45698Nishituki
Wiiの2四半期累計ソフト販売の半分にも達してないんですよね。
[GameRant: Switch Declared GameStop’s ‘Most Successful Nintendo Launch Ever’]
米ゲーム店チェーン、GameStopのCEOであるPaul Raine氏がNintendo Switchは任天堂のゲーム機史上「最速」の出足で、“任天堂の(ゲーム機)ロンチで最も成功した物になった”とコメントしたという。
前年同月比のハード売り上げは14.8%増加しアタッチレートは5…
何とかで一番の成功とか最速とかそういうのは大概変な限定条件がついているものですが…
ともあれ、このニュースでもってニシくんが“何故ニシッチは勝利したのか、ソニーガー”しているようなので、
[任天堂:平成30年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)](pdf)
Nintendo Switchの発売から2四半期累計時点での販売(出荷)台数は470万台(内米大陸195万台)、ソフトは1360万本(内米大陸649万本)。
このソフトの本数は同梱版…はこの時点だと多分ニシッチでは出していないので考慮の外に置くとしても、DL版も含んでいるのでアタッチレートが5本になる訳ないんですよね。
[任天堂: 平成19年3月期 決算短信 / 平成17年3月期 決算短信](pdf)
Wiiロンチから2四半期後の決算発表から10年以上経ちましたね…
Wiiの2四半期累計出荷台数は584万台(内米大陸237万台)、ソフトは累計2884万本(内米大陸1449万本)。
知っての通り…って知ってる人も減ってきていそうですが、海外のWiiには全数にWiiスポォが同梱されていた為、その分出荷数は割り引いて考える必要があります。
が、割り引いてもWiiの方が台数も多ければアタッチレートも高いという。
しかも当時はDL版がないんだから、ゲーム店にとってはソフトが尚更売れている筈なのですが。
ニンテンドーDSのロンチから2四半期め時点での累計出荷台数は527万台(内米大陸219万台)、ソフトは累計1049万本(内米大陸475万本)。
こちらは当初のソフトの動きが鈍い印象ですが、DSの場合はLite辺りからの知育ブームの勢いが凄かったですし。
ともあれ、持ち上げているような内容はGameStop限定でごく限られた範囲の事象を除けば事実ではないとは言えそうです。
ただ、思ったより売れている印象でもあるんですけどね、海外では携帯機市場ガー言う人もいますが、PS4より高い上に任天堂専用に近いプラットフォームでこれならパフォーマンスはあるとも言えるのかもしれません。
つまりPSP3(仮)があった方が盛り上がる…ニシくんもヒートアップしてぐにゃぐにゃ曲がり始めそうですよね、という話に繋げる事が出来るのです。