朝鮮学校への補助金停止に反対する声明を出した全国の弁護士会に大量の懲戒請求が出された問題を巡り、
懲戒請求で精神的苦痛を受けたとして、札幌の弁護士3人が道内の請求者49人に慰謝料など
計1650万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審は26日、札幌高裁(大竹優子裁判長)で、
弁護士側と請求者18人との和解が成立した。
残る31人との訴訟は分離し、改めて結審した。判決は7月28日。
懲戒請求はインターネット上の特定のブログ運営者の呼び掛けで行われた。
和解条項では、請求者側が「懲戒請求を深く反省して真摯(しんし)に謝罪」し、今後も含めて差別的な活動を一切支持しないことを確認。
昨年10月の一審判決を受けて請求者側が支払った約100万円を、和解金として扱う。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/685975