沖縄県の玉城デニー知事は16日午前、政府が秋田、山口の両県への地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画停止を決めたことに対し、「コストと期間を考えたら、辺野古の方がより無駄な工事ではないか」と述べた。名護市辺野古の新基地建設工事と対比し、政府の対応の違いを批判した。知事は続けて「普天間は即時閉鎖、返還、運用停止を」と強調した。
記者団の問い掛けに答える玉城デニー沖縄県知事=16日、県庁
県庁内で記者団の質問に答えた。
辺野古の新基地建設は軟弱地盤の改良工事が必要なことが判明し、当初計画から工期は埋め立て変更申請の許可が得られてからさらに12年、工期は2・7倍の9300億円に膨らんでいる。
知事は16日朝、自身のツイッターでも「建築のための予算、完成までの期間、工事のための技術開発、危険性の除去、それらの事実に鑑みれば米軍普天間基地は辺野古移設せず速やかに返還されなければ基地の負担軽減という当初の意図を果たせない」として「明快なご決断を」などと書き込んだ。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/586162
記者団の問い掛けに答える玉城デニー沖縄県知事=16日、県庁
県庁内で記者団の質問に答えた。
辺野古の新基地建設は軟弱地盤の改良工事が必要なことが判明し、当初計画から工期は埋め立て変更申請の許可が得られてからさらに12年、工期は2・7倍の9300億円に膨らんでいる。
知事は16日朝、自身のツイッターでも「建築のための予算、完成までの期間、工事のための技術開発、危険性の除去、それらの事実に鑑みれば米軍普天間基地は辺野古移設せず速やかに返還されなければ基地の負担軽減という当初の意図を果たせない」として「明快なご決断を」などと書き込んだ。
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