12分間ドラム式洗濯機に洗われた猫──「脚をガラスに押し付けて回転していたんです」飼い主
必死に助けを求めるも…
2歳になる猫のオスカーは、おそらく寝心地の良い場所を探していたのだろう。
まさか、自分をかわいがってくれているはずの主人を前にして、自分がドラム式洗濯機で洗われることになるなんて──しかも、洗剤入りで。
スペイン「バングアルディア」紙によれば、オーストラリアのクイーンズランド州に住むアマンダ・メレディスは、夫のアンジェロが
ベッドシーツを洗濯機に入れてスイッチを入れた直後、猫の鳴き声を聞いたという。
だが、食器棚のほうに猫がいるのだろうと思ったアマンダは、そのまま洗濯物を干しに行った。
ところが、彼女が部屋に戻ってきてもまだ鳴いている。何だか様子がおかしい。
そこでアマンダが洗濯機を覗き込むと、そこにはお湯と洗剤にまみれた愛猫の姿が……。
「かわいそうに、オスカーは脚をガラスに押し付けて回転していたんです。私のほうを見ながら」
アマンダは、オーストラリアのニュースメディア「ABCサンシャイン・コースト」にそう語った。
「悲劇だったわ」洗濯機が排水し、ドアのロックが外れるまでに2分かかった。
アマンダがオスカーをすぐに獣医のもとへ連れて行くと、抗炎症性の薬を投与され、病院で24時間を過ごした。
彼は洗濯機のなかで泡だらけになり、ドラムに打ちつけられたにもかかわらず、奇跡的に生還した。
しかも「とても柔らかく」なって。アマンダによれば、オスカーは家に帰ると7日間はぐっすり寝ていたという。
獣医によれば、こうした事件は珍しいことではないという。
涼しい時期(現在オーストラリアは冬)、猫にとって隠れることができる場所は、昼寝をするのに暖かくて完璧な場所なのだ。
九死に一生を得たオスカーだが、この経験はトラウマになっているようだ。アマンダはこう話す。
「たぶん、彼はPTSD(心的外傷後ストレス障害)か何かになっているみたい。洗濯機の扉の前に座って、回転するのを見ているのよ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0a17f4c0578f4e3583e78779b2980e8c9690778
https://courrier.jp/news/archives/204698/
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