流通
2025年2月9日 12:00 PM
駅売店として国鉄時代から馴染みのあるJR駅の「キヨスク」が、道内で“風前の灯”状態になっている。2025年2月16日(日)に、JR新 札幌駅( 札幌市厚別区)改札前にある「キヨスク新札幌店」が閉店、残りは、JR札幌駅の2店舗になるからだ。
ピーク時の1990年には、道内に約280店舗があったというから、35年で99%が消えた。「キヨスク」は、運営するJR北海道フレッシュキヨスクの社名だけになってしまうのか。(写真は、2025年2月16日に閉店する「キヨスク新札幌店」)
「Kiosk(キヨスク)」は、財団法人鉄道弘済会が、1973年に駅売店の愛称を決めるにあたり、駅・街頭での新聞雑誌売り場として国際的に使用されているKIOSKを引用、
本来は、キオスクと発音するが、それにキヨク(清く)のイメージと、キヤスク(気安く利用してもらいたい)を兼ねて、「キヨスク」となった経緯がある。
1987年の国鉄分割・民営化に伴って、全国6社に分かれ、北海道は、「北海道キヨスク」が運営する体制になった。当時、駅構内売店といえば「キヨスク」で、ピーク時には282店舗あったが、
徐々に数が少なくなり、北海道キヨスクがセブン-イレブンのフランチャイジーになってFC展開を開始すると、「キヨスク」の閉店スピードは一層早まった。
そして今回、
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