
東電小売子会社が債務超過 67億円、燃料高騰打撃
東京電力ホールディングス(HD)は29日、電力の小売子会社「東京電力エナジーパートナー(EP)」が、6月末時点で約67億円の債務超過に陥ったと発表した。液化天然ガス(LNG)や石炭など燃料価格の高騰による電気調達費用の増加が打撃となった。東電HDは子会社の増資も含めて検討し、財務健全化に取り組む。
東電EPは2015年に設立され、東電HDが全額出資する。債務超過になるのは設立以来初めて。東電EPの22年3月末時点の純資産は735億円だったが、22年4~6月期決算で908億円の経常損失を計上し、債務超過に転落した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dabc80db3c20045979aa72bedb34a5da9a6915d9