日本ラグビー協会の清宮克幸副会長(52)は28日、東京都内で記者会見し、国内プロリーグを
2021年に発足させる構想を表明した。ワールドカップ(W杯)日本大会の12会場を本拠地とするチームをつくる考えで、
トップリーグ(TL)のチームなどと交渉を進め、11月のW杯閉幕までに実現の可否を結論づけるとしている。
TLの運営はチケット販売などで収益を確保できず参加企業の資本に頼っているのが現状で、
日本協会も今年度予算が赤字見込みと財政は不安定だ。清宮副会長は競技力や人気の向上には
各チームが貪欲に収益を求めるプロ化が不可欠と判断。プロバスケットボールBリーグ創設に尽力した
境田正樹理事らでつくるプロジェクトチームを発足させた。
構想ではTLを廃止しプロとアマチュアを明確に分ける。プロリーグは20年度にプレシーズンを行い、21年度の開幕を見込む。
海外のトップ選手獲得による魅力向上や、アカデミー運営による地域密着なども進めて価値を生み出し、
放映権収入も伸ばすとする。
TLの16チームには概要を説明し複数のチームは前向きという。清宮副会長は「日本のラグビーを変えるにはプロ化しかない。
賛同者が集められれば実現できる」と話している。
記者会見でプロリーグの構想について説明する日本ラグビー協会の清宮克幸副会長(左)と境田正樹理事
ソース 毎日新聞 07/28 21:50
https://mainichi.jp/articles/20190728/k00/00m/050/167000c
2021年に発足させる構想を表明した。ワールドカップ(W杯)日本大会の12会場を本拠地とするチームをつくる考えで、
トップリーグ(TL)のチームなどと交渉を進め、11月のW杯閉幕までに実現の可否を結論づけるとしている。
TLの運営はチケット販売などで収益を確保できず参加企業の資本に頼っているのが現状で、
日本協会も今年度予算が赤字見込みと財政は不安定だ。清宮副会長は競技力や人気の向上には
各チームが貪欲に収益を求めるプロ化が不可欠と判断。プロバスケットボールBリーグ創設に尽力した
境田正樹理事らでつくるプロジェクトチームを発足させた。
構想ではTLを廃止しプロとアマチュアを明確に分ける。プロリーグは20年度にプレシーズンを行い、21年度の開幕を見込む。
海外のトップ選手獲得による魅力向上や、アカデミー運営による地域密着なども進めて価値を生み出し、
放映権収入も伸ばすとする。
TLの16チームには概要を説明し複数のチームは前向きという。清宮副会長は「日本のラグビーを変えるにはプロ化しかない。
賛同者が集められれば実現できる」と話している。
記者会見でプロリーグの構想について説明する日本ラグビー協会の清宮克幸副会長(左)と境田正樹理事
ソース 毎日新聞 07/28 21:50
https://mainichi.jp/articles/20190728/k00/00m/050/167000c