アメリカの動画配信大手のネットフリックスは、先月までの3か月間の決算を発表し、会員数が世界で大幅に増加したことで、去年の同じ時期に比べて売り上げが27%増えましたが、制作費が膨らんだことなどから利益は落ち込みました。
アメリカの動画配信大手、ネットフリックスは、インターネットでドラマや映画などの動画配信サービスを定額で提供していて、17日、去年10月から先月までの3か月間の決算を発表しました。
それによりますと、売り上げは41億8700万ドル(4500億円余り)で、去年の同じ時期に比べて27.4%増えました。
一方、最終的な利益は1億3400万ドル(約146億円)で、去年の同じ時期に比べて28%減りました。
これは、オリジナル作品の制作費などのコストが膨らんだためです。
会員数は、世界で約1億3900万人となり、この3か月間で880万人の大幅な増加となっています。
アメリカ経済をけん引してきた、グーグルやアマゾン・ドット・コム、アップルなどIT関連企業の決算は、今回のネットフリックスを手始めに、来月初めにかけて相次いで発表されます。
2019年1月18日 8時27分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190118/k10011782101000.html