2018年7月17日16時56分
15日に亡くなった俳優の生田悦子さんが出演していたフジテレビのバラエティー番組「欽ドン! 良い子悪い子普通の子」
(欽ドン)で司会を務めた萩本欽一さん(77)が15日、朝日新聞の取材に応じた。萩本さんの談話は以下の通り。
→俳優の生田悦子さん死去、71歳 「白い巨塔」など出演
◇
「コント55号」の映画での共演がきっかけで、欽ドンに出てみないかと声をおかけした。生田さんは「コメディーに出たことはないけど、せっかく声をかけていただいたので」と、
快諾してくださった。当時は女優さんというと遠い存在でしたが、友達のようにニッコリと笑顔で声をかけてくださる姿が印象的でした。
欽ドンでは、コントの経験がないことをとても心配されていました。コントはほとんどがアドリブなのに、
生田さんは何時間もかけて流れを確認し、練習する姿が印象的でした。「根性が座った人だな」と、思っていました。
番組のディレクターには「『欽ドン』大好き」と言ってくださっていたと聞いています。もう一度、生田さんにお会いできるなら、その言葉を直接、聞いてみたかった。
私の方も、「『欽ドン』に出てくれてありがとうございました」と、お礼を言いたかった。直接、言えなくて、すみませんでした。
https://www.asahi.com/articles/ASL7K5GRYL7KUCVL02X.html