾロ
かのん「ご褒美ってなんだろう?」
すみれ「もしや、本格的にショウビジネスの世界にスカウト…」
夏美「マニーですの!1億ドルですの!」
メイ「円でいいだろ円で!」
千砂都「まるっ!」
夏美「この円安の時代に円は不安ですの〜!」
バッタリ
かのん「んっ!?」
ウィーン「……」
かのん「マルガレーテちゃん!?」
かのん「えっ…えぇっ…なんで?」
ウィーン「見ての通りよ。ご褒美は中止」
かのん「へぁ?」
かのん「っ…そ、そんな急にどうしたの」
ウィーン「あなた達の元にも反響が届いているハズよ」
かのん「反響……?」
夏美「出てきましたの!なんですのコレ!?」スマホペチペチ
夏美「『ラブライブ!グループ対抗大食い大会がヒ ド す ぎ た !!』」
夏美「動画をまとめられてますの!」ポチッ
「東アジア人は全員fuckだ!!」
「こんな不味いハンバーガーを食べさせて!」
「手コキでフィニッシュさせてくれるダイヤさん!」
「う゛お゛みんと一緒に盛り上がってお゛え゛え゛え゛え゛え゛!!」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
「あっ!しずくちゃんのトレードマークの大きなお尻が丸出しに!」
「素手でいったー!素手でラーメンを鷲掴み〜!」
夏美「人種差別、特定会社(スポンサー)批判、下ャlタ、嘔吐、音滑р黶A恥部露出=Aお行儀悪すぎャGトセトラ…」
夏美「大・大・大炎上中ですの〜!!」
「東アジア人は全員fuckだ!!」
「こんな不味いハンバーガーを食べさせて!」
「手コキでフィニッシュさせてくれるダイヤさん!」
「う゛お゛みんと一緒に盛り上がってお゛え゛え゛え゛え゛え゛!!」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
「あっ!しずくちゃんのトレードマークの大きなお尻が丸出しに!」
「素手でいったー!素手でラーメンを鷲掴み〜!」
夏美「人種差別、特定会社(スポンサー)批判、下ネタ、嘔吐、音割れ、恥部露出、お行儀悪すぎエトセトラ…」
夏美「大・大・大炎上中ですの〜!!」
ウィーン「プロデューサー曰く、この炎上の責任の全ては、優勝者であるLiella!にある」
かのん「いや、私達、関係無…」
ウィーン「Liella!にある!!」
かのん「へぁっ…」
ウィーン「この炎上分の損害は、どんな手を使っても必ず返してもらうから、覚悟しておけ…以上!」
かのん「…わ…私達……」
かのん「どうなっちゃうの〜!?」
スレ立ってから十日も経ってから気づいて読んだけどクソワロタ
引き出しがすげーわ
面白かったおつ
かよちんを倒すのはスクールアイドルってオチは秀逸だった
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・彼方「愛ちゃんの愛トモに対抗して私もファンクラブ作ってみたよ〜」愛「へぇ、なんて名前?」
・AZUNAとかいうラブライブ史上ヒロイン力TOP勢のグループ
・ラブライブで2連覇したグループは無い←これさぁ
・ラブライブスーパースターがまさかの新グループの可能性
・ラブライブさん偶然にも虹ヶ咲のほぼ人気上位と下位を表紙でグループ分けする
・実はあんまり好きじゃないラブライブ!キャラクターいる?
・ラブライブ板の女コテ9人集めて最強のアイドルグループを作らないか?
・ラブライブ出場には「グループ名」が必要です!→Liella!に決定!
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