ロシアによる軍事侵攻が続く中、岸田総理大臣は、6月下旬にスペインで開かれるNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席する方向で調整を進めています。
ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始して100日が経過し、政府は、アメリカなどと足並みをそろえて、ロシアに対する経済制裁やウクライナへの支援を継続するとともに、アジアなど各国に連携を働きかけています。
岸田総理大臣は、6月26日からドイツで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議に出席することにしていて、これに続けて、スペインで開かれるNATOの首脳会議にも出席する方向で調整を進めています。
日本の総理大臣がNATOの首脳会議に出席すれば初めてのことになります。
岸田総理大臣としては引き続き、加盟国などと連携してウクライナ情勢への対応にあたる考えを示すとともに、
中国や北朝鮮の動向も念頭に、いかなる地域でも力による一方的な現状変更を認めないとする立場や、防衛費の増額など日本の防衛力を抜本的に強化する方針を説明したい考えです。
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