菅首相“勝負の1週間”25日から予算委、論戦ポイントは?
24日 16時11分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4181821.html
国会では25日から今年度の補正予算案の本格審議が衆議院の予算委員会で始まります。注目される論戦のポイントについて、政治部官邸キャップの後藤俊広記者の報告です。
予算委員会で注目されるのは2人の人物の答弁です。1人は菅総理大臣、そしてもう1人がワクチン接種の調整役を担う河野行革担当大臣です。
「残余の質問については、関係大臣から答弁をさせます」(菅首相〔参院本会議・21日〕)
先週の各党による代表質問では、“質問に対する菅総理の答弁が短い”として野党側が“非常に不誠実”などと抗議しています。総理周辺は、答弁について「回答漏れなく、端的に答えることを意識している」と語ります。
確かに菅総理は国会答弁が得意とは言えず、“守りの姿勢”に徹する戦略が窺えます。しかし、来月7日に期限を迎える11の都府県に出されている緊急事態宣言の扱いをどうするかなど、今後のコロナ対応についてより具体的な答弁を求められることも予想されます。菅総理の答弁力が問われる“勝負の1週間”となりそうです。