ウエスタンデジタルは、容量400GBを誇る、サンディスクブランドのmicroSDXCカード「サンディスク ウルトラ プレミアムエディション microSDXC UHS-I カード 400GB」を、日本で発売すると発表した。
発表当時は、microSDXCカードとして世界最大容量を誇っていた。
現在では、英Integral Memoryが容量512GBのmicroSDXCカードを2月より発売すると発表(世界最大512GBのmicroSDカード。英メーカーが発売参照)しているが、国内で販売されているmicroSDXCカードとしては、最大容量となる。
容量は16GB/32GB/64GB/128GB/256GBをラインナップし、販売価格はオープンプライス。税別店頭予想価格は、16GBが3,500円前後、32GBが6,500円前後、64GBが12,000円前後、128Gbが20,000円前後、256GBが35,000円前後。同じく2月8日より出荷開始となる。
最後に、microSDカードを装着してゲームを保存できる、任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」でもゲームの起動時間を計測してみた。
利用したゲームは、任天堂の「スーパーマリオ オデッセイ」で、ゲームの起動時間と、シーン切り替え時のロード時間を計測。
いずれも3回計測し平均を出している。また、こちらもmicroSDカードには、サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GBとサンディスク ウルトラ プラス 64GBを利用し、内蔵ストレージ利用時と合わせて計測を行なった。
Nintendo Switchでの起動時間検証
スーパーマリオ オデッセイ 起動時間 内蔵ストレージ 26.6秒
サンディスク ウルトラ プラス 64GB 27.8秒
サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GB 27.8秒
スーマーマリオ オデッセイ シーン切り替え時間(海の国からキノコ王国へ移動) 内蔵ストレージ 12.8秒
サンディスク ウルトラ プラス 64GB 14.1秒
サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GB 13.9秒
結果を見ると、内蔵ストレージが最も高速だったが、サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GBとサンディスク ウルトラ プラス 64GBの間にはほとんど差がなかった。
任天堂は、Nintendo Switchで利用するmicroSDカードとして、UHS-I対応かつ読み込み速度が60〜95MB/sの高速なものの利用を推奨している。
今回利用したmicroSDカードは、いずれもUHS-I対応だが、サンディスク ウルトラ プラス 64GBは読み込み速度が最大48MB/sと基準を満たしていない。
ただ、PCで速度をチェックしてみると、シーケンシャルリードは80MB/sを大きく上回っており、サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GBと大きく速度は変わらない。
そのため、起動時間やシーン切り替え時のロード時間に差がなかったものと考えられる。また、Nintendo SwitchではA1対応による違いも、ほぼないものと考えて良さそうだ。
ただ、Nintendo Switchのゲームでは数GBを超える比較的大容量なものが多く、内蔵ストレージも32GBしかないため、多くのゲームをインストールしたりスクリーンショットを大量に保存していると、
簡単に内蔵ストレージが容量不足となる。そのため、400GBという大容量は大きな魅力となりそうだ。
今回の検証で、A1対応による成果はそれほど大きくないように思われる。
ただ、400GBという大容量モデルが追加されたこと、そして16〜256GBモデルも従来モデルより高速となり、A1に対応したことで、より魅力が高まったと言って良いだろう。
スマートフォンやNintendo Switchなどのメモリ強化用途として、広くおすすめしたい。
ちなみに、サンディスクの製品では、並行輸入品が安価に販売されている例がよく見られる。
しかし、それら並行輸入品は国内での保証が受けられないばかりか、異常に安価に販売されているものは偽造品の可能性もある。
サンディスクのmicroSDカードに付帯する無期限保証や10年保証が有効となるのは、国内正規販売モデルのみだ。そのため、多少高価でも国内正規販売モデルを購入するようにしたい。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1105354.html
世界最大512GBのmicroSDカード。英メーカーが発売
英Integral Memoryは22日(現地時間)、世界最大容量を謳う512GBのmicroSDカードを発表した。2月より発売する。
microSD Class 10、Video Spped Class 10(v10)、UHS-Iに対応。最大読み込み転送速度は90MB/s。SDカードアダプタが付属する。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1102466.html
発表当時は、microSDXCカードとして世界最大容量を誇っていた。
現在では、英Integral Memoryが容量512GBのmicroSDXCカードを2月より発売すると発表(世界最大512GBのmicroSDカード。英メーカーが発売参照)しているが、国内で販売されているmicroSDXCカードとしては、最大容量となる。
容量は16GB/32GB/64GB/128GB/256GBをラインナップし、販売価格はオープンプライス。税別店頭予想価格は、16GBが3,500円前後、32GBが6,500円前後、64GBが12,000円前後、128Gbが20,000円前後、256GBが35,000円前後。同じく2月8日より出荷開始となる。
最後に、microSDカードを装着してゲームを保存できる、任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」でもゲームの起動時間を計測してみた。
利用したゲームは、任天堂の「スーパーマリオ オデッセイ」で、ゲームの起動時間と、シーン切り替え時のロード時間を計測。
いずれも3回計測し平均を出している。また、こちらもmicroSDカードには、サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GBとサンディスク ウルトラ プラス 64GBを利用し、内蔵ストレージ利用時と合わせて計測を行なった。
Nintendo Switchでの起動時間検証
スーパーマリオ オデッセイ 起動時間 内蔵ストレージ 26.6秒
サンディスク ウルトラ プラス 64GB 27.8秒
サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GB 27.8秒
スーマーマリオ オデッセイ シーン切り替え時間(海の国からキノコ王国へ移動) 内蔵ストレージ 12.8秒
サンディスク ウルトラ プラス 64GB 14.1秒
サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GB 13.9秒
結果を見ると、内蔵ストレージが最も高速だったが、サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GBとサンディスク ウルトラ プラス 64GBの間にはほとんど差がなかった。
任天堂は、Nintendo Switchで利用するmicroSDカードとして、UHS-I対応かつ読み込み速度が60〜95MB/sの高速なものの利用を推奨している。
今回利用したmicroSDカードは、いずれもUHS-I対応だが、サンディスク ウルトラ プラス 64GBは読み込み速度が最大48MB/sと基準を満たしていない。
ただ、PCで速度をチェックしてみると、シーケンシャルリードは80MB/sを大きく上回っており、サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GBと大きく速度は変わらない。
そのため、起動時間やシーン切り替え時のロード時間に差がなかったものと考えられる。また、Nintendo SwitchではA1対応による違いも、ほぼないものと考えて良さそうだ。
ただ、Nintendo Switchのゲームでは数GBを超える比較的大容量なものが多く、内蔵ストレージも32GBしかないため、多くのゲームをインストールしたりスクリーンショットを大量に保存していると、
簡単に内蔵ストレージが容量不足となる。そのため、400GBという大容量は大きな魅力となりそうだ。
今回の検証で、A1対応による成果はそれほど大きくないように思われる。
ただ、400GBという大容量モデルが追加されたこと、そして16〜256GBモデルも従来モデルより高速となり、A1に対応したことで、より魅力が高まったと言って良いだろう。
スマートフォンやNintendo Switchなどのメモリ強化用途として、広くおすすめしたい。
ちなみに、サンディスクの製品では、並行輸入品が安価に販売されている例がよく見られる。
しかし、それら並行輸入品は国内での保証が受けられないばかりか、異常に安価に販売されているものは偽造品の可能性もある。
サンディスクのmicroSDカードに付帯する無期限保証や10年保証が有効となるのは、国内正規販売モデルのみだ。そのため、多少高価でも国内正規販売モデルを購入するようにしたい。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1105354.html
世界最大512GBのmicroSDカード。英メーカーが発売
英Integral Memoryは22日(現地時間)、世界最大容量を謳う512GBのmicroSDカードを発表した。2月より発売する。
microSD Class 10、Video Spped Class 10(v10)、UHS-Iに対応。最大読み込み転送速度は90MB/s。SDカードアダプタが付属する。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1102466.html