
「空手発祥の地」としてのプライドを持つ日本、特に沖縄出身者には、それこそ特段の意味が加わる。
空手は琉球王国時代の沖縄で誕生し、日本本土から世界に広まった。
沖縄で生まれて、今も沖縄で練習を続ける喜友名が言う。
「僕たちは普段の生活、練習から沖縄の風土を感じている。全てが本物だ。自分たちが空手というスポーツの本家だという強い気持ちがある。それを五輪という最高の舞台で示したい」
来夏の東京五輪は、喜友名にとって空手家として、出身の沖縄在住者として、自らのアイデンティティーの証明の場でもある。
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