安倍晋三首相が憲法9条改正と平成32年施行の意向を表明した3日、次期衆院選での選挙協力を目指す民進、共産など4野党の幹部らは一斉に反発を強めた。
ただ、改憲阻止を結集軸とする選挙協力は、民進党にとっては「もろ刃の剣」でもある
3日に東京都内で開かれた護憲派集会。会場で記者団に囲まれた共産党の志位和夫委員長
「(改憲の是非が衆院選の)争点になる。安倍政権のもとでの憲法改悪はもってのほかだと4党が一致している。衆院選に向け選挙協力体制を早く作りたい」
自由党の森裕子参院議員は「安倍首相の存在そのものが違憲だ」と首相を切り捨て、社民党の吉田忠智党首も記者団に対し「私たち立憲4野党はしっかり受けて立ちたい」と足並みをそろえた
民進党の蓮舫代表は言葉の端々に歯切れの悪さをにじませた。
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