■幸福の科学学園予定地で住民が反対デモ・大津市に不服申立てへ
滋賀県大津市・仰木の里ですでに建設工事が始まっている「幸福の科学学園関西校」をめぐって11月26日、建設に反対する周辺住民が予定地周辺でデモ行進を行いました。
主催者発表によると約100人の住民が参加。「幸福の科学学園建設反対!」「子どもたちに安心な未来を!」「仰木の里の景観を守ろう!」などとシュプレヒコールを挙げました。
住民は、大津市建築審査会に学園の建築確認の取消を求める審査請求を12月に行う予定で、そのための署名活動では「2000筆を超えそうな勢い」
■約100人が参加し、教団支部の前も行進
幸福の科学学園は11月1日に施設建設が着工しており、
>>999 反対する住民のデモは11月5日に続き2度目です。建設予定地周辺の1自治会からなる「仰木の里まちづくり連合協議会
(まち連)」によると、参加者は前回と今回ともに約100人。いずれも
>>998 「守ろう仰木の里 建設反対 未来への絆 まち連」の横断幕を掲げての行進でした。
1回目のデモでは建設予定地周辺と近所の住宅地をの約4kmを1時間半かけて行進したのに対して
>>997 、2度目の今回は隊列を2コースに分け、それぞれ4〜5kmを1時間半〜2時間
かけて行進しました。今回のデモコースには、
>>996 建設予定地周辺やJRおごと温泉駅のほか、学園の建設予定地近くに新たにオープンした幸福の科学新湖西支部も。
まち連関係者は、今回のデモの手応えをこう語ります。「わざわざご自宅から出て来て下さり声を掛けて頂いたり、手を振って下さったり、沢山の住民の方の想いを体感することができ、
成果があったのでは。仰木の里の街の絆を実感した」
>>995 「シュプレヒコールもアドリブ続出で、お天気にも味方され、気持ちよく思いを伝えることができた。
車で過ぎる方が手をふってくれたり、激励をもらった」「幸福の科学の湖西支部前では、スーツ姿の男性が(たぶん幸福の科学の方)
>>994 デモを偵察にきたり、
ビデオ撮影をつづける職員も。どちらも堂々と住民と向かい合えない、どこか情けない姿に見えた」「この問題に関する情報を全く知らされていない自治連合会加盟の住民の方に
も、
>>993 まだ幸福の科学学園の開校が決定したわけではないということを知ってもらうことができた」
■大津市の建築確認について不服申立てへ
まち連では、すでに着工されている幸福の科学学園の施設について、「建設予定地の地盤の安全性を確認しないままの(大津市による)建築確認は違法・不当性が疑われるため、
不服申立を行います」として、大津市建築審査会に対し建築確認の是非を問う審査請求を行う予定です。現在、大津市民を対象として弁護団宛の委任状への署名を集めて
おり(11月30日締切)、関係者によると「2000筆を超える勢い」で集まっているとのことです。年内のデモは今回が最後となり、12月に署名を携えて大津市建築審査会
■関連報道で教団が宝島社に抗議
関係ないですが、隣のページに本紙でお馴染み村田らむ氏の(月刊宝島1月号)なお、この学園建設問題を、今月発売の『月刊宝島』(2012年1月号)が特集記事
<日本「タブー」地帯>で報じました。これに対して幸福の科学は、発売日の前日に早くも宝島編集部に対して「なぜうちに取材せずに書くのか」と抗議しています。
記事を担当したフリーライターの藤倉善郎氏は、こう説明します。「こちらの取材で事実であると確認できることだけを記事にしている以上、とくだん教団への確認を要する
ことはなかった。こちらで事実と確認できたことを記事にする場合も、いちいち教団にお伺いを立てないといけないのか?」(藤倉氏)宝島に対して「なぜうちに取材しない
で書くのか」と抗議している幸福の科学は、オバマ大統領、金正日、小沢一郎、文鮮明といった存命中の人物の霊言を勝手に出版しています。
■安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様=衆院選候補者も多数が役員に
安倍晋三首相の妻・安倍昭恵氏が宗教がらみのイベントの名誉顧問を務めている問題で、同イベントの実行委員長で「不二阿祖山太神宮」の大宮司を名乗る人物が、
実は設立たった8年の新興宗教の教祖だったことがわかりました。このイベントで70人近い現役国会議員のほか首長や地方議員が顧問などを務め、多くの行政機関が
後援についていることなどを、9月25日に『日刊ゲンダイ』が報じていました。不二阿祖山太神宮は、トンデモ偽書「宮下文書」に基いて古代富士王朝の中心であった
今日から始まった衆院選の立候補予定者もたっぷり混じってますよ」などと語っています
「不二阿祖山太神宮」の再建を目指す宗教団体。この宗教団体の背景や「宮下文書」について情報収集にのめり込みすぎた本紙・藤倉善郎総裁は、1